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旦那の浮気を見抜くには?~許す・別れる・相手へ復讐する方法

旦那の浮気を疑う女性

「もしかして浮気?」旦那さんに不倫の疑惑の兆候が見られる場合、どうするのが正しいのでしょうか。もし浮気していることが濃厚なら、許すか、浮気相手に復讐するか、いっそのこと離婚するか……といった選択を迫られることになります。この記事では、浮気をチェックして見抜く方法から、発覚後に関係を構築しなおす方法、別れる場合などついて考えてみます。

旦那が浮気? まずはその行動をチェック

もしも旦那さんに浮気の兆候があると気づいたら、落ち着いて様子を観察するべきです。最近、帰りが遅い、遅くなったときの言い訳が増えた、帰ってすぐに風呂に入りたがるなどなど、今までの生活習慣とは違うパターンを旦那さんから感じたら、それは浮気が原因かもしれません。もちろん、単に仕事が忙しい、混雑した電車で汗をかいたのかもしれませんが、度重なるようなら「あれ?」と思うのは正しい反応です。

そんなときは「最近、忙しいのね」「少し前と違う感じ」などと軽く様子を見る言葉とを投げかけてみましょう。とくに後ろめたいことがなければ、それなりの返事をするはずですが、返事が曖昧だったり、逆に妙に説明が詳しかったりしたら要注意。人間、後ろめたいことがあればあるほど、そこから逃げるか隠そうとするものです。

「どうもあやしいな?」と思ったら、落ち着いて旦那さんの様子を観察してみましょう。最初から疑いのまなこで見ては、敵も身構えてボロを出しません。また大切な伴侶を調査対象にするのは気がひけるというなら、人間観察と思って、旦那さんの行動を今1度、素直に見るという姿勢で向き合ってみましょう。

「あやしい、おかしい」と思っても、最初から証拠はないわけですから、疑いをストレートにぶつけるより、「観察、観察」という気持ちで向き合って落ち着いて相手の行動を見定めましょう。

悟られないよう、落ち着いて観察、記録が重要

冷静な視線で旦那さんをずっと見続けていると、いろいろなことが見えてくるものです。朝、起きてからいつスマートフォンを確認するのか、仕事に行く前の身支度の順番は、家を出るときにどんな言葉を言うのか(言わないのか)、いつも帰宅前に連絡するか、1週間で遅い曜日はあるのか、だいたいの帰宅時間はなどなど観察するポイントはいくつもあるはずです。落ち着いて観察できるようになったら、記録をしっかり取りましょう。記憶ではなくメモとして記録することで情報が正確になりますし、場合によっては旦那さんとの交渉ごとを有利に運べる証拠になるかもしれません。

スマートフォンやLINEの使い方をチェック

もし浮気をしているなら、相手との連絡はほぼ100%スマートフォンを使っています。ですから妻であるあなたに見られないよう、場合によっては風呂に入る時まで持って行くでしょう。もしくは自分以外が開けないようにロックをかけているでしょう。なにしろ浮気をしていたら、スマートフォンのLINE(ライン)の通知やメールの送受信履歴に、不倫相手からのメッセージ受信があったり、メールの内容に不倫相手と恋人同士のやり取りがあるはずです。

とにかく自分以外が手にしないように、中を見られないような態度や工夫が目についたら、かなり怪しいと思ってかまいません。

残業や出張が多くなった

浮気をするには家以外の場所で時間を作らなければなりません。それらの時間を作るためには「残業がきつくて」「急に出張を言われてさ」というありもしない嘘で取り繕わなければなりません。そんな言動が目立つようなら、いつ残業だったか、急な出張はいつからいつだったといったことをメモしておきましょう。
出張から帰宅したときに「お疲れ様! すぐ洗濯するね」といってカバンの下着などをすぐに取り出そうとしてみてはどうでしょう。「いやいや、自分で洗濯機に入れるよ」「そんな汚れてないよ」などと慌てて言葉を挟むようならこれも要注意ですね。

服装や身だしなみに敏感になった

これまでファッションや服装にはほとんど気にかけなかったのに、突然美容院に行ったり、良いスーツやネクタイを買ったりして、おしゃれに気を使うようになったらこれも要チェックです。浮気相手の前では、普段と違う自分でいたいもの。身だしなみに気を使うようになるはずです。特に、下着に凝るようだったら、これは見逃せません。1ヶ月に1回ぐらいは、旦那さんの下着のラインアップはつかんでおきましょう。

金遣いが荒くなった

浮気はお金がかかります。浮気相手との食事やデートに加え、プレゼントなども贈っているかもしれません。それらの多くはクレジットカード払いでしょう。意外に思うかもしれませんが、それらの費用のクレジットカードの明細や領収証から浮気が発覚するパターンも多いのです。不審なそぶりがあれば、旦那さんのカバン、スーツなどを掃除してあげて、明細やレシートがあれば確認しておきましょう。どうにも解せない出費が見つかるかもしれません。

旦那さんが浮気する原因は?

浮気をする旦那

浮気の真実を知るには、旦那さんを観察するだけでなく、なぜ旦那さんが浮気したのか、その原因を考えてみることも必要です。もしかしたら、普段の夫婦関係にも原因があるかもしれません。

性的欲求が高い

男性が女性に興味を覚えるのは普通のことですが、その度合いは人それぞれ。やはり性的欲求が高い男性のほうが浮気に流れる傾向は強いと言えます。性的欲求が高い人は、なかなかそれを抑えるのは難しく、特に男性の場合、1人より2人、さらに複数の素敵な女性と……! という願望も強いので、押さえつけるように禁止しても、なんとか抜け穴を見つけてあらぬ方向に走りがちです。だからといって、相手の欲求に全部付き合う必要はありません。これは個々人のペースがありますから、無理に合わせる必要はありません。

それより浮気という行為は相手を傷つけ、悲しませる行為だということをしっかり旦那さんに認識させることが重要です。欲求が強いといっても自制できないわけではありません。自分の遊びたい気持ちと、それが相手を傷つけるということを、ちゃんと比較して考えてもらうことが必要です。多くの男性は伴侶を泣かせてまで浮気したいわけではありません。

欲求が強いとつい精神的なダメージを与えていることを忘れがちです。ぜひ、常日頃から、「あなたの行いひとつで、私は喜びもするし、悲しみに苦しくなることもある」ことをアピールしましょう。

スリルを味わいたい

浮気ほどスリリングでどきどきするアクションはありません。世間の眼を避けて、2人だけで秘密の時間を楽しむ! まるで映画のワンシーンのようです。ただこんなことを楽しいと思って長く続けるようでは、先があやぶまれます。早く眼をさますように、先の性的欲求同様、スリルを味わいたい気持ちと、それが相手を傷つけるということを考えてもらうことが必要です。

妻との関係がよくない、家庭に居場所がない

旦那さんの中には「家に帰りたくない」「帰っても居場所がない」とぼやく人もいます。そんな人が飲み屋さんなどで優しくされると、その暖かさや居心地の良さに気が向いてしまい…つい、という例も多いようです。家庭は常にお互いが向き合い、多くの時間を過ごすところですから、ちょっとしたことでも反発が起きやすい場所であるのは事実です。ただ、だからといっていつまでも反発したまま、口もきかないままでいるのは子供のすることです。大人ならば、そこをどう復活し互いの時間を暖かくできるかを考えるべきです。

そのための方法はいろいろありますが、とっつきやすいとしたら少し時間をかけて食事を作ってみる、相手が興味あることを話題にしてみる、話が難しいなら「XXを教えて」と質問してみるなど、あなたの気持ちをそれとなく発信してみることから始めてみましょう。相手から接触があれば、よほどのことがないかぎり男性は(すぐではなくても)反応するものです。1度でダメなら、数回トライしてみてください。

忙しくて家に帰れない

仕事のせいとはいえ家庭の時間が減ると、それだけ外の誘いに出会いやすくなります。また仕事が回っていて忙しい分には、夫婦の間で「仕事だから」という明確な理由があるので理解しやすく、家の時間が減る/家と距離ができることを問題視しません。つまり互いに理解しつつ問題にもならないけど、徐々に旦那さんと家庭との間が広がっていくケースは多く、その結果危険な罠に陥りやすいことは覚えておきましょう。

どんなときでも男性は憩いを求めるものです。忙しいならなおさらです。そんなとき家庭なら、談笑したり、一緒にワインでも飲んだり、外食したりとポジティブに解消できますが、家庭ではない場所ですと、それが近くにいた女性の同僚だったり、仕事で付き合いのある女性だったりしてしまうのです。どんな状況でも家庭があるということを、家庭なら自由にできて、ストレス発散も可能、だらしない格好でただダラダラしても良い場所であることを気がつかせましょう。

最近はスマートフォンなどで画像を送るのも容易ですから、「家でこんなことがあった」「今日の夕食の予定は」「近所の猫の写真」などなど、たわいのないことを小まめにメッセージングすると、旦那さんもじんわりと家の良さを思い出してくれるでしょう。

社会的地位や魅力がある

これが1番危ないケースかもしれません。なにしろ、社会的地位があり魅力を感じさせる男性は、あなた以外からのアプローチも多いからです。本人が望まなくても、別の女性がどんどん罠をしかけてくるからです。こんなケースでは、ライバルと同じ土俵で争うより、ライバルが絶対提供できない「家庭でのやすらぎ」「家族のつながり」「互いの興味あることを一緒にする」といった刺激は少ないけど、長い期間続けられて、じんわり良さを感じられるアプローチをおすすめします。

ライバルは旦那さんに会う時間をひねり出してきますが、どうしても限られますので、ついつい短時間で効果を期待できる刺激的な方法を取ってきます。もちろん男性も刺激を求めますが、毎日、毎日それが続くわけはありません。長い目でみたとき、どちらが自分(旦那さん)にとって有意義かを考えてもらうようにしましょう。

旦那さんが浮気する相手は誰?

旦那の浮気相手のイメージ

旦那さんの浮気しそうな相手はどんな人なのでしょうか? 旦那さんが浮気相手と知り合いそうなきっかけを考えてみましょう。

旧知の人物

近所の知り合い、小中高校の同級生、クラブの知り合いなど、「あら、ひさしぶり」で始まる旧知の女性は、気兼ねなく付き合えるので、つい深入りする例も多いようです。場合によっては、相手は妻であるあなたより付き合いの期間が長いかもしれません。このような女性とは、同窓会や友達の会合などで再会するケースが多いようです

職場の後輩

多くの仕事場には男女がいて、1日のうち多いと8時間近く至近距離にいます。時には、お昼を一緒に食べることもあるでしょうし、夜の宴会という場合もあるでしょう。あなたの伴侶は、家では旦那さんでも会社では若い女性の上司であり、仕事を教える先生かもしれません。そんな先生への視線は尊敬であり、学べることはなんでも学ぼうと真剣に見つめてきます。時にはそんな付き合いから「好き」という感情が芽生えることも当然あります。つまり職場での女性の後輩はたいへん危険な存在と言えます。

普通の家庭の奥さん(PTA不倫)

浮気相手が子供の学校の奥さんというケースもままあるようです。同じ子供を育てる身としての親近感もあり、つい深く話しこんでしまい、ついお酒が入って、つい夜が来て…、などなど。特に、同じ学校のPTAなので危険な相手ではないという安心感は抜群ですし、子供がいるので浮気を超えた不倫の関係は、互いに秘密にするのが大前提。ある意味、1番バレにくい関係かもしれません。

新しい交友関係で知り合った人(SNSやブログ、社会人サークル)

インターネットが生活のインフラになってから「ネット経由」のお付き合いも増えました。コンドームで有名な相模ゴム工業の調査によると「セックスフレンド、浮気相手との出会い」でネット経由が全体の4.4%ほどあるようです。ほかにも社会人サークルなど、同じ趣味・興味がある人の集まりでも、浮気のチャンスは生まれます。特に趣味を楽しむことは「とても良いこと」という風潮ですから、ますますチャンスは広がります。

浮気のきっかけはたくさん。小まめに外での旦那さんの振る舞いを聞くように

このように最近は浮気のきっかけが生まれる機会がたくさんあります。すべてに気を使うことは不可能ですが、危なそうな同窓会や会合があったら、そのあと「どんな集まりだったか」詳しく聞くようにしましょう。様子を話してもらうことは、会合で盛り上がった気持ちを今の生活に引き戻す効果があります。浮ついた時間は、早々に思い出にしてもらい、明日からの生活や仕事に眼を向けてもらいましょう。

旦那さんの浮気をチェックしてみよう

カバンやスマートフォンなどの小物

浮気の兆候がはっきりし、浮気相手になりそうな相手も想像がつく、となったら浮気の疑いは濃厚になりますので、事実を確認するレベルになります。かくなる上は、浮気の証拠の確認を始めましょう。旦那さんの身の回りにそんな証拠がないかチェックしてみましょう。

財布やカバン、服のポケット

注目する必要があるのは、レストランやホテルの領収書、見慣れないお店のカードなど、浮気デートで行った場所や使ったお金の痕跡です。男は意外にいいかげんなもので、レシートやカードなどをもらうと素直に財布に入れたりポケットにしまったりするものです。またカバンにコンドームをしまっていてバレるケースも多いようです。

クレジットカード

浮気のデートでは現金ではなく、サっと払えるクレジットカードを使うことが多いようです。特にいくら使ったかを相手に知らせたくないことも多いようで、その場合はどうしてもクレジットカードになります。あなたが、気をつけるのはクレジットカードの利用書や銀行での振込金額です。利用額が妙に増えていたら要注意でしょう。また浮気用のクレジットカードを作るケースもあります。見たことないクレジットカードが見つかったら、これも要チェックですね。

スマートフォンやパソコン

浮気相手との連絡はメールやメッセンジャーと考えるのが今は一般的です。浮気ならば必ずそれらに痕跡が残ります。旦那さんのスマートフォンやパソコンのメールやLINEなどの内容をチェックしてみたいのは山々だとは思いますが、SNSやメールのアカウントなど、本人に断りなく覗き見することは、たとえ夫婦であってもプライバシーの侵害になります。不正アクセス禁止法によって罰せられる可能性もありますので、注意が必要です。

車のごみ、カーナビ、ドラレコ

浮気の移動手段に自家用車を使うことは多いようです。そうすれば当然、車には浮気の痕跡が残ります。シートの長い髪の毛…というのは古くからの探すべき証拠ですが、最近ならカーナビやドライブレコーダーを見れば、車がどこに行ったかがわかります。そこから見慣れない場所への移動を確認できれば、これも重要な証拠になります。

旦那さんの浮気がわかったら、どうする?

浮気の証拠を掴んだ女性とその旦那

旦那さんが浮気していることの確証をつかんでしまったら、どの後どうするか?! ここは深呼吸して落ち着いて考えましょう。

本気でなければ許す?

「浮気とは、浮ついた気持ちのこと。本当に相手を好きになったわけではないから。1度ぐらいは許す」という決断もありえます。最終的に妻のもとへ帰ってくるなら少しの浮気は許容範囲と考え、浮気相手は所詮遊びであって本気の私(妻)の敵ではない、ということがはっきりすれば「許す」という考えです。

誰しもがこのように考えられるとは言えませんが、1度なら、本気じゃなければ「これ以上はとがめない」という判断をする方もいらっしゃいます。男とは1人では我慢できないときがある、バカな生き物ぐらいの達観した気持ちを持っているのでしょう。もちろん、2度と同じことはしない、今度したらすぐ離婚、慰謝料は○○○万円と、きちんと書面に約束を残しておく必要があります。

経済的に自立できる? 子供の将来は?

離婚という手段は、キッパリしていて潔い振る舞いではありますが、経済的には不利になることも事実です。これは人それぞれなので、全く問題ない方もいれば、専業主婦だとしたら、財産分与に加えて慰謝料を取れたとしても、その後の生活の経済面では不安が伴います。打算的なようですが、経済面を考えて浮気は許せないが離婚はしないという方向を取る方も多いようです。特にお子さんがいる場合は、経済面だけでなく社会的にも不利になるケースもままあるので、離婚という手段のリスクはさらに高まります。

ですから、浮気があったとしても離婚という手段は取らず、大きな視野を持って2人でもう1度やり直すのも意義のある道と言えるでしょう。1度は理解しあった2人です。なかなか昔のようにはなれなくても、互いに相手への理解は深くなったはず。カッコつけずに「あなたと一緒に過ごすのはイヤだけど、子供もいるし、経済にも不安がある。私は苦境に陥ってしまったけど、あなたはどうなの?」「辛いし、気持ちは許せないけど、もう1度一緒に暮らせる方法を、一緒に考えて欲しい」などと素直に問うても良いかもしれません。

それでもきっぱり離婚する?

もちろん離婚という方法もあります。2018年の日本の婚姻の数は59万件、一方離婚数は20万7000件ですので、離婚はそれほど珍しいことではなくなりました。離婚直前まで来ると、やはり経済的な問題が頭をもたげます。夫婦というつながりは大切ですが、日々、屋根の下で食事をすることも同じように大切です。そのためには金銭が必要ですから、伴侶の経済的価値はおろそかにはできません。

お子さんがいれば、離婚すれば当然、子供と父親の関係は薄まりますし、場合によってはなくなってしまうかもしれません。妻という女性1人の判断で、子供に本来あるべき父親との触れ合いを無くしてしまうのは辛いことかもしれません。

離婚という手段を、1年間深く考えて決めても、サっと1週間で決めても、離婚によっていろいろなことに厳しい影響が及ぶのは事実です。それでも気持ちが治らない、自分がどんどん悲しくなっていくならば、離婚してきっぱり原因を作った相手と距離をおくべきです。ただ離婚は重要なことですから、自分があとで後悔しないように正しい事実の基に、正しく判断すべきことは強くお伝えします。

旦那さんとの関係を修復

仲直りの握手をする夫婦

浮気がわかった結果、家事や仕事が手につかず、生活のバランスを崩す人もいます。そんな辛い状況から抜け出すには、何か行動を起こすことは大切なことです。旦那さんを許すために自分ができることはないか、もし何か思うところがあればできることから始めてみましょう。旦那さんの浮気の原因がふたりの冷めてしまった関係にあると感じたら、出会ったころの気持ちを思い出して、もとの生活を取り返す努力をしてみませんか? そのためにはお互いに以下のようなことを心がけましょう。

コミュニケーションを増やす

浮気は2人の間にできた隙間にスルっと入り込むものです。ですから、常日頃、2人の間には隙間を作らないことです。それには気持ちの疎通を心がけましょう。具体的には、言葉を交わす、スマートフォンでメッセージを送る、テーブルの上にメモを置いておくなど、他愛ないことでも事務的なことでもなんでもいいですから、相手が目にする・耳にするメッセージを発信しましょう。これによって互いの存在がより明確になって、浮気の入り込む隙間が確実に減ります。

旦那さんを労わる、愚痴をこぼさない

男という存在は案外、単純です。仕事で疲れて帰ってきたとき労わってあげる、あまり文句や愚痴を言わないようにするなど、こちらが一歩下がった感じで接すれば、「これは俺の味方だ。味方は大事にせねば」と思うようになります。最初は、女性の伴侶を「大切にしよう、守ってあげよう」という気持ちはあったはずです。ならばその気持ちを思い出させてあげましょう。

魅力さや鮮度を保つ

夫婦になった、恋人として付き合っているという2人は、付き合い始めたころは相手に素敵に見えるように、服や振る舞い、話すことなどに注意していたはずです。相手によく思われたい気持ちというのは、それだけで自分への意識がシャキっとし背筋がピンと伸びたようになり、外からも素敵に見えます。相手もそんな姿や振る舞いに惹かれて、お付き合いが始まったはずです。

ただ人間は怠惰なもの。時間が経つと、そんな気持ちは薄らいでどんどん「お古」になってしまいます。 ぜひ「夫婦関係・恋人関係の鮮度を保つ」という意識を忘れないようにしましょう。

夫の家族を味方につける

浮気とは世間一般に褒められた行為ではありません。旦那さんが褒められない行為をして、それを何とも思わないバレてないだろうと浅はかに考えているなら、より常識がある旦那さんの家族を味方につけましょう。味方といっても、「旦那が浮気をしてるので、注意してほしい」とお願いするわけではありません(それは、最後の手段です)。旦那の実家にいって、家族とあなたが仲良くなれば良いのです。

夫とは妻に対しては「バレなければ」、もしくは「万が一、バレても謝れば」という安易な気持ちを持ちがちですが、家族にはそうはいきません。そぶりだけでも親や兄弟からは罵倒されてしまいます。ですから、そんな家族を味方につけることは、夫にとっては1番困ることかもしれません。

旦那さんの浮気相手に復讐

復讐を考える主婦と旦那の浮気相手

「こんなに苦しい思いをさせて悔しい。お金ぐらいもらわないと合わない」という気持ちもよくわかります。旦那さんと別れる、別れないにしても、浮気相手から慰謝料は請求可能です。ただし、正しい請求手続きをするためには正しい調査が必要になります。

離婚する、しないに関わらず慰謝料の請求は可能

浮気による慰謝料は、浮気した旦那さんと、浮気相手双方に対して請求することができます。そもそも慰謝料は、精神的な被害や苦痛に対して支払われるものなので、物が壊れた時のように額がはっきりしていません。被害の様子から総合的に判断して金額が決まります。

ですから旦那さんや浮気相手に「払ってほしい!」と言える慰謝料の相場は、離婚しない場合と離婚する場合とでは額が異なります。離婚しない場合は50~200万円程度が相場ですし、浮気が原因で結婚生活が破綻した、つまり離婚する場合は増えるケースが多く、その場合は100~500万円程度になります。

繰り返しになりますが、離婚する・しないに関わらず、慰謝料は旦那さんと浮気相手に請求できます。離婚しなくても旦那さんに慰謝料を請求できる、とは少し不思議な気がしますが、「離婚はしないが、反省してほしい」という気持ちの表れとも言えます。

離婚や慰謝料の請求には証拠が必要

慰謝料を請求するには、「浮気をした」という事実を証明できる、誰もが納得する「証拠」が必要です。1番強い証拠は、肉体関係があったと推測できるもので、2人がホテルに入る/出る瞬間を捉えた写真や動画、ラブホテルなどの領収書などです。もちろん行為の写真や動画があれば、それがベストです(それは難しいでしょう)。ラブホテルのレシートはすぐに捨てられてしまいますが、クレジットカードの利用明細なら手に入れられる可能性は高いでしょう。ラブホテルを利用したことがわかる利用明細も証拠として認められます。

ほかにも、2人で食事したレストランのレシート、連絡を取り合っているメール、女性向けショップの領収書などなど、浮気の状況をはっきりさせてくれる証拠をできるだけ多く集めることが大切です。一つひとつは、浮気を明確に示唆できなくても、数が集まれば浮気の証拠としての存在感が増していきます。明確であり数も多いという状況を作れれば、旦那さんもいい逃れができなくなります。

証拠集めは探偵、法的手続きは弁護士に依頼するべき

先にも書きましたが証拠とは、第三者も認める事実の積み上げです。ラブホテルの領収書が1枚ある、浮気相手らしい人とのLINEがある、といったぐらいでは浮気の決定的な証拠とは(残念ながら)言えません。確実な証拠というのは次の3つを指します。

  • ラブホテルや家に2人で出入りしているところを撮った写真や動画
  • 性行為に及んでいる写真や動画
  • 性行為に及んだことが明確にわかるLINEやメール

なお1回では「出来心」という言い訳もできてしまいますから、1回ではなく2、3回と集めることで、確固たる証拠になります。ただ、これらの事実を入手するのはとても難しい作業です。ラブホテルや家への出入りをカメラに収めるには、尾行や待ち伏せが必要ですし、写真を撮るにしてもはっきり顔がわかるものでなくてはいけません。普通の人では、暗い中、遠方から顔がわかるように2人の写真の撮るのは、カメラの機能が高くなったといえ、相当難易度が高いでしょう。このようなことは、専門の探偵に依頼することをおすすめします。

また浮気が確定し離婚を検討している方は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士のサポートがあれば、離婚を進めていく上で知っておきたい慰謝料の金額や親権を獲得できる可能性など、さまざまな情報を得られて離婚の条件を有利に進めることも可能です。また弁護士には、代理人として話し合いの場に出てもらったり、調停や離婚裁判で変わりに口頭弁論をしてもらうことも可能です。

日本の離婚では2人の同意で行う協議離婚が約89%(平成20年、厚生省調べ)と圧倒的に多く、この場合は当事者2人と証人2人がいれば離婚が可能なので「弁護士なんかいらない」のですが、注意したいのが養育費などの離婚条件です。よくあるのが「必ず払うと約束をしていた養育費を、まったく支払ってもらえない」という問題です。サッサと離婚したいがために養育費を口約束ですませるケースがありますが、これはトラブルの元です。

夫婦で決めた離婚のための条件は、離婚の届出をする前に離婚協議書(離婚 公正証書)として書面に整理して残しておくことを強く勧めます。そのためには弁護士などのサポートを借りて、あとから問題にならない協議書を作成しておきましょう。

まとめ

既婚者であるにもかかわらず、別の女性と付き合うことは相手への裏切りであり、まして性的な関係をもつことは法律上でも許されない「不貞行為」です。このような不貞を知ると、大きなショックを受けるのは当たり前です。そのため動揺し、普段とは違う精神状態になるのも無理からぬことです。

とはいえ、人生はまだまだ続きます。子供がいれば育てなければなりませんし、日々住むところも食事も必要です。ですからショックを受けてもできるだけ、気持ちを落ち着けて冷静になることをお勧めします。

その後、旦那さんにあやまってもらうのか、そんなことはもう期待せず離婚するか、などなど考えなければならないことに集中しましょう。ただどちらにせよ、正しい事実を確認して判断すべきです。いいかげんな情報だけで方針を決めると、あとでそれが間違っていても取り返しがつきません。

そのためにはプロに証拠集めを依頼する、離婚するかどうかや離婚する場合の希望条件などを相談するといった方法が、あとあと「そうしておいてよかった」という気持ちに繋がります。1人で悩むのにも限界がありますし精神的にも辛いことです。可能なら信頼できる第三者の意見を聞いて、広い視野で考えるようにしてください。