浮気・不倫されたとき、交渉を有利に進める証拠集めの方法とは？

証拠がなくても慰謝料請求できる時もある

浮気したことをパートナーに認めさせるために、確かな証拠をつかんでおくことが役に立つのは間違いありませんが、運良く相手が浮気した事実を素直に認めたという場合は、当事者だけで早期に問題解決を図ることができるでしょう。

特に既婚者の場合であれば、浮気によって受けた被害に対して慰謝料や離婚を請求することができます。婚姻関係にあるもの同士は、自分の自由な意思で、配偶者以外の人と肉体関係を結ぶ「不貞行為」を禁じられています。これによって、婚姻関係を維持できなくなるなどの被害に対して、不貞行為をしたパートナーと、その浮気相手双方に慰謝料を請求できるのです。なお、独身カップルについては、婚約関係にあったり、事実婚の関係であったりする場合を除いて、浮気を原因とした慰謝料の請求はできません。

パートナーの浮気相手が、職場の部下や同僚だったり、子供の学校や習い事の関係者であったりすることは珍しいことではありません。そのような場合、裁判など、法廷で争うということになれば浮気が職場や友人など、周囲に知られてしまう可能性があり、当事者双方ともに大きな痛手をこうむることになってしまいます。また、裁判は時間的、経済的、精神的など、負担がかかります。そのため、パートナーが浮気したことを認めていて、支払い慰謝料の額について当事者間であまり隔たりがなければ、話し合いで解決するのが望ましいかもしれません。

事実関係をはっきりさせることができる

既婚者の浮気・不倫は慰謝料請求の恐れがあるので、パートナーや浮気相手が、不貞行為についてまったく認めないかもしれません。そのような場合は、まず浮気が事実であるかどうかを確かめるところから始めなくてはなりません。そんな相手を何の決め手もないまま問いただしても、しらを切られる可能性が高いでしょう。そればかりか、いったん疑われていることがわかると、相手の警戒心も強くなるため、調査しても証拠がつかめなくなる場合もあります。

たとえ、疑われたことがきっかけで浮気を止めたとしても、心は晴れず、モヤモヤしたまま生活を続けなければならず、パートナーとの関係は悪化するばかりではないでしょうか。しっかり証拠をつかんで浮気の事実を認めさせることができれば、次のステップに進むことができるのです。

離婚に関して有利な立場になれる

仮に、日ごろからパートナーに対して不満があり、離婚したいと思っていても、それだけで簡単に離婚できるわけではありません。相手が離婚したがらなかったり、条件が折り合わなかったりした場合、裁判になることもあります。しかし、パートナーの浮気が原因で夫婦関係が破綻したということがわかれば、離婚請求が通りやすくなります。その際、不貞行為があったことを弁護士や裁判官に証明するために、証拠が必要になってくるのです。

逆に、パートナーが浮気相手に本気になってしまい、パートナー側から離婚を求められることもあります。離婚をすれば、今までの暮らしが一変し、経済面や子育てなど、さまざまな問題が生じて大きな負担を強いられることにもなりかねません。しかし、浮気の証拠があれば、パートナーからの離婚請求が認められにくくなります。浮気が原因で夫婦関係が崩壊したのに、パートナーからの離婚請求を認めるのは理不尽で、裁判でも認められないからです。

慰謝料請求を有利に進められる

浮気・不倫の決定的な証拠をつかんでいれば、慰謝料を請求する際も裁判で主導権を握れます。ケースによって異なりますが、証拠があれば50万円～300万円程度の慰謝料を請求することが可能です。慰謝料は浮気したパートナーだけでなく、その浮気相手にも請求することができますので、離婚をしないまま浮気相手から慰謝料を取ることもできます。一方、証拠がなく、パートナーが浮気を認めていなければ慰謝料請求が認められにくくなるため、証拠を集めることが大事なのです。

関係を修復する糸口になる

離婚も慰謝料請求もしないという場合でも、夫婦関係を修復するために証拠が役立つ場合があります。証拠がなければ、パートナーは浮気を認めず、まるで何事もなかったかのように今までの生活を続けようとするかもしれません。そうなれば、パートナーに対して不信感を抱いたまま、夫婦関係は冷え切っていくことになるでしょう。しかし、決定的な証拠をつきつければ、パートナーも言い逃れはできません。謝罪して夫婦関係をやり直すか、しばらく別居するか、きっぱりと離婚するかという話し合いが始まります。

もちろんその結果、離婚を選ぶこともあり得るでしょう。しかし、浮気が本気でないのであれば、元のさやに収まる可能性は十分にありますし、実際にやり直しを選択するケースは多いようです。証拠をつかみ、きちんと話し合う場を設けることで、パートナーの改心を促し、関係改善のチャンスを作ることができるのです。

写真

写真は浮気を証明するための有力な証拠です。しかし、浮気相手と一緒にいるだけでは不貞行為があったとは証明できません。肉体関係をもっていることがわかるような写真が必要になります。例えば、証拠として認められやすいものは、

• 性行為やその疑似行為の写真、裸体写真
• 浮気相手とラブホテルや自宅に出入りしている写真
• 浮気相手と2人だけで旅行したことがわかる写真
• 浮気相手と一夜を共にしていたことがわかる写真（自宅やホテルなどで撮影したもの）
• 外泊した日に浮気相手と撮った写真

ただし、不貞行為があったと認められるには、撮影された日時が記録されていること、第三者でも2人の顔が確認できるような鮮明な写真であること、ホテルや自宅の出入りは、入る所と出る所の両方が写真に撮られていることが必要です。また、不貞行為が1回限りではなく、複数回行われたことがわかるように、複数の写真を用意しなければならない場合もあります。

動画・音声

写真が有力な証拠になることは間違いありませんが、動画はさらに証拠としての価値があります。写真は一瞬の場面をとらえたものですが、動画はその前後の場面まで撮ることができるからです。例えば、パートナーと浮気相手がラブホテルの前にいる場面を写真でとらえたとしても、ホテルに入ったのではなくホテルの前を通り過ぎただけと言い逃れされてしまうかもしれません。しかし、動画であればホテルに出入りする場面まで録画できるため言い訳ができません。

さらに、動画撮影は、決定的な瞬間を押さえるのに適しています。写真撮影では、一瞬のシャッターチャンスを逃してしまうことがある上、機材によってはシャッター音が響いて相手に気づかれるリスクがあります。それに比べ、動画撮影はビデオカメラをずっと回しておけばよく、決定的瞬間を撮り逃したり、相手に気づかれたりするリスクを減らせます。

また、ICレコーダーやスマホで録音した音声も証拠になります。ただし、浮気相手と日常会話をしているだけのものでは意味がありません。例えば、性行為やその類似行為の音声、浮気の事実を裏付けるような浮気相手との電話、パートナーが浮気を認めた会話の録音など、不貞行為を証明する音声が必要です。

レシートや利用明細

クレジットカードの利用履歴やレシートが、浮気の証拠として使えることもあります。例えば、ホテルや旅館など宿泊できる施設で支払ったクレジットカードの利用明細、ホテル街や浮気相手の自宅近隣にあるコンビニ・レストランで使ったレシートなどです。ただし、浮気があったと認められるには、継続的に不貞行為が行われていたことがわかる証拠がなければいけません。そのため、ホテルなどを複数回にわたって利用している利用明細やレシートは有力な証拠のひとつになります。

また、ホテルや店舗の利用だけでなく、浮気をしていたことが推測できる品物を購入していた記録も、証拠となることがあります。例えば、浮気相手に買った下着や指輪などのアクセサリーなどは、証拠として有力。パートナーのカバンや服から怪しいレシート類が出てきたら、写真を撮って保存しておきましょう。

電車や車での移動履歴

電車移動や自動車での移動の履歴についても、証拠として認められることがあります。浮気相手の自宅や浮気現場のホテルがある場所などに何度も通っていることがわかる履歴です。例えば、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードは、簡単に利用履歴を確認することが可能。駅の券売機にカードを挿入して履歴表示ボタンを押すと利用履歴が表示され、印字することもできます。

車を利用している場合は、ETCの履歴が役立ちます。パスワードさえわかっていれば、ネットの「ETC利用照会サービス」にログインして過去の利用履歴の明細を確認・印刷でき、高速でいつ・どこに行ったかが一目瞭然です。移動の履歴だけでは決定的な証拠にはなりにくい面もありますが、ホテルの利用明細などと組み合わせることで浮気を証明する有力な手掛かりとなります。

LINE、メール

浮気相手との間で交わされたメールやLINE（ライン）のメッセージは、証拠として認められるケースが少なくありません。ただし、肉体関係があったことが明確にわかる内容であることが大前提となります。単に親密に見えるだけの内容では、友人とふざけてメールを送り合っていただけと言い逃れされてしまします。また、ほかの証拠同様、複数回やり取りされていることや、送受信の日時が明確であることが必要条件になります。

メールやLINEのやりとりに関しては、そのコピーや文面を撮影したものが証拠になりえますが、注意したいのはメッセージ内容をスクリーンショットしたものだと加工がしやすいため、有効な証拠として認められないケースもあるということです。スマホも含めて表示画面ごと撮影しておくことが大事です。

なお、メールやLINEのメッセージを、本人の許可なく見ることは、プライバシーの侵害や、不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。ですから、入手の方法には注意が必要です。

SNS、ブログ

最近はSNSやブログの利用者も増えています。もし、そこに書き込まれた内容や投稿された写真が浮気を強く示唆するものであれば、証拠として認められることがあります。例えば、Facebookやブログにアップされた浮気相手とのツーショット写真、TwitterやInstagramのDMのコピーや画面写真など。これらは本人のアカウントであることや撮影された日時・場所が明確で、かつ友人の一人として遊んでいたのではないことが示されれば有効な証拠になりえます。

手帳、日記

パートナーが手帳や日記をつけていれば、証拠として使える場合があります。例えば、浮気相手と会ったことが記されている手帳、浮気相手と会った内容が書かれている日記。また、名刺やメモに書かれたプライベートの電話番号やメールアドレスなども浮気の証拠を補強します。ただし、手帳や日記に書き込まれた内容が、単に相手と会ったことしかわからないものだと証拠としては弱いため、浮気相手と会うスケジュールや場所などが明確で、継続的に会っている事実がわかるものであることが必要です。

GPS

最近では、さまざまな小型のGPS発信機が売られており、スマホと連携させてリアルタイムで相手を追跡するのに加えて、移動履歴も残せるようになっています。このGPSを使って集めた証拠合も、裁判で認められるケースがあります。GPSをパートナーの車やカバンなどに忍ばせれば、記録された位置情報から、ラブホテルや浮気相手の自宅に行ったことを推測できるかもしれません。また、GPSを使ってパートナーを追跡し、浮気相手との密会現場を押さえることも可能です。しかし、あとの章でも触れますが、こうした方法は違法とみなされることもあるため、注意が必要です。

住民票の写し

すでにパートナーと別居しているような場合、パートナーが浮気相手と同棲している可能性もあります。その時もし2人の住民票が同一になっていたら同棲の事実が判明するため、その住民票が浮気の証拠として認められるのが一般的です。ただし、住民票が同一というだけでは大家と借主の関係だというごまかしもできるため、同居をしている事実が示せる証拠も併せて集めておくことが重要です。

DNA鑑定

DNA鑑定が普及してきた今、それを用いて浮気の証拠をつかむ方法も登場しています。鑑定にあたっては、夫婦のDNAを採取するために2人の歯ブラシを用意し、浮気をしたことが濃厚な日にパートナーが履いていた下着を洗濯前に手に入れて鑑定施設に送ります。その結果、下着にパートナーや自分以外の異性の体液が付着していれば、不倫の事実が明らかになります。しかし、DNA鑑定にはお金がかかる上、パートナーの同意なしに鑑定を行うとプライバシーの侵害になるため、ハードルは高いと言えます。

違法に入手したもの

証拠を集めるにあたって、まず注意しなければならないのが、違法な手段を使ってはいけないということです。浮気をされて感情的になると、つい「どんな手段を使ってでも証拠を手に入れたい」という気持ちになりがちです。しかし、手に入れた浮気の証拠がどれほど決定的なものだったとしても、入手の手段が違法であれば裁判で認められない可能性があります。

具体例を挙げれば、盗聴器による電話や部屋の盗聴、室内に設置したカメラでの盗撮、相手の許可なくスマホやパソコンのデータを覗き見して撮影する、日記や手帳を無断で持ち出す、カバンに勝手にGPSを付けるなどの行為は、プライバシーの侵害であり、違法です。そのため、裁判で証拠から削除されることもあり得ます。通常の手段で浮気を証明することが非常に困難である場合は、勝手に撮影、録画したデータや無断で入手した手紙・日記が証拠として認められることもありますが、線引きは簡単ではありません。

改ざんが可能性なもの

「改ざんが可能かどうか」も注意しなければならないポイントです。例えば、スマホやデジカメなどで撮影した写真や動画、音声などは、デジタルデータであるため加工や編集がしやすく、浮気をしているかのようなシーンを演出できます。また、メールやSNSなどのやり取りも、スクリーンショットやコピー&ペーストして保存したデータは改ざんは可能です。そのため、実際に何も加工していなくても、これらのデータは有効な証拠とは認められにくくなります。デジタルデータを証拠としたい時は、それを補強する他の証拠も一緒に提出したり、写真撮影などをする際に、デジタルではなくアナログフイルムのカメラを使ったりする場合もあります。

自白や友人の証言

友人の話から浮気が発覚するケースはよくあります。しかし、パートナーが浮気相手と会っているという目撃談だけでは証拠としては不十分ですし、裁判になってから「勘違いだった」と証言を撤回する場合もありますので注意が必要です。パートナーの自白についても、あとから「強要されて虚偽の自白をした」と否定される可能性があります。そうさせないためには、録音や動画撮影によって自白の前後を含めたすべての音声や動画を記録しておかなければなりません。

避妊具など

避妊具をパートナーが所持していたとしても、誰と使うためのものかが特定されなければ、有効な証拠にはなりません。例えば、普段夫婦の営みがないとしても「夫婦で使う予定だった」と言われてしまえば、証拠の能力がなくなってしまいます。アダルトグッズなども、同じ理由から証拠としてはあまり有効ではありません。

風俗店などのレシート

風俗店で性的サービスを受けることは、不貞行為には当たりますが、それによって離婚訴訟などを起こすのは難しいでしょう。1回だけの利用では離婚事由として認められないことが多く、ポイントカードなど、何度も利用している証拠があったとしても、離婚時の慰謝料はあまり多くは取れません。また、業務として性的サービスを提供している風俗嬢に対して慰謝料を請求することは困難です。

できるだけたくさん集める

証拠を集める際には、例えば浮気現場の写真だけ、浮気相手とのメールだけ、というように1種類だけでなく、より多くの種類の証拠がある方が有効と言われています。仮に浮気相手とラブホテルに出入りする写真が撮れたとしても、『たまたま相手の具合が悪くなって介抱した』などと言い逃れされてしまう可能性もあります。逆に、肉体関係を直接証明できる証拠が集められなかったとしても、複数の証拠を組み合わせることによって浮気の事実が認められる場合もあります。レシートやメール・LINEの文面など、できるだけたくさん集めておきましょう。

継続的に集める

これまでお伝えしてきたように、パートナーが浮気をしていると事実認定されるためには、継続的に不貞行為が行われていたことを証明する必要があります。例えば、1回だけの電話やメール、ラブホテルのレシート1枚だけでは、『1度だけ風俗のサービスを利用した』というごまかしもできるからです。ですので、浮気相手との関係がずっと続いていたことが明らかになるように、長期間にわたるメール・LINEのやり取りや、何度も利用しているホテル・レストランの複数枚のレシート、特定の場所に何度も通っている交通系ICカード・ETCの履歴などを根気よく集めなければなりません。

違法にならないやり方で集める

違法な手段で証拠を集めると、裁判で証拠として認められないだけでなく、逆に相手から訴えられる可能性もあります。決定的な証拠を集めるのは簡単ではありませんが、できるだけ合法的な範囲で証拠を探しましょう。特に、スマホのSDカードを盗んでコピーする、パートナーや浮気相手の会社に不法侵入して証拠を集める、浮気相手の家や敷地内に勝手にカメラを設置する、といった行為は反社会的であり、逆に処罰の対象となってしまいますのでやるべきではありません。

相手にばれないように集める

浮気を疑っていることがパートナーに知られると、より気づかれにくい方法で浮気相手と会うようになり、証拠をつかみづらくなるかもしれません。場合によっては、不倫関係をこっそり解消し、浮気の事実をうやむやにしてしまうこともあり得ます。パートナーのスマホをチェックしようとしたり、カバンや服を探ってレシートを見つけようとするなど、いつもとは違う行動をとるとパートナーに不審がられる危険性もあります。なるべく普段の行動パターンを崩さないように注意して証拠集めをしなければなりません。

証拠を隠滅されないようにする

浮気がばれないように、日ごろから用心深く行動している人もいます。浮気に車を利用している場合は髪の毛などの掃除に加えてカーナビの履歴を消す、スマホに浮気相手を登録せずに履歴だけから連絡する、LINEの履歴などをこまめに消去するといったように、なかなか証拠を残してくれません。こういうケースでは、相手が気を抜いたわずかなタイミングを狙って、証拠が消される前に上手く手に入れなければなりません。

複数人での調査

浮気調査では尾行や張り込みなどを行います。『ターゲットを追いかけるだけなら自分でできるのでは？』と思われるかもしれません。しかし、浮気相手と会う日時・場所が確実にわかっているのでもない限り、すぐに浮気現場にたどり着けるわけではありません。毎日ターゲットを尾行し、ホテルや店の前で何時間も張り込みを続けなければならない場合もあります。その間、誰かと交代することもできず、トイレも我慢しなければならないのです。その点、探偵社では最低でも2人から3人で1組の体制で調査を行いますので、ターゲットを見失うリスクが少なく、相手にばれずに浮気現場を押さえられます。

高いスキル

探偵は、日ごろから訓練を積み、尾行のテクニックも含め高いスキルを身につけています。周囲への聞き込みをはじめ、情報集能力にもたけており、浮気の日時・場所や浮気相手の情報などを効率的に集めていきます。浮気現場などの撮影に関しても、探偵は最新の機材・テクニックを備えていて、鮮明な映像を撮影できます。素人には難しい暗い場所での撮影にも、プロの探偵ならしっかり対応できますので、決定的なチャンスを逃しません。

法廷での証拠となる報告書

浮気調査が終了したら、探偵はこれまでの調査をまとめて報告書を作成します。この調査報告書は、法廷でも浮気の証拠として利用することができるので、裁判や交渉を有利に進めることができます。報告書には、ターゲットが訪れた場所や日時、会っていた相手などの情報が撮影した静止画とともに詳細に記されるほか、証拠となる動画を収めたDVDなども添付されます。探偵は、裁判や交渉にあたってどんな証拠が有効であるかを熟知していますので、それに適した内容・量の証拠を収集し、精度の高い調査報告書を作成できるのです。