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浮気しない男性はどんな人?浮気されない2人の関係を築く方法

女性と手をつなぐ一途な男性

「結婚相手に望む条件は?」と人に聞かれたら、「浮気をしない男性」と答える女性が少なからずいるはずです。永遠の愛を誓い、人生を共に歩むと決めた相手には、不誠実な行為をとって欲しくないと考えるのが普通ですよね。では、浮気をしない男性というのはどういった傾向があるのでしょうか? 昔から、男性は当然浮気をするものというイメージを持っている人も多いです。どうして男は、浮気をするのでしょうか? 今回は、浮気しない男性、浮気する男性の特徴をつかみ、相手を浮気に走らせないよう対策を講じる方法や、浮気されてしまった場合の対策についてお伝えします。

浮気しない男性の特徴とは

テレビやネットでは芸能人やスポーツ選手の浮気がたびたび報道され、話題になります。なかには絶世の美女と謳われるほどの妻を娶っても、浮気を繰り返す男性がいたりして、「結局のところ男は誰が相手でも浮気するんだ」「あんなさわやかな人でも、妻以外の人とこっそりラブホテル行くのか……」と失望してしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、ご安心ください、世の中には浮気をしない男性もきちんと存在します。では、どんな人が浮気をしないタイプの男性なのか、その傾向をみてみましょう。

理性的で、リスク管理ができる、嘘が嫌い

日頃から、あまり軽率な行動をとらず、慎重に物事を進めるリスク管理の得意な人は浮気をする可能性が低いと言えるでしょう。このタイプは、浮気をすることで生じるトラブルやデメリットを想定し、リスクの高い行為を避ける傾向が強いです。

つまり、浮気を隠し通す気苦労や、発覚した場合の恋人・妻との関係性を考えるのです。結婚していると、最悪の場合は離婚や慰謝料請求、自身の社会的地位への悪影響にまで及ぶ恐れがあります。このため浮気はリスクが高いと結論づけるはずです。ですから、パートナー以外の異性から誘惑されても、迂闊なことはできないと判断します。

また、嘘が苦手な人も浮気をとまどう傾向があります。1度でも浮気をすれば、隠し通すために真実を偽り続ける必要性が生じ、自らの嘘によって罪悪感に苛まれるでしょう。つまり理性的な男性であれば、いっときの感情に流されるような過ちは犯さないといえます。お付き合いをする前に、嘘とつかない誠実な人なのか、また平気で嘘をつく人なのかを見極められるといいですね。

仕事や趣味に没頭していて、浮気するヒマがない

仕事にやり甲斐を感じていたり、没頭できる趣味を持っていたりする人も浮気をする可能性が低いといえるでしょう。このタイプは仕事での成功や趣味に打ち込むことで達成感を得て、ストレスも溜めにくいため、女性に依存する必要がありません。そのため女性に対して使う時間やお金をもったいないと考える傾向が強いです。

しかし、浮気の心配がないものの、付き合う女性側からしたら、自分が構ってもらえず、少々物足りなさを感じるかもしれません。あなたがパートナーの仕事や趣味に理解を示し、関心を持つことで、対話を増やしていけるのではないでしょうか?

ただし、オンラインゲームや社会人サークルなど、複数の人と知り合い、一緒に活動する趣味であれば注意が必要です。趣味を通じて知り合う異性は、趣味を通して時間を共有します。共通の話題で盛り上がれる相手とは浮気に発展する危険性も生じてきますので、パートナーの趣味について1度確認しておきましょう。もし可能なら、2人で同じ趣味を楽しむようにするのがベストです。

コスト感覚にすぐれ浮気のコスパの悪さを知っている

一般的に男性の浮気には、女性と会うための時間に加え、食事を奢ったり、プレゼントしたりする際にかかるお金がかかります。さらには恋人や妻に隠れて関係を構築するための労力も必要です。客観的に見ると、こうした時間やお金、労力に対し、浮気によって得られるものは一時の快楽ですから、ズバリ浮気は極めてコストパフォーマンス(費用対効果)が悪いと言えます。

普段からお金を使うことよりも、貯蓄を重視する傾向にある人なら、浮気相手に食事やプレゼントをするのは無駄な出費だし、時間ももったいないと考え、浮気しない可能性が高いでしょう。いっしょにお金を貯める目標などを決めて、普段は節制に努め、たまに2人で食事や旅行を楽しめるような関係を作るといいでしょう。

性的欲求が少なく、セックスに淡白

男性が浮気に走ってしまうのは、子孫を残したい本能、性的欲求が原因のこともあります。浮気は良くないと頭では解っていても、魅力的な女性と接する機会があると生欲に火がつき、本能を抑えきれずに肉体関係を持ってしまう……というケースをよく耳にします。

性欲が少ない人であれば、そもそもその欲求が湧きにくく、誘惑に負けて火遊びをするといった心配も要らないでしょう。男女の関係には、体の相性も重要ですので、お互いに淡白なら問題ないと思いますが、あなた自身が強い肉体関係を求めたい時は、少々物足りなさを感じることもあるかもしれません。そんなときでもお互いの気持ちを素直に話せるパートナーが望ましいでしょう。

女性慣れしていないので、浮気できない

職場の環境が男ばかりで、プライベートでも女性と接する機会が少ないという男性は、女性に不慣れなものです。女性とのコミュニケーションに慣れていない男性なら、いざ2人きりになった時、何を話せば良いのか分からずに戸惑ってしまうでしょう。家族に姉妹がおらず、女性と交際した経験も少ない男性であれば、女性に対して苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。

そんなタイプの男性は、わざわざ恋人や妻以外の異性を口説いてまで浮気をするとは考えにくいです。しかも取り巻く環境に女性がいないなら、出会うキッカケもありませんので浮気の心配は要らないと言えるでしょう。女性に慣れていないぶん、他所に目移りしないので、そもそも浮気出来ない人かもしれません。そのぶん本命のパートナーに対してはしっかりと向き合ってくれるのではないでしょうか。

現在の交際に満足しているから浮気しない

現在の交際相手と円満な関係性を築いている場合は、浮気をする可能性が低いと言えます。浮気の動機はさまざまですが、根本となるのは、交際相手に対して不満があるからです。すでに安定した交際をしていて、満足感を得ている人は、その状態を失いたくないと思うものです。

万が一、交際相手が霞んでみえるほど魅力的な女性に誘われたとしても、現状の安定した関係を失くしてまで新たな恋を追うような危険は犯さないでしょう。ほかの異性に心を奪われることのないよう、平穏な関係を築くには、お互いを最高のパートナーとしてを思い気遣うことが大切です。そんな理想のカップルを目指したいものです。

浮気しやすい男の特徴

相模ゴム工業株式会社のアンケート調査の結果、浮気している男性は26.9%、浮気している女性は16.3%

世間では女性の不倫も話題となっていますが、やはり浮気というと女性に比べて男性の方が圧倒的に割合の高いイメージですよね。浮気をしない男性も少なからずいる一方で、相模ゴム工業株式会社のアンケート調査では、特定・不特定の相手と浮気をしている男性は26.9%に対して、女性は16.3%となっていました。世代性別を通じて最も高いのは、20代の男性は31.5%。若い男性は浮気しやすいようです。

さて、妻や交際相手といった特定の相手がいるにも関わらず浮気をしてしまう困った男性とは、どんなタイプなのでしょう? その特徴を詳しくみてみましょう。

飽きっぽくて新しい物事に目がない

仕事や趣味など、最初は没頭していても、慣れてくると興味が薄れてしまい別の事に関心を抱く人は浮気をする可能性が高いです。何をしてもすぐに飽きるということは、好奇心が旺盛であるとも言えます。目新しい物に対して感度が高いがゆえに、1つの物事を継続させるのが苦手で何事も長続きしないのです。

これが災いして、女性との関係においても安定してくると刺激を求めて別の異性に惹かれてしまうかもしれません。このタイプの男性と付き合うのであれば、相手を飽きさせない工夫が必要となります。

ほかの人の意見に左右されやすい

誰にでも気に入られようとして、ついつい優しくしすぎる男性もいます。それで女性から好意を示されると、まんざらでもない気分になって、きっぱりと断ることをせず、肉体関係を持ってしまう……なんて優柔不断なタイプは要注意です。

普段あまり女性に好意を持たれることがない人が、たまたま言い寄られてしまうと、ついつい気が大きくなって、さらに自分をよく見せようと浮気に走ってしまう場合もあるようです。自分のパートナーがこのような状態になってしまうのはとても情けないことですね。そうならないように、普段から2人で浮気についての意見を交換しておいたほうがいいでしょう。

経済的余裕があり、時間をもてあましている

時間に余裕があるのに、それを費やすほどの趣味がなく、更には無駄遣いできる経済力のある男性は浮気をする傾向にあります。先にも書きましたが、そもそも浮気には、複数の女性と過ごすための時間とお金が必要です。そのどちらも持て余しているとしたら、男性なら必ずといっていいほど浮気心が起きるでしょう。

理性的なタイプであれば思いとどまるかもしれませんが、何事にも余裕のある男性は、女性から見て非常に魅力的な人も多いです。いわゆる「モテる男」ですね。このタイプの男性は余った時間とお金を、パートナー以外の女性に注ぎ込んで刺激得たり、欲求を満たそうとしたりするため、油断大敵です。

相手がほかの異性にうつつを抜かさぬよう、お互いがかけがえのないない存在でいられるような関係性を築けるかどうかがカギとなります。

性的欲求が強く、誰とでも寝たい

男性はもとより子孫繁栄本能を持つ生き物ですが、なかでも性欲の強い人は浮気する可能性が高い傾向にあります。このタイプは生殖本能が高いため、妻や彼女が忙しかったり、疲れていたりして相手をしてもらえないと、欲求不満で別な異性へと興味が移ってしまうのです。妻が妊娠中や産後に子供の世話でたいへんで、セックスレス状態になってしまった際、我慢しきれずにほかの相手を求めて浮気するという話はよく聞きます。

基本的な動機が性交渉をすることなので、相手が女性であれば外見も何も気にしないという人が多いのも特徴的です。また、「身体だけの関係なので、浮気には当てはまらないんだ」といった、自分勝手な言い訳を理由に浮気を繰り返す傾向にあります。性欲の強い男性とお付きあいをするのであれば、自分も相手の要求にある程度応えられるよう、それなりの覚悟が必要となります。

女性とのコミュニケーションが上手

誰に対してもフレンドリーで、女性とコミュニケーションを図るのも得意な男性は浮気をする可能性が高いです。誰とでも気軽に打ち解け合えるのは素晴らしいことですが、相手が女性となれば話は別です。女性は、ぶっきらぼうで何を考えているかわからない男性よりも、何でも気軽に話せる異性に対して警戒心を緩めるため、ふとした拍子に肉体関係を持ってしまうなんてことも考えられるのです。

また、このタイプはお調子者かつ口が達者で、言い訳も上手な人も多く、浮気が発覚しそうになっても上手く誤魔化そうとします。たとえ浮気しないと宣言しても、こっそりしているかもしれませんので、普段から気にかけておく必要があります。パートナーに女友達が多い場合には、浮気に発展しないようしっかりと手綱を引いておくことが重要です。

現在の交際相手に不満がある

浮気の根本的原因は相手への不満であり、これは男女問わず同じです。付き合い始めのころは仲良くしていたのに、いつのまにやら会話が減り、夜の営みもなくなって……となると、男性は不満のはけ口を見つける相手を探すようになってしまいます。もしかしたら、原因はあなたが放った強い言葉かもしれません。

コミュニケーションに長けた女性なら、「交際相手に不満があれば、話し合って解決すれば済むんじゃないの?」と思うかもしれません。しかしもともと女性よりも口下手な傾向のある男性であれば、相手に対して思っている不満をなかなか口にできないのではないでしょうか。ましてや、強い非難の言葉を浴びせられたあとは、相手との言い争いになるのを避けたいと思うようになるでしょう。その結果、面倒な話をしなくて済むような浮気相手になびいてしまうのです。

人間なので、ついカッとなって相手に強く意見することもあると思います。末長く付き合っていくためにも、たとえ喧嘩をしたとしても、素直になってじっくり話し合えるような関係性を構築しておくようにしましょう。

浮気予備軍の男性への対処法

浮気予備軍の男性イメージ

浮気をしない男性と、浮気する男性の傾向をみてみました。浮気をしている暇がないほど忙しい人や、仕事や趣味に没頭している人は、浮気の可能性は低いです。女性の扱いに慣れていない人も、あなたに一途でいてくれる可能性は高いです。しかし、浮気心というのは突然芽生えることはあります。浮気する男性の傾向を踏まえて、普段から注意したいことをお伝えしましょう。

生活習慣に変化が訪れた男性

これまで、職場や趣味において特段女性との関わりがなかった男性でも、別の部署に配属されたり、新しい趣味を始めたりするなどで、新たな女性と出会い、意気投合してしまう可能性は捨てきれません。仕事や趣味で関わる人に変化が生じた場合は注意が必要です。

パートナーの生活習慣が変わっても、すれ違いにならないような配慮が必要です。仕事については、普段つきあいのある同僚や取引先のこと、仕事上の不満を聞くなど、普段から話をできる仲になれるといいでしょう。趣味については、なるべく共通の趣味を持ち、2人で楽しむようにし、相手が興味を持った新たな趣味についても積極的に関心を示すようにしましょう。

共通の知人を作っておくことも重要です。あなたが困ったときに相談し、解決を助けてくれる相手となってくれるかもしれません。

女性慣れしていない男性

普段あまり女性にちやほやされず、女性とのコミュニケーションが苦手な男性は浮気の心配は少ないと言いました。しかし、自分から声を掛けることができなくても、女性から積極的に優しくされると、コロリと落ちてしまい、浮気相手との関係に溺れてしまう可能性も否定できません。

「うちの旦那は女性との付き合いが苦手だし、声もかけられないから大丈夫」と安心していてはいけません。あなたが相手を魅力的に思うということは、同じように感じるライバルがいるかもしれないのです。ほかの女性からの声に耳を貸さないよう、普段からお互いのことを尊重し、深い愛情を持つ関係を維持しましょう。

しつこくならない程度に普段からキスをする、チャットでメッセージや写真を送る、2人で食事や旅行に出かけるなど、ほかの相手が付け入る隙をなくしましょう。

交際相手との関係がギクシャクしだした男性

そもそも2人の関係がうまくいっていれば、浮気の心配はしなくて良いですね。どちらかになんらかの不満があると、喧嘩に発展するか、対話がなくなるかして、関係は薄れ、心身ともに離れていってしまいます。

仕事や家事が忙しい、子供の世話が大変といった場合でも、そのことを理由にパートナーを非難したりしてはいけません。仕事の帰りが遅い、家事を手伝わない、飲みに行って連絡をしないなど、いろいろと不満があるかもしれません。逆に相手から仕事や生活についても不満をぶちまけられることもあるでしょう。

お互いにストレスが溜まって爆発し、喧嘩に発展したしたとしても、あとで冷静になって仲直りする機会を設けるべきです。けっして意地を張らずに素直に対話できる心の余裕を持ちましょう。

人間生きていれば悩みは尽きないものです。そんな人生においてお互いに支えられる関係を続けていけるよう、普段から相手を気遣い、対話に加え、体のふれあいも忘れないようにしましょう。

既婚者の浮気のリスクを共有しておく

パパさよならと書かれた絵と落ち込む男性

既婚者の浮気は「不倫」といって、離婚の原因になり、家庭を大きな混乱の渦に巻き込んでしまいます。冒頭でも紹介したとおり、理性的な男性はこうしたリスクを知っているため、浮気をしません。リスクをよく知らない人は、軽率な行動をとってしまうかもしれません。不倫による離婚の代償は大きいです。ここで紹介する「家庭崩壊」「慰謝料」といったショッキングな言葉は、浮気男に効く言葉といってもいいかもしれません。あまり過激にならない程度に、このリスクをパートナーにやんわりと伝えておくといいでしょう。

家族崩壊のリスク

既婚者の浮気、配偶者以外との自由意志での性的関係を結ぶことを「不貞行為」といい、民法第770条では、離婚の訴えを起こす事由となります。離婚は婚姻関係を解消することですので、それまでの家庭状況を維持できなくなります。特に2人の間に子供がいる場合は、どちらかが親権を獲得し、一方は手放さなければなりません。

平成28年度の司法統計によると、離婚の調停成立または、調停に代わる審判事件のうち、未成年の子の処置をすべき件数20,691に対して、父親が親権者となった数は1,942件と1割にも達していません。

一般的に、子供が小さなうちは母親と過ごす時間が多いです。離婚後も同じように子供の世話ができるのはどちらかということを判断する場合、母親が選ばれることが多いのです。離婚をした父親は、かわいい我が子に寂しい思いをさせ、しかも自分と離れ離れになってしまい、自分も寂しい思いをすることになります。

軽率な行動によって、罪のない子供の心を大きく傷つけることのないよう、2人で支え合うようにしましょう。

経済的なリスク

離婚によって家族の心も傷つきますが、離婚の原因を作った不倫には、経済的な代償もあります。まずは養育費。離婚して親権を母親に与えた父親は、子供の面倒を見られなくなりますが、子供が成人するまでの間、養育費の負担を求められます。別れたとはいえ実の子供なので養育費を支払うのは当然でしょう。

次に財産分与です。結婚している間に夫婦で築いた財産は、夫婦で均等に分け合います。たとえ妻が専業主婦で、夫だけに収入があった場合でも、2等分するというのが基本的な考え方です。住宅ローンを組んでいる場合など、借りたお金についても2等分になります。お互いに返済していくことが困難であれば、住宅を売却するなどして精算しなければならないでしょう。

また、もし離婚の協議のために別居し、妻が専業主婦で収入がない状況であれば、その間に生じる生活費を婚姻費として夫が負担しなければなりません。

そして慰謝料。これは離婚する・しないにかかわらず、不倫されたほうが、不倫した相手に慰謝料を請求できます。夫が不倫した場合は、夫と、その不倫相手双方に対し、妻が慰謝料を請求できます。

養育費、財産分与、婚姻費、慰謝料と、それらの金額を決めるには交渉が必要です。お互いに専門家である弁護士の費用も負担しなければならないでしょう。

社会的地位崩壊へのリスク

所属する会社や近隣のコミュニティによっては、結婚していることがひとつの信頼になる場合があります。不倫による離婚は、その原因を作った者の社会的信頼を失墜させかねません。婚姻は、当事者同士の話ではありますが、不倫という行為は、人に自慢できるものではありません。離婚まで発展すると、家族に暴力を振るったなど、事実とは違う噂が広まる可能性もあります。世間体を気にして、住み慣れた街を離れなければならなくなるケースも多いでしょう。

離婚の話し合いが長引いて、調停や裁判になるような場合は、その話し合いのために仕事を休まなければなりません。会社に所属している人であれば、業務に支障をきたすことが、その後の出世に影響してしまう可能性もあります。弁護士に依頼すれば話し合いへの参加は避けられますが、いずれにしても負担を強いられます。

離婚や慰謝料請求には、証拠が必要

ワイシャツについたキスマーク

離婚を訴えたり、離婚するしないにかかわらず、慰謝料を請求したりする場合、その根拠を示す必要があります。パートナーと、不倫相手の不貞行為に関する客観的な証拠をつかむ必要があるのです。ここで紹介する情報は、夫婦で共有するものではなく、あなたが離婚や慰謝料請求の争いをおこすときのために、あなただけに知っておいてもらいたいことになります。大好きな人との争いは考えたくはないと思いますが、こじれた関係を正すためのものになりますので、頭の片隅に留めておいてください。

決定的な証拠になりにくいもの

離婚調停や裁判において不貞行為の証拠と認められるのは、肉体関係が立証できる証拠です。性行為を確認できるもの、または推認できるものが求められます。たとえば、交際をにおわせるLINEやメールでの文字のやりとりや、通りで手をつないで歩いている、またはハグしている写真などから、いかにも不倫しているカップルと想像することはできますが、これらの情報は性行為そのものを示すものではないため、決定的な証拠にはなりにくいです。それだけでは相手にごまかされてしまう恐れがあるのです。ただし、全く無駄な情報とも言い切れず、決定的な証拠を裏付けるための、状況証拠としては活用できるでしょう。

決定的な証拠になるもの

性行為を確認できる証拠は、そのものズバリの性行為を記録した写真や動画ですが、これらの情報を見つけるのは非常に難しいでしょう。おそらく、浮気したパートナーが観念して提出するか、浮気相手から提供されるかしないと入手できないのではないでしょうか。

パートナーや浮気相手のスマートフォンやパソコン、あるいはSNSのアカウントを、本人の同意なく勝手に開いてデータを探す行為はプライバシーの侵害や、不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。逆に相手から訴えられる可能性がありますので、このような行為は控えましょう。

離婚交渉において、不貞行為(性行為)を推認できる証拠としてよく用いられるのが、ラブホテルや浮気相手または本人の自宅に2人で出入りする写真です。2人きりで同じ部屋に宿泊する旅行の様子や、車の中での性行為を外から撮影した写真も有効です。先に挙げた状況証拠に加えて、こうした資料があれば、相手もごまかすことはできず、認めざるを得ないでしょう。

証拠のための調査は自分でできるのか?

はたして、パートナーと不倫相手がホテルやどちらかの自宅に入り、行為を終えて出てくる写真を撮影するのは可能なのでしょうか? パートナーが出かけたあと、見つからないように尾行しつづけ、浮気相手と出会ってホテルに入る瞬間を鮮明な写真または動画に収め、行為が終わるまで待って、出てくるところをまた撮影する必要があります。

証拠をつかむためには、こうした尾行や張り込みといった調査活動が必須となります。調査はときには過酷な状況下で行われる場合もありますので、あなた自身で行うよりも、専門家である探偵や興信所に任せるほうが確実です。調査や報告書を作成する費用はかかってしまいますが、プロにまかせておけば、調停や離婚での有効打となる確かな証拠を集め、まとめてくれるでしょう。

探偵が行う調査と、自身がやるべきこと

探偵や興信所は、「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」に従って都道府県の公安委員会に届出を出すことで、探偵業務を行うことができます。警視庁のサイトによると、探偵業務は次のように定義されています。

「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として、面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいいます。
探偵業の業務の適正化に関する法律等の概要

調査の基本はあくまでも聞き込み、尾行、張り込みが中心で、盗聴やスマートフォンやパソコンの中の情報を不正に盗み出すような違法行為はしません。探偵や興信所に調査を依頼する場合は、公安委員会に届けを出している事業者かどうか、また違法は調査行為をしないかどうか、調査費用は明確かどうかを確認したほうがいいでしょう。

あなた自身は、探偵や興信所の調査の効率を高める、すなわち証拠を掴みやすくするため、浮気相手と会っていそうなタイミングなどを推測できるよう、パートナーの普段の行動パターンを気にかけておくといいでしょう。不倫の疑いがあると思った日から、毎日相手の様子を観察して、日時とともにメモしておくことをおすすめします。あやしい兆候をとらえることができるかもしれません。

ただし、観察、調査していることをパートナーに悟られないように注意していください。証拠をつかんでいない段階では、相手が潔白の可能性もあります。けっして疑いの目をかけたり、強い言葉で問い詰めたりしてはいけません。

まとめ

浮気をしない男性、する男性の傾向をみてきました。結婚して末長く幸せに暮らしたいなら、お互い浮気はしたくないものですね。離婚や家庭崩壊はとても辛いものです。夫婦に子供がいたらさらに自体は深刻になるでしょう。そうならないためにも、あなた自身が一生浮気しない女となり、そしてパートナーも一生浮気しない男となるよう、お互いを尊重して親密な関係を保つようにしましょう。

浮気のリスクを知り、常日頃から相手のことを気にかけ、共通の趣味を楽しんだり、悩みを相談したり、そして触れ合うことを忘れないことが、浮気を防いでくれるでしょう。

もしあなたがパートナーに浮気されてしまった場合、関係を修復するか、別れるかの決断を迫られます。あなたの決断を確かなものとするため、事実を明らかにしてくれる探偵や興信所、調停や裁判での話し合いを手助けしてくれる弁護士といった専門家に頼ることをおすすめします。相談だけなら無料で受け付けているところがありますので、困ったことがあれば相談してみましょう。