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夫が浮気を繰り返すのはなぜ?原因と対処法

不倫を繰り返す男性

「もう二度としないと言っていたのに、また夫の行動が怪しい」「一度浮気された経験があるため、少しの変化でも不安になってしまう」。

夫の浮気を一度経験すると、再び同じことが起きるのではないかと心配になるのは珍しいことではありません。実際に二度目、三度目の浮気が発覚し、「なぜ繰り返すのだろう」と悩んでいる方もいるでしょう。

ただし、浮気を繰り返す理由を「性欲が強いから」「妻に魅力がないから」など、一つの原因だけで説明することはできません。 本人の考え方や行動、浮気相手との関係、夫婦間で問題をどう処理したかなど、さまざまな事情が関係します。

この記事では、夫が浮気を繰り返す背景として考えられることや再発のサイン、再び浮気を疑ったときの対処法を解説します。関係を修復するか離婚するか迷っている場合の考え方や、事実確認が難しいときの相談先についても紹介します。

夫が浮気を繰り返すのはなぜ?

不倫相手に囲まれる男性

浮気が繰り返される背景は人によって異なります。「一度浮気した人は必ずまた浮気する」と決めつけることはできません。一方で、一度目の問題が表面的に終わり、本人の考え方や浮気相手との関係などが変わっていなければ、同じような状況が起こる可能性はあります。

浮気したことを重大な問題だと受け止めていない

浮気が発覚したとき、本人が謝罪したからといって、その出来事をどの程度深刻に受け止めているかまではわかりません。

  • バレなければ問題ない
  • 遊びだから浮気ではない
  • 家族を捨てるつもりはなかった

などと考えている場合、浮気によって配偶者がどれほど傷ついたのかを十分に理解していない可能性があります。

一度目の浮気が「謝れば終わる問題」として処理され、本人が自分の行動を振り返っていなければ、時間が経ったあとに同じ行動を繰り返すことも考えられます。

重要なのは、謝罪の言葉だけではなく、浮気相手との関係を清算したか、問題を自分の責任として受け止めているか、その後の行動が変わっているかを見ることです。

刺激や承認を家庭の外に求めている

浮気をする理由として、日常とは違う刺激を求める、誰かから好意を向けられることで自信を得たい、といった心理が関係する場合があります。

ただし、「刺激を求める性格だから浮気する」と単純化することはできません。同じような気持ちを持っていても浮気をしない人は当然います。

問題なのは、不満や寂しさ、承認されたい気持ちなどを感じたときに、配偶者との話し合いではなく、新しい異性との関係によって解消しようとする行動を選んでいることです。

本人がこうした行動パターンを自覚せず、一度目の浮気後も何も変わっていなければ、似た状況で再び浮気につながる可能性があります。

浮気相手との関係が完全に終わっていない

「もう別れた」と説明されても、実際には連絡が続いていたり、しばらく時間を置いてから関係が再開したりするケースも考えられます。

特に職場の同僚など、生活上どうしても接点が生じる相手の場合は、完全に接触をなくすことが難しい場合があります。

一度目の浮気後に夫婦関係を続けるのであれば、

  • 浮気相手との関係をどうするのか
  • 今後の連絡についてどう考えるのか
  • 仕事上の接触が避けられない場合はどうするのか

などを曖昧なままにしないことが重要です。

ただし、配偶者の行動を常に監視する関係になってしまうと、今度は夫婦双方の負担が大きくなります。何を約束するかは、二人が納得できる範囲で考える必要があります。

浮気の原因を夫婦関係だけの問題にしている

浮気が発覚すると、「夫婦仲が悪かった」「会話が少なかった」「性生活が減っていた」など、夫婦関係の問題が話題になることがあります。

確かに、夫婦関係を見直すことが関係修復に役立つ場合はあります。

しかし、夫婦間に問題があったことと、浮気をしたことは別の問題です。

夫婦関係に不満があったとしても、話し合う、距離を置く、専門家へ相談するなど、浮気以外の選択肢があります。

そのため「妻がもっと優しくすれば浮気しなくなる」「性生活を増やせば防げる」と考える必要はありません。

再発防止を考えるうえでは、夫婦双方が関係を見直すことと、浮気をした本人が自分の行動について責任を持つことを分けて考えることが大切です。

浮気の再発を疑う主なサイン

スマートフォンの扱いが以前とかわった男性

一度浮気された経験があると、夫の少しの変化にも敏感になることがあります。しかし、一つの変化だけで「また浮気している」と判断することはできません。

以前の浮気時と似た行動が複数重なっていないか、客観的に確認してみましょう。

スマートフォンの扱いが以前と変わった

スマートフォンは仕事や友人との連絡にも使うため、ロックを設定しているだけで浮気と判断することはできません。

ただし、

  • 急にスマートフォンを常に持ち歩くようになった
  • 画面を下向きに置くことが増えた
  • 通知を表示しなくなった
  • 電話が来ると別の部屋へ移動する
  • 以前より操作している時間が明らかに増えた

など、これまでと違う扱い方が複数見られる場合は、ほかの行動とあわせて確認する材料にはなります。

なお、浮気を疑っても、本人のアカウントへ無断でログインするなど、プライバシーや権利を侵害する可能性のある方法で情報を取得することは避けましょう。

残業・出張・外出が不自然に増えた

以前はほとんどなかった残業や休日出勤、出張、飲み会などが急に増えた場合も、気になる変化の一つです。

ただし、本当に仕事が忙しくなった可能性もあります。

注目したいのは、単に外出が増えたかではなく、

  • 説明していた予定と帰宅時間が合わない
  • 同じ曜日だけ帰宅が遅い
  • どこへ行ったのか聞くたびに説明が変わる

など、行動と説明に不自然な点があるかどうかです。

お金の使い方に変化がある

浮気相手との食事や移動、宿泊などがあれば、これまでなかった支出が増えることがあります。

クレジットカードの利用額や現金の引き出しが増えたとしても、それだけでは浮気の証拠にはなりません。

しかし、外出の増加と同じ時期に用途のわからない支出も増えているなど、複数の変化が重なる場合には、事実関係を整理する手がかりになります。

以前の浮気時と似た行動が見られる

一度目の浮気を経験している場合、「あのときも同じだった」と感じる行動が出てくることがあります。

たとえば、以前も特定曜日だけ帰宅が遅かったのであれば、同じパターンが再び始まっていないかを見る方法があります。

ただし、過去の経験による不安から、無関係な行動まで浮気と結びつけてしまうこともあります。

不安なときほど、「怪しいと思ったこと」「実際に確認できた事実」を分けて記録することが大切です。

二度目の浮気を疑ったときに避けたい行動

二度目の浮気を疑った妻

「また裏切られたかもしれない」と思えば、一度目以上に怒りやショックを感じることもあります。

しかし、まだ事実が明らかになっていない段階で行動すると、その後の選択肢を狭めてしまうことがあります。

証拠がないまま問い詰める

夫の行動が怪しいからといって、すぐに「また浮気しているでしょう」と問い詰めることは慎重に考えましょう。

浮気していなければ夫婦関係を悪化させる原因になり得ますし、実際に浮気していた場合は、警戒して連絡方法や会う場所を変える可能性もあります。

まずは現在わかっている事実を整理し、何を確認したいのかを明確にすることが重要です。

自分だけで無理に証拠を集める

事実を知りたいからといって、無理な尾行や相手のアカウントへの不正なアクセスなどを行うのは避けるべきです。

自分で確認できる範囲としては、

  • 帰宅時間を記録する
  • 自分が正当に確認できる領収書などを保管する
  • 夫から聞いた予定を書き留める
  • 不自然な行動の日付を記録する

などがあります。

その先の調査が必要かどうかわからない場合は、自己判断で行動を広げる前に専門家へ相談する方法があります。

浮気相手へ直接連絡する

浮気相手が誰かわかったとしても、十分な準備をせず直接連絡するのは慎重に考えましょう。

相手が事実を否定したり、夫へ連絡して警戒させたりする可能性があります。また、怒りのままSNSなどで個人情報や浮気の事実を公開すると、別の法的トラブルになるおそれがあります。

慰謝料請求などの法的対応を考えている場合は、先に弁護士へ相談して進め方を確認する方が安全です。

浮気を繰り返されたら、まず何をすればいい?

夫の怪しい行動を書き出す妻

二度目の浮気を疑った場合も、いきなり「離婚する」「今回も許す」と結論を出す必要はありません。

事実と自分の希望を分けて整理していくことが重要です。

まず現在わかっていることを整理する

最初に、

  • いつ頃から行動が変わったのか
  • 怪しい曜日や時間帯
  • 帰宅時間や外出の変化
  • 夫から聞いた説明
  • 手元にある情報
  • 一度目の浮気との共通点

を書き出してみましょう。

「浮気していると思う」という推測と、「○月○日に帰宅が深夜になった」という事実を分けると、状況を客観的に見やすくなります。

探偵や弁護士へ相談することになった場合も、時系列が整理されていると状況を説明しやすくなります。

これからどうしたいのかを考える

事実確認と同時に、自分が何を望んでいるのかも少しずつ考えていきます。

主な選択肢としては、

希望 考えておきたいこと
まず真相を知りたい 浮気の事実があるのか確認する
夫婦関係を続けたい 相手との関係清算、再発防止の話し合い
慰謝料請求を考えている 証拠の状況や法的条件を確認する
離婚を考えている 証拠・生活・財産・子どもなどを整理する
まだ決められない 結論を急がず事実確認を優先する

浮気が事実だったとしても、すぐ離婚しなければならないわけではありません。

反対に、「一度許したのだから今回も許さなければならない」ということでもありません。

二度目だからこそ、自分が今後どのような生活を望むのかを基準に考えることが大切です。

浮気を繰り返す夫との関係を修復できる?

浮気を繰り返した夫との関係を修復した妻

浮気後に夫婦関係を続けることを選ぶ人もいます。

ただし、関係修復は「浮気された側がもっと努力すれば成功する」というものではありません。浮気した側にも、失われた信頼を回復するための行動が必要です。

浮気相手との関係を清算する

夫婦関係を修復するのであれば、まず確認したいのは浮気相手との関係です。

「もう会わない」と口頭で約束するだけでは不安が残る場合、どのように関係を終了するのか夫婦で話し合うことになります。

ただし、職場の同僚など完全に接触をなくせない相手もいるため、一律のルールではなく現実的な対応を考える必要があります。

再発防止について具体的に話し合う

「二度と浮気しない」という約束だけでは、何をすれば約束違反なのか曖昧です。

夫婦関係を続ける場合には、

  • 浮気相手との連絡をどうするか
  • 再び連絡があった場合どうするか
  • 不安が生じたときどう話し合うか
  • 今後守ってほしいことは何か

などを具体的に話し合う方がよいでしょう。

一方的に監視する仕組みを作るのではなく、双方が納得できる内容を考えることが重要です。

必要なら誓約書を作成する

浮気の事実や今後の約束を明確にしたい場合、話し合った内容を書面に残す方法もあります。

たとえば、

  • 不貞の事実を確認したこと
  • 浮気相手との関係を終了すること
  • 今後同様の行為をしないこと
  • 今後の連絡についての取り決め

などを記載します。

ただし、誓約書に書けばどのような条件でも法的に有効になるわけではありません。

慰謝料や違約金、離婚条件など法的効力を重視する内容を盛り込む場合は、弁護士へ相談して作成することをおすすめします。

浮気を繰り返されたら離婚も選択肢になる

何度も浮気を繰り返され離婚を決意した妻

何度も浮気を繰り返され、「もう信頼関係を取り戻すことは難しい」と感じるのであれば、離婚を検討することも一つの選択肢です。

判断するときは、浮気そのものだけではなく、

などを総合的に考えます。

夫婦だけで離婚についての話し合いがまとまらない、あるいは話し合うこと自体が難しい場合には、家庭裁判所の夫婦関係調整調停(離婚)を利用する方法があります。調停では離婚だけでなく、財産分与、慰謝料、子どもに関する事項などについても話し合うことができます。(裁判所)

一方、離婚するか関係を修復するか迷っている場合には、夫婦関係を回復するための「夫婦関係調整調停(円満)」という手続もあります。(裁判所)

二度目の浮気で証拠がない場合はどうする?

夫の不倫調査を行う探偵

「行動は明らかに怪しいけれど、浮気を裏付けるものがない」というケースもあります。

特に離婚や慰謝料請求を視野に入れているのであれば、感情的に問い詰める前に、現在どのような情報があるのかを整理することが重要です。

ただし、浮気の証拠は何でも同じ強さを持つわけではありません。

LINE、領収書、写真、行動記録などは内容によって意味が変わります。また、自分で調べられる範囲にも限界があります。

事実確認が必要な場合、探偵事務所への相談も選択肢です。

警察庁によると、探偵業務とは、依頼を受けて特定の人物の所在や行動について、聞き込み・尾行・張り込みなどの方法で実地調査を行い、結果を依頼者へ報告する業務です。(警視庁)

そのため、

といった場合には、調査が必要かどうかを相談してみる方法があります。

なお、探偵は事実確認や調査を行う専門家であり、慰謝料請求や離婚について法律上の判断や代理交渉を行うのは弁護士です。目的に応じて相談先を使い分けましょう。

浮気を繰り返す夫についてよくある質問

浮気癖は治りますか?

「浮気癖」という医学的な診断名があるわけではなく、一律に「治る」「治らない」と判断することはできません。

浮気をした本人が問題をどのように受け止めているか、同じ行動を繰り返さないために何を変えるのかなどによって状況は異なります。

大切なのは、「今回は反省しているように見える」という言葉だけではなく、その後の行動を見ることです。

二度目の浮気ならすぐ離婚した方がいいですか?

二度目だから必ず離婚すべきという答えはありません。

夫婦関係を修復できる場合もあれば、同じことを繰り返されたことで信頼関係を維持できなくなる場合もあります。

自分がどうしたいかわからない段階なら、無理に結論を急ぐ必要はありません。まず事実を確認し、生活面や子どものことも含めて判断しましょう。

一度目の浮気で作った誓約書は役立ちますか?

内容によります。

以前の浮気の事実や当事者間で交わした約束を確認する資料になる可能性はありますが、その記載内容がすべて法律上そのまま認められるとは限りません。

二度目の浮気について慰謝料請求や離婚を検討しているのであれば、以前の誓約書も含めて弁護士へ相談するとよいでしょう。

浮気しているかわからない段階で探偵へ相談できますか?

相談すること自体は可能です。

むしろ「まだ証拠はないが、以前と同じ行動が始まった」「特定の日だけ帰宅が遅い」といった段階で、現在の情報からどのような調査が考えられるのか確認する方法があります。

相談したからといって、必ず調査を依頼する必要はありません。

まとめ

夫が浮気を繰り返す背景は一人ひとり異なり、「性欲が強いから」「夫婦仲が悪いから」といった一つの理由だけで説明することはできません。また、浮気の再発を防ぐ責任を、浮気された側だけが背負う必要もありません。

再び夫の行動が怪しいと感じたときは、証拠がないまま問い詰めるより、まずいつ・どのような変化があったのかを整理しましょう。そのうえで、事実を知りたいのか、夫婦関係を続けたいのか、慰謝料や離婚まで考えているのかによって次の行動を決めます。

夫婦関係を修復する場合には、浮気相手との関係清算や今後の約束について具体的に話し合うことが大切です。一方、何度も浮気を繰り返され信頼関係を維持することが難しい場合には、離婚を含めて自分の今後を考えることも選択肢です。

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