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自分でできる浮気調査とその限界、探偵が行う調査や料金体系を知る

浮気調査を行う素人女性

お互い惹かれあったパートナーの裏切り行為である浮気は、たいへん辛く、平穏だった生活を大きく揺るがしてしまうものです。旦那さんや彼氏の浮気が疑惑のままなら、思い悩まずはっきりさせて、その後の関係を修復する、別れるなど、未来への行動に移りたいとい願う人も多いでしょう。この記事では、パートナーの浮気調査について、自分で行う方法、専門家である探偵や興信所に依頼する方法や注意点について紹介します。

パートナーに浮気の疑い? 兆候をチェック

浮気の疑いがあり、その確証がない状況では、まずは冷静になることが重要です。熱くならずに、じっくりと相手の様子を観察し、記録していくことが将来のためになります。では、浮気の兆候を捉えるためにチェックすべき点を見ていきましょう。

疑っていることは悟られないように

パートナーが浮気をしていると思うと、いても立ってもいられず、頭に血が上って質問攻めしたくなるかもしれません。しかし、単なる勘違いの可能性もありますので、その後の関係を考えると、明らかな証拠もないのに疑い、攻め立てるのは得策ではありません。まずは相手を信じるつもりで冷静になって、普段と同じように接するようにしましょう。そのうえで淡々と調査をし、証拠を固めていくことをおすすめします。 

初期段階で波風を立てなければ、相手の潔白が証明された場合にこれまでと変わらぬ生活をおくれます。万一浮気の証拠が見つかった場合でも冷静になり、関係を構築する、別れるといった事後の行動を落ち着いて判断することが肝心です

生活サイクルをチェック

浮気の兆候をとらえる基本は、普段の生活サイクルのチェックです。パートナーの日々の行動に変化がないか、毎日気になったことをこつこつメモしておきましょう。しっかりメモを取っていくことは、行動パターンの変化に敏感になれるだけでなく、万が一浮気が発覚し、争うことになった際に、証拠と関連づける情報として有効活用できる可能性もあるからです。

朝起きてから、出かけるまでの間や、帰宅してから寝るまでにどんなことをしているか、夫の行動をさりげなくチェックしておいて、毎日メモしておきましょう。週ごとや月ごとの行動パターンを知っておけば、残業で帰りが遅くなったり、休日出勤が増えたり、出張の回数が増えたり、急に身なりを気にするようになるなど、相手の変化に気がつきやすくなります。

スマホの使い方をチェック

浮気相手との連絡をスマートフォンのアプリで行うケースは多いと思います。いままでは無造作に置いていたスマホを常に身近に持つようになったり、仕事用だと普段とは別のスマホを持つようになったりしたら、何か隠し事をしていると考えていいかもしれません。スマホの使い方に注目しておきましょう。

例えば、画面がロック状態でも、設定の変化を確認できる方法として、LINE(ライン)のメッセージ通知があります。これまでメッセージの内容が通知メッセージに表示していたのに、ある日から通知を表示しなくなった、といった場合は、不倫相手などとの秘密のやりとりを隠すために設定を変更した可能性が高まります。普段からLINEのメッセージ通知が入ったときの振る舞いをさりげなく確認しておきましょう。あくまでもさりげなく、というのがポイントです。

身なりや匂いをチェック

浮気相手に合わせて、パートナーの趣味嗜好に変化が訪れることもあります。いままであまりおしゃれに興味なかったのに、急に服やヘアスタイル・ヘアカラーにこだわるようになったり、もともとおしゃれなほうだけれど、趣味がガラリと変わったりしたときも要注意です。さらに、浮気相手との肉体関係に及ぶなら、下着にも気を遣うはずです。見慣れない服や下着がないか、旦那さんのクローゼットをチェックしておきましょう。

また、匂いの変化もチェックポイントのひとつと言えます。帰宅時にいつもと違う香水やシャンプーの香りがしたら、それは浮気相手との行為での移り香か、どこかでシャワーを浴びてきたからかも……。自分の匂いについては意外に無頓着な男性も多いようですので、毎日帰宅後、お風呂に入る前にさりげなく近づいてチェックしてみてください。

自分でできる浮気調査

浮気の証拠例

普段から行動パターンをチェックしてみて、「どうしても怪しい」と思えるようになったら、少し踏み込んで浮気の調査をしたくなるはずです。浮気を許す・許さないに関わらず、自分の気持ちを整理するためには証拠をつかんでおくことは必要です。ここでは、自分でチェックできる方法や、調査にあたっての注意点を紹介します。

車をチェック

旦那さんが普段車に乗っているなら、浮気相手を乗せてドライブに行く可能性は高いです。ドライブだけならいいけれど、そのままラブホテルに寄っていけない行為に及んでいるかもしれません。車の中をチェックし、夫婦で行ったことのないレストランや、カップルでの買い物が想定されるレシートなどを探してみましょう。もし見つけたら、持ち出さずにスマホで写真におさめておきます。

車内の物証以外にも、カーナビの検索履歴やドライブレコーダーの内容もチェックしましょう。カーナビは起動させれば目的地を設定した履歴が確認できます。身に覚えのない行き先があった場合は、やはり画面をスマホで写真に収めておきます。

ドライブレコーダーでは、メモリーカードに車外の様子や車内の音声が記録されています。普段から定期的にメモリーカード抜いて、パソコンにバックアップをとっておくといいでしょう。メモリーカードの外し方がわからない場合は、レコーダーの機種名をネットで検索して操作マニュアルなどの資料をあたってみましょう。くれぐれも無理に抜き取ろうとして壊してしまわないように注意してください。

財布やかばん、服のポケットをチェック

旦那さんの財布やスーツケース、服のポケットにも不審な買い物のレシートが入っている可能性があります。レシートを見つけたらやはりスマートフォンのカメラで撮影しておきましょう。レシート以外にも、自分が知らないショップのポイントカードなどもあわせて撮影しておきます。あとからお店の名前でネット検索して、どんなお店かを調べます。

もし来店の記録が書かれたポイントカードであれば、日付の部分も写真におさめておきます。レシートや領収書にも日付があるはずです。毎日の行動メモとあわせてあとから付け合わせすると意外な事実が見つかるかもしれません。

クレジットカード明細をチェック

もし自宅にパートナーが使ったクレジットカードの明細が届くようなら、レシートや領収書同様に必ず写真におさめておき、その内容をくまなくチェックするようにしましょう。夫婦で行ったことのないレストランや、アクセサリーショップやケーキなどのプレゼントを買った形跡があるなら要注意です。

パソコンをチェック

自宅のパソコンを夫婦で共有しているなら、Webブラウザの履歴をチェックしてみましょう。ここでも、浮気相手との密会場所のホテルやレストランや、プレゼントするアイテムを探していないかなどの行動を確認します。ただし、調査は秘密裏に行う必要があるため、履歴を見るだけで、同じWebブラウザでのアクセスは控えましょう。たとえ見たとしてもその履歴を削除するなど、調べた痕跡を残さないような配慮が必要です。

履歴を残さないようにするには、履歴から見たいページのリンクを右クリックしてアドレスをコピーし、自分のスマホにメールするなど、ほかのブラウザからアクセスするように工夫しましょう。リンクのコピーの仕方がわからない場合は、とりあえず履歴のページをスマホで写真に収め、あとからページのタイトルなどを元に検索して調べてみましょう。

パソコンを調べるときに注意したいのは、メールやFacebook、Instagram、LINEなど、個人のアカウント認証が必要なサービスを覗き見することです。いずれも交友関係から浮気の証拠を見つけやすい場所ではありますが、利用者の許可なく覗き見することは、プライバシーの侵害となり、後々争うことになった場合、逆に訴えられてしまう危険性もあります。見たい気持ちはわかりますが、そのあとのリスクをよく考えて行動してください。

スマホをチェック

スマホは最もプライベートな情報が詰まっているため、浮気の証拠を捉えやすい場所であります。だだしこちらも本人の同意がない場合は覗き見することはできません。たとえ配偶者同士であっても、自分以外の人のアカウントになりすまして利用することは不正アクセス禁止法に反します。違反者は3年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられます。

旦那さんがスマホに夢中になっている肩越しにさりげなく見るか、先にあげたようにロック画面の通知など、不正ログインをせずに調査できる方法にとどめておくのが無難です。

パソコンもスマホも、情報の宝庫でありますが、一方で、こちらが調べた痕跡が残りやすいという性質も持っています。プライバシーの侵害など、法的な問題になったときに言い逃れができなくなる可能性が高まるリスクがあることは忘れないでください。

GPS端末をセットする

旦那の行き先を調べたいなら、位置情報を記録するGPS端末や機器を、車に設置するという方法もあります。位置情報の記録だけでは浮気の証拠にはなりにくいですが、ラブホテルに立ち寄った、あるいは浮気相手の自宅近くに行ったなどの行動と、別の証拠を関連づけることは可能です。

しかしながら、GPS端末を仕掛けていることが旦那さんにもし見つかってしまった場合は、その後の関係や調査に大きな支障をきたしますので、よほど機器の取り扱いに慣れている場合以外にはあまりお勧めはしません。また、もしも行き先がホテルだとわかったからといって、そこに乗り込むのは危険です。あくまでも証拠固めを補助するひとつのツールとしてとらえておくといいでしょう。

ボイスレコーダーをセットする

ドライブレコーダーの記録をチェックするように、夫婦で共有している車や自宅にボイスレコーダーを仕掛けておくという方法もあります。これも見つかるリスクが高いためあまりおすすめできません。たとえば、旦那さんのスーツケースなど、自分の所有物や夫婦の共有物でないものに仕掛けることは、プライバシーの侵害になりかねません。もし旦那さんと別居中だったり、結婚していない恋人同士だったりした場合、相手型の住居に許可なく、ボイスレコーダーやGPS端末などの機器を設置することも不法侵入などの違法行為とみなされる場合があります。

浮気の疑念が確信になったら、そのあとどうする?

浮気の疑念が確信にかわった主婦

浮気の疑念が確信に変わってしまった場合、どうすればいいのでしょうか? 関係の修復を考えるか、別れるか、いずれにしてもそのままにはしておけないので次の行動に移る必要があります。パートナーの浮気に対してどう対処するか考えておきましょう。

復縁を考える

婚姻した夫婦の場合、子供や住居、経済的な問題など、離婚についてはさまざまな懸念点が生じます。あくまでも浮気で、相手に対してけして本気ではなく、一時の気の迷いによる出来心かもしれません。しっかりと話し合いをして、お互いの気持ちを改めて確かめ合い、いっしょに前に進んでいくことを選ぶのもいいでしょう。

相手が浮気を認め、復縁をする場合は、今後同じようなことはしないことや、もししてしまった場合の対応については夫婦間で契約書を交わしておくことをお勧めします。次は離婚するのか、その場合は財産や慰謝料をどうするのかを定めるようにしましょう。相手がきちんと反省をし、もう1度やり直したいと考えるならこうした契約は交わせるはずです。

別れるという選択

旦那の浮気によって傷つき、どうしても許せない……、修復を試みたが相手が反省をしているとは思えない……といった考えの先には、離婚するという選択もあります。離婚はいまでは珍しいことではなく、知り合いの離婚の話を多く耳にすることもありますね。しかしながら、離婚後の経済的な自立が不安だったり、もし2人の間に子供がいる場合はその将来も心配だったりして、なかなか踏み切れないという気持ちもわかります。子供が成人になるまでは我慢して婚姻関係を続けたり、あるいは生活費の工面をしてもらいながら別居をしたりといった選択をする人もいます。

婚姻関係にある2人の間には、さまざまな法律上の効果が生じます。きっぱり離婚する、となったら財産分与や慰謝料、子どもがいるなら養育費などについて、法的な取り決めをすることになります。場合によっては相手と争いになり、白黒はっきり決着をつけるために交渉をしていく必要に迫られるでしょう。

交渉においては、相応の証拠が必要

復縁する、別居する、あるいは離婚するにしても、相手が非を認め、その後2人の間に取り決めをしていくことが重要です。相手が法的に非を認めるために必要なのが、「不貞行為の証明」をすることです。不貞行為というのは、自由な意思に基づいて、配偶者(婚約・内縁関係も含む)以外の異性と肉体関係を持つことです。

民法第770条第1項において離婚の理由になり、不貞行為をしたものは慰謝料請求を受けるというペナルティが課されると解釈されています。結婚している場合、ほかの相手と肉体関係を持つ代償は大きいのです。なお、婚姻または婚約関係にない独身カップルの浮気に対しては、不倫や不貞行為という言葉は使わず、慰謝料請求は生じません。

不貞行為を法的に証明するには、旦那さんと浮気相手の間に肉体関係があった証拠を手に入れる必要があります。決定的な証拠とは、2人がホテルや相手方の住居に入るときと出るときの写真や動画です。残念ながら、道端で手をつないでいる、キスをしている、ハグをしている、といった写真や動画だけでは肉体関係そのものの証明にはなりません。先に挙げたGPSの記録やボイスレコーダーの音声も同じ理由でそれだけでは証拠と認められない場合も多いです(決定的な証拠を裏付ける状況証拠としては利用できます)。

探偵への浮気調査依頼

車内から浮気の証拠を撮影する探偵

自分で行う浮気調査方法を振り返ってみると、気付かれないように記録する、痕跡を残さない、プライバシーに配慮する、など細心の注意が必要で、少し面倒に感じたのではないでしょうか? ましてや2人がホテルに入る・出る場面を写真に収めるというのは、よほど相手が開き直っていないかぎり難しいでしょう。離婚や慰謝料請求を優位にすすめる証拠を得たい場合、一般的には、探偵業法に則った探偵に依頼するのが確実とされています。

探偵による浮気調査の方法

探偵や興信所は調査のプロです。「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」という規則のもと、所轄の都道県公安委員会に届出をした適正な業者に探偵業務が認められています。探偵業法における探偵の業務は、聞き込みや尾行、張り込みなどによる調査と、報告業務なります。それぞれの業務を見てみましょう。

  • 聞き込み

    調査対象(浮気の疑いがある旦那とその浮気相手)の周辺の関係者に近づいてその行動について聞き取り調査をします。職場周辺など、対象が近づきそうな場所に出向く場合や、電話で問い合わせる調査があります。

  • 尾行

    調査対象のあとをつけて、その行動の記録を写真や動画などに記録していきます。自分で旦那さんのあとをつけるということもできなくないですが、見つかってしなうリスクがありますし、場所によっては危険を伴う場合もあります。旦那さんと顔見知りでない探偵が尾行すれば、当然気づかれる可能性は低いです。

    探偵であれば、複数の調査員で交代して尾行したり、目立たないようにカメラを鞄の中に仕込んだり、夜間でもきれいに撮影できるような機材を使ったり、場合によってはバイクや車などで追いかけるなど、臨機応変に対応できる体制やスキルを持っています。

  • 張り込み

    不貞行為を示したい場合は、ホテルや浮気相手の家に入る・出るときの写真や動画を撮影することが調査目的となります。尾行の末、ホテルに入るところを撮影したら、出てくるその瞬間をとらえるためにじっと張り込みます。依頼主のためであれば、たとえ夜間であっても、寒い・暑い季節であっても辛抱強く張り込んで証拠をつかむのがプロの調査員です。

  • 調査報告

    探偵社による調査は、調査対象の服装や仕草、一挙手一投足について写真とテキストで細かにまとめられます。どんな交通機関を使ってどこの店に入ったかなど、分単位で事細かにまとめられます。浮気の事実があれば、旦那とその相手と法廷での争いになった場合に優位に交渉できるよう、裁判官など第三者が見ても判断のしやすい資料にまとめてくれます。

  • 浮気相手の身元調査

    浮気調査の一環で、旦那の行動だけでなく、その相手の身元調査を依頼することもできます。相手の氏名や職業、住んでいるところ、家族構成などです。浮気相手の素性がわかならない場合は、自分で調べることは不可能に近いです。こうした調査ができるのも探偵や興信所へ依頼するメリットです。

探偵による浮気調査の料金体系

探偵や興信所への調査依頼は、多くのメリットがあります。しかし、過酷な調査と細かな報告をしてもらうにはそれなりの金額を支払う必要があります。調査費用は目的や稼働時間によって変化します。浮気調査なら10万円~100万円以上と、大きく金額が変わってくるようです。

  • 時間単価*稼働

    調査料金は、調査員の人数と稼働時間が基本となり、これに交通費や通信費などの諸経費と、報告書の作成料が加わります。たとえば調査員の稼働1時間あたり1万円かかるとした場合、2名の調査員が20時間調査すると40万円となります。これに諸経費が加わる形です。

  • パック料金

    調査期間が長期化する可能性がある場合は、調査員の稼働時間が多くなり、料金がかさんでしまいます。このため、ある程度期間が必要な調査については、時間単価を抑え、経費も含めた格安のパック料金プランを提示する探偵社もあります。

  • 成果報酬

    不貞行為の証拠が見つからなければ調査料は無料、という探偵業者もいます。ただし、依頼内容が難しい場合は、依頼を受けてもらえないケースもあるようです。成果報酬といいつつも、着手金など別名目の費用が発生する場合もあります。

浮気調査の依頼をすべきでない探偵

はじめて浮気調査依頼する場合、探偵社や興信所を選ぶのはなかなか難しいものです。知り合いに経験者がいれば紹介してもらってもいいですが、プライベートなことなのでよほど親しい仲でないと難しいでしょう。どのような業者に依頼するべきか、そのポイントを紹介します。

  • 探偵業の届出があるか

    浮気調査や身辺調査を合法的に行える事業者は、前述のとおり探偵業法という規則を遵守する必要があります。その証として所轄の都道県公安委員会に届出をしなければなりません。インターネットで探偵社を探す際、ホームページに「東京都公安委員会 第XXXXXXXX号」など、調査する地域の公安委員会に届出を出しているかチェックしましょう。たとえ東京都で届出を出している事業者であっても、神奈川県で届出を出していなければ、神奈川県では調査できません。調査対象の行動範囲にある地域をカバーしている探偵社であることが重要です。

  • 実績があるか?

    探偵社への相談は無料で行われている場合が多いため、相談時に自分のことだけでなく、その探偵社のことについても質問してみましょう。公安委員会への届出番号をはじめ、何年間運営されている事業者なのかや、具体的な調査方法、これまでの調査事例などを質問してみましょう。

  • 契約内容が明瞭で、キャンセル制度はあるか?

    探偵業法では、調査契約を交わす前に、契約前交付書面(重要事項説明書)や、契約後交付書面(契約書)を依頼者に交付しなければなりません。ですから、相談に行って、こうした説明もなくいきなり契約を結ばせようとする事業者には注意が必要です。料金プランが明瞭か、キャンセルの対応はあるかなど、しっかりと説明をしてもらい、納得がいくようであれば契約をすすめましょう。相談してすぐに決めずに、複数の業者を比較検討することをおすすめします。

  • GPSのみで尾行や張り込みしないなどの手抜きをしないか?

    探偵として認められている、尾行や張り込みをしないでGPS機器による調査だけをすすめる業者もいます。自宅で旦那と共有している車であればGPS機器をつけることは違法ではありませんが、位置情報だけでは不貞行為の証拠としてはみなされません。あくまでも尾行や張り込みを補助するためのものです。また調査対象のカバンなど、自分の所有物でない者に、持ち主の同意なくGPSを仕掛けるのは違法です。このような行為をすすめてくる事業者の提案は遠慮しておきましょう。

  • 違法行為となる盗聴器のセットを求めてこないか?

    ICレコーダーや盗聴器の設置を依頼する業者もいます。GPS機器と同じ理由で、依頼人の所有物や住居以外の場所に、同意を得ずに盗聴器やICレコーダーを仕掛けるのは違法行為です。なんども言いますが、不貞行為を証明する証拠はあくまでもホテルや相手の住居など宿泊先の出入りをする写真です。張り込みや尾行など適正な方法で有力な証拠を得られる調査を行う事業者に依頼するようにしましょう。

  • 探偵の業務範囲でない「別れさせ屋」を提案しないか

    離婚を強く求める依頼人に、純粋な調査ではなく、不貞行為の事実を無理やり作って証拠とする、いわゆる「別れさせ屋」の行為を持ちかける業者もいます。これは、調査対象に対して、魅力的な異性によるハニートラップをしかけて、ホテルに出入りする写真をおさめようとするものです。確実に証拠をおさえられる可能性は高まりますが、このような行為は探偵業法において認められておらず、適正な調査ではありません。離婚したい気持ちに付け入ってこうした提案をする事業者には近づかないほうがいいでしょう。

カウンセリングの体制があるか?

浮気調査や離婚の相談はセンシティブな内容です。パートナーの不倫によって傷ついた依頼人の心に配慮しながら、親身になって相談してくれる体制があるかもチェックしましょう。献身的かつ専門的な知識をもち、依頼の目的に応じた提案ができるカウンセラーに相談できる事業者を選ぶことをおすすめします。相談無料の事業者は多いので、恥ずかしがらずにいろいろと相談をして、自分が納得できる事業者を見つけましょう。

自分が浮気調査をされている?

ここまでは、旦那さんに一方的に浮気されてしまっている方向けにいろいろと記しましたが、中には夫婦の仲がいまひとつで、それぞれが浮気をしており、さらに離婚を考えている方もいらっしゃるかとは思います。このような場合、相手方も争いで優位に立つべく、探偵に調査依頼をしている可能性が高いです。

自分が調査をされているかどうかを知る方法をあるのでしょうか? 探偵社の調査員は、プロのスキルによって見つからないように行動するはずです。調査員も1人ではなく、複数人が交代して尾行や張り込みをする可能性があり、気がつくのは難しいと考えられます。自分がまったく潔白であれば問題はありませんが、もし不倫相手がいる場合は、目の前の争いの決着がつくまで、不貞行為は慎むべきです。また不倫相手でなくても、不用意に異性と2人だけでで出かけるような行動は控えた方がいいでしょう。

まとめ

浮気されることはとてもショックで、誰もが取り乱し、普段の生活に支障を来してしまうでしょう。とはいえ、結婚している場合は、浮気をしたパートナーとの関係を今後どうしていくかを考えなくてはなりませんので、辛い気持ちをぐっとこらえて冷静に判断する必要があります。まずは、親や兄弟、親戚、親友などに相談してみてもいいかもしれません。

関係を修復する、あるいは別れる、という判断をしっかり行うためにも、浮気の疑いははっきりさせることが重要です。しかしながら、たとえ旦那さんであっても、相手のプライバシーを侵すことは法律で禁止されていますので、相手のスマホや私物をむやみに調べることはできません。自分で行う浮気調査は、観察と記録による状況証拠固めが基本となることは説明しました。記録したものは、後に争う際に有効打となる場合もありますので、コツコツ残しておきましょう。

関係修復にあたっての契約や、慰謝料や財産分与の争いを優位に進めたい場合は、肉体関係を示す決定的な証拠の有無が結果を左右します。ホテルや相手宅へ出入りする写真や動画を収める必要があるのです。そのような証拠を収めるには、探偵業法に則った調査を行う探偵社や興信所に依頼するのが1番です。パートナーの浮気に思い悩んでいる人は、まずは無料でカウンセリングをしてくれる探偵社・興信所に相談することをお勧めします。