夫が社内不倫！そのリスクと対策について学ぼう

職場の飲み会

単なる同僚や部下だったはずの異性と親密な関係になるキッカケで多いのが「職場の飲み会」です。どんな会社で働いていても、歓送迎会や親睦会、忘年会に新年会など職場内の飲み会は必ずあります。昨今の新社会人のなかには、これらの飲み会に参加しない人も多いようですが、役職のついた責任ある立場の既婚男性では断るわけにもいきませんよね。最初は同じ職場で働く仲間に過ぎなかった相手でも、お酒が入って盛り上がるうちに親しみを感じて好意を持ってしまうこともあります。

そんななか、相手の女性から2軒目に誘われれば快く承諾してお酒も進んでしまうでしょう。酔いがまわって気がつけば2人きりになり、相手にそそのかされ、また雰囲気に流されて男女の仲になってしまう男性は多いそうです。

彼らのなかには、あわよくばと考えている人もいます。しかしほとんどのケースでは、最初から浮気をするつもりだったわけでも、ましてや妻に不満があったわけでもなく状況に流されて不倫関係に至ってしまった人ばかりなのです。つまり、それだけ飲み会は危険で、不倫の元凶のようなものだと言えるでしょう。

同じチームになった

飲み会に次いで社内不倫のキッカケとなる出来事といえば、同じチームに配属されることです。同じ職場にいても、接点が少なければ相手と親しくなる機会がありませんよね。しかし、チームが一緒となれば、日常的に接する機会が増えて必然的に相手との関係性が構築されます。すると、今まで意識外だった人物が、異性として意識する対象となってしまうのだとか。そして、チームのメンバーとして関わりが深まれば、互いの人間性を知る機会も増えるため好意を抱いてしまうこともあります。

プロジェクトの達成を目指して励まし合っていれば、恋愛感情が高ぶるのは無理もないことです。その結果、何かのおりに相手の女性からアプローチをされて男女の仲に発展してしまう男性は少なくないでしょう。

上司と部下の関係

職場内において、責任のある立場に置かれている既婚男性には、多くの部下を持つ人もたくさんいます。その部下との関係をいちいち疑っていたらキリがないと考える既婚女性も少なくないはず。しかし、同じ会社の上司と部下の関係性から不倫に発展するケースは珍しいことではありません。若い女性にとって上司である既婚男性は、単なる「おじさん」でしかないと思われがちですが、仕事で関わり頼り甲斐のある姿を見れば、イケおじに見えてしまうこともあるのだとか。

一時の気の迷いに違いありませんが、そのような女性側の気まぐれに付き合わされた既婚男性が誤って社内不倫をしてしまうことは多々あります。また、このようなケースの不倫関係は、相手の女性が飽きて振られたあとも男性側が引きずってしまうパターンが多く注意が必要です。

2人で残業する機会が続いた

どのような職種でも残業をする機会はあり、就業時間を過ぎても帰宅できない状況になることは誰にでもあるものです。そのような状況に対して、夫の帰宅が遅くなり夕飯の準備をする必要がなくなったと喜ぶ既婚女性も多いでしょう。しかし、妻が家事から逃れる開放感に浸っているその裏で、残業をキッカケに職場の異性と不倫をする既婚男性は少なくないです。

残業時は通常の業務時間と異なり、気が緩む男性も多く、共に残業をする同僚や部下と親しくなることも多いようです。そのうえ、一緒に残業をした相手が異性であれば、好意を抱いてしまうこともあるでしょう。また、何度も2人で残業を続けているうちに、親密度が深まり、気がつけば男女の仲に発展していたなんてケースは多々あります。

仕事の相談をするうちに親しくなる

職場の仲間から、仕事に関連する悩みを相談されることは誰にでもあるものです。同じ会社で働いている以上、そのような相談を断ることはできませんし、出来れば力になりたいと思うのは当然のことですよね。とくに、責任のある立場におかれることが多い既婚男性にとって、部下や後輩の不安を取り除くのは業務の一環でもあるため、親身になって相談に乗る人も多いでしょう。しかし、こうした仕事の相談がキッカケとなって、社内不倫に発展するケースは珍しいことではありません。

自分の悩みに対して真剣に向き合う上司の姿は、誰が見ても頼り甲斐のある立派な男性に見えるでしょう。仕事の悩みがいつしかプライベートな相談に移り変わり、やがて恋愛感情が芽生えてしまうのは避けられない流れなのです。

残業や出張が増える

職場内の異性と不倫関係になった既婚男性には、残業や出張が激増するという変化があらわれると言われています。既婚男性が浮気相手とデートをするとき、家族には残業や出張などと嘘をつくのは良くある出来事ですよね。その相手が同じ職場に勤める女性の場合、デート以外の時でも一緒にいられるよう自ら残業を増やすのだとか。

なにしろ、残業をして職場にいれば、堂々と愛しの浮気相手に会えるのです。連日のように残業すれば、仕事の合間に2人きりの時間を作ることもできるでしょう。そのため、社内不倫に勤しむ既婚男性は必要以上に残業や出張をするようになるのです。

外見に気をつかうようになる

不倫をする既婚男性は、相手女性にアピールするため体を鍛えたり若々しい服装をしたりと、外見の変化を見せるようになると言われています。その浮気相手が職場内の同僚や部下だった場合、さらに著しい外見の変化が表れるのだとか。なぜなら、浮気相手が同じ職場にいれば、常に自分の姿を見られる可能性があるので、気を抜くことができないのです。

社内不倫をする既婚男性は、いつ浮気相手に見られても失望されないように、意識的に服装や体型を気にして外見を整えている人が多いと言われています。

楽しそうに出勤する

浮気相手の女性と同じ職場で働くという状況は、既婚男性にとっては正に夢のような出来事だと言えます。そのため、既婚男性が社内不倫に陥ると、嫌がる様子を見せずに楽しそうに出勤するようになるのだとか。たしかに、職場に行けば、いつだって浮気相手に会えるのですから、そりゃ出勤の足取りが軽くなるのも無理はありませんよね。恐らく、今日のランチは2人でどこへ行こう？　などと想像しながら会社へ向かうのでしょう。

なかには、人のいない会議室で密会をする強者もいるかもしれません。つまり、社内不倫を楽しむ既婚男性にとって、職場は日常にありながらもスリルを味わえる最高のテーマパークなのです。

スマホを手放さなくなる

不倫をする既婚男性にとって、スマートフォンが浮気相手とのコミュニケーションに欠かせないツールであるのは誰もが承知のことです。そのため、浮気相手ができると、その女性と連絡を取り合うためにスマホを手放さなくなるのは不倫をする男性の代表的な特徴だと言えるでしょう。さらに、その浮気相手が同じ職場で働いていた場合、共通の話題が尽きないためにLINEやメッセージの頻度も高くなるでしょう。そのせいで、片時もスマホを離さずに手にしている男性は少なくないです。

お金遣いが荒くなる

社内不倫をする既婚男性は、異様なほどにお金遣いが荒くなると言われています。そもそも浮気をするにはデート代やホテル代、さらに浮気相手へのプレゼント代など、妻や家庭にとって無駄な出費が増えるのは当然のこと。そのうえ、浮気相手と同じ職場で働いている場合は、2人きりになる頻度も多くなるので、さらに出費が増えそうです。

残業という名の社内デートの帰りに食事へ出かけたり、バーに寄ったり、浮気相手と会う頻度の高い社内不倫は何かとお金がかかります。こうした意味でも、社内不倫は家族にとって最も迷惑な異性問題なのです。

同じ日に有給を申請する

そもそも不倫は、誰にも言えない恋愛なので、人に知られないよう密かに関係を育んでいく必要があるものです。そのうえ、社内不倫ともなれば、同じ職場の人間だけには絶対に知られたくない関係だと言えるでしょう。そのため、社内にいる間は特に、他の人たちに気づかれないようよそよそしく振る舞うカップルは多いです。その代わり、彼らは社内の人間にバレないよう有給を使ってデートを楽しむと言われています。しかし、2人が同じ日に休みを申請するため、周囲の人間には怪しまれてしまうのだとか。そのような出来事が続き、社内不倫を見抜かれてしまうケースは多々あります。

社外で2人きりでいる姿を目撃される

社内不倫がバレる危険性は、職場内だけとは限りません。社外にいても、同じ職場の人たちに2人の姿を目撃される可能性はあるのです。実際に、会社から離れた場所でデートを楽しんでいた不倫カップルが、偶然同じ職場の同僚に遭遇してしまったケースはよく耳にします。業務時間外に男女が2人きりで会っている姿を目撃されれば、それはもう不倫と言わざるを得ませんよね。結果的に、良からぬ関係であることを見抜かれてしまった例は珍しくないのです。

溢れでる親密さを怪しまれる

社内の人々にバレないよう、職場ではわざとよそよそしく振る舞う不倫カップルは多いです。しかし、不倫をするカップルは独特のフェロモンのようなものを放っているため、周囲の人の目を欺くことはできないのだとか。2人の親密さが伝わる様子を目にした周囲の人に社内不倫を見抜かれるケースは多いです。気づかれていないと思い込んでいるのは当事者だけ。周りにはとっくにバレていますよ！

不倫相談をした同僚にバラされる

男性側が周囲の人間に不倫相談をするケースは恐らくないですが、危険なのは相手の女性から周囲に漏れるパターンです。既婚男性は、まさか浮気相手が自ら不倫の事実を他人に口外するとは思わないでしょう。しかし、女性は何かと自分の身の上話を他人に聞いて欲しい生き物なのです。そして、プライバシーに関わる話を自分に都合よく話すのも得意なのが女性の性。そのため、上司と不倫関係にあることを、悪びれもせずに同僚に話してしまう女性は多いのだとか。それを聞いた同僚女性は、思わぬ特ダネを仕入れたとばかりに、周囲の人々に話してしまうのです。その結果、2人の関係は周囲の人間の知るところとなるケースは多いと言われています。

SNSの投稿がキッカケでバレる

2人の関係性をさりげなく周囲の人間に知らせるため使われるテクニックがSNSの「匂わせ投稿」です。この投稿から芸能人の恋愛が発覚するケースは多々ありますよね。しかし、匂わせるのは芸能人だけとは限りません。浮気相手の女性が同じような投稿をして社内の人たちに不倫関係がバレてしまうパターンは多いです。

たとえば、男性側が日頃から行きつけだと話しているバーの写真を女性側が投稿したり、男性の誕生日にお祝いのメッセージを投稿したりして怪しまれることもあります。つまり、SNSはもはや浮気発見器と言っても過言ではないのです。

役職を失う可能性がある

職場の同僚や部下と不倫関係にあることが社内で発覚した場合、当事者の2人には部署異動などを命じられる可能性があります。原則として、不倫は私生活上の行為とされているため、それを理由に解雇される可能性は低いです。しかし、社内不倫によって、職場の風紀を乱したと判断されたり、業務に支障が出た場合には、役職を失ったり、減給や諭旨解雇などの重い懲戒処分を言い渡される恐れもあります。

つまり、普通の不倫と比較して、社内不倫は仕事を失う危険性のあるリスキーな行為だと考えられるのです。

家庭崩壊のキッカケとなる

不倫はそもそも家庭を崩壊させる恐れのある行為ですが、社内不倫が職場にバレて減給や降格などの処罰を受ければ、家庭崩壊を止めることはできないでしょう。身勝手な行いで家族の心を傷つけただけでなく、その生活まで脅かすことになれば、家族だって黙っていられません。夫が職を失ったり、減給されたりしてしまえば、妻も大打撃を受けるため夫婦関係の修復は難しくなると考えられます。社内不倫は家庭崩壊の危険性がとても高いハイリスクな行為なのです。

経済的な打撃を受ける

社内不倫が職場にバレた場合、異動や降格を言い渡される可能性があり、それに伴って減給するケースも珍しくないです。また、不倫がキッカケで会社に損失を与えたと判断された場合は、仕事を失う恐れもあります。そのような状況となれば、不倫被害にあった家族も生活を脅かされるかもしれないのです。たとえ離婚をしても、養育費が適切に支払われるかはわかりません。また、婚姻生活を継続する場合も、夫の給料が減額となれば生活に影響を受けるのは避けられない事実でしょう。

職場にいづらくなる

社内不倫が周囲の人たちに発覚した場合、2人の関係は職場内の誰もが知るところとなります。異性問題の不祥事に、関心を持たない女性は居ないので瞬く間に噂が広まり、職場に居づらくなる可能性は高いです。たとえ降格や異動などの処分はなくとも、周囲の好奇な視線に耐えられず、逃げるように転職を選択してしまうことも少なくないのです。

業界に噂が広まる可能性がある

職場で起きた異性問題の話題は、社内だけに留まらず同じ業界に噂が広まってしまう可能性もあります。社内不倫などの不祥事は、女性からの関心が高いので、何かと話題に上がりやすいのです。同じ業界で働く友人などに、誰かが口を滑らせて、社外の人々にまで不倫の事実を知られてしまうケースは少なからずあります。

証拠を探す

1. 浮気の裏付けになりそうなものを集める

   夫の社内不倫に気づいても、浮気相手や、2人の関係性について詳しい事実は分からないケースも多いです。そのような状況では、当事者を問い詰めても言い逃れされる確率が高いので、本人に事実を聞くのは避けてください。まずは浮気の確証を得るために、裏付けとなりそうな物を探すのが先決です。たとえば、夫が利用した飲食店などのレシートや領収書などは、密会の裏付けとなる確率も高いので、見つけたら証拠として確保しておきましょう。

   そのほか、浮気相手とのメッセージなどを見つけた場合は、スマホごとカメラで撮影してデータを保存します。こうした証拠類を集めることで、事実が浮き彫りになるケースもあるので、気になった物は何でも確保しておきましょう。

2. 不貞行為の証拠を探す

   さて、夫や浮気相手の女性に離婚や慰謝料の請求を行う場合、相手が事実を認めなければ裁判などで争う可能性も高いです。そのようなケースに備えて、社内不倫が確実だと分かったら、今度は「不貞行為」の証拠を探します。不貞行為とは、配偶者以外の異性と自由な肉体関係を結ぶことを指します。つまり、裁判などの法的な手続きを行うには、夫が不倫している事実を法的に証明することが重要となります。

   具体的には、夫と浮気相手が2人でラブホテルに出入りする画像や動画、また2人が裸でベッドに横たわる画像などが「不貞行為の証拠」として有効です。一方、LINEなどの「好き」「愛してる」と言ったやり取りは、肉体関係があるとまでは判断できないとされ、不貞行為の証拠にはなりません。さらに、2人が外で密着しキスしている写真などもそれだけでは不貞行為と見なされません。

相手の人物を特定する

浮気相手の女性に慰謝料を請求したくても、相手の人物がわからない状態では請求自体ができません。そのため、不倫が発覚した場合は、浮気相手の人物を特定することが欠かせません。社内不倫の場合は、既に同じ会社で勤めていることが判明しているので、比較的簡単に相手を特定できるケースもあります。しかし、思うように人物が判明しない場合は、探偵事務所などに調査を依頼するのもおすすめです。

不倫相手と関係解消させる

社内不倫の相手が誰か判明した場合には、問題が深刻化しないよう早めに不倫関係を解消させた方が良いです。言い逃れできないような不貞行為の証拠を突きつけて、その事実を当事者たちに認めさせたうえで関係解消を求めましょう。

慰謝料請求をする

1. 相手が独身の場合

   不倫相手が独身で、かつ夫を既婚者と知りながら不倫関係になっていた場合は、相手女性に慰謝料を請求することができます。不倫被害にあった既婚女性のなかには、関係を解消してくれれば慰謝料は請求しないと言う人も多いです。しかし、不倫問題は家庭を崩壊させる恐れのある重大な問題ですので、たとえ関係が解消してもケジメをつけるためには慰謝料を請求するのが得策だと言えます。なお、夫が独身だと偽り、相手がそれを信じていた場合は慰謝料請求得は難しいです。

2. 相手も既婚者の場合

   不倫相手が既婚者でダブル不倫だった場合は、相手の家族も同じように被害者の立場になります。その場合、夫が慰謝料を請求される可能性は高く、結果的に慰謝料が相殺されることになってしまいます。そのため、ダブル不倫のケースでは、そちらの家族も慰謝料を請求しないのが一般的です。

離婚請求をする場合

夫の裏切り行為を許せない場合、不倫を理由に離婚を請求することもできます。その場合もやはり、不貞行為の証拠は欠かせませんので、請求の前には必ず不倫の事実を証明する証拠を確保しておきましょう。

再発防止のため誓約書を作る

夫が不倫を認めて浮気相手との関係を解消し、婚姻生活を継続する場合は、浮気の再発に備えて「誓約書」を作成します。誓約書に記載する内容は、不倫があった事実と、浮気相手との関係を解消する旨、また浮気相手とは連絡を含めて2度と会わない約束などです。さらに、約束を破った場合のペナルティや、誓約書を作成した日付もしっかりと記入しましょう。

誓約書は、浮気相手の女性にも同じように記入してもらった方が良いです。相手の女性には、これに加えて慰謝料の支払い期日と支払い口座なども記入させます。誓約書は、再発防止だけでなく、あとから、言った／言わないなどのトラブルに発展するのを防ぐ効果もあるので、問題解決の際には、必ず作成するようにしましょう。

証拠の確保に困ったときの対策

不倫問題を解決するにあたって、被害にあった側を悩ませるのは「不貞行為の証拠」を確保することです。夫と浮気相手が肉体関係にあることは、2人の親密な様子から明らかだったとしても、法的な手続きには不貞を証明する物証がなくては問題解決に至らないでしょう。もしも証拠の確保に困った時は、探偵事務所に相談するのもおすすめです。

探偵事務所では、経験豊富な調査員がチームを組んで調査を行うので、ターゲットを見失う恐れや気づかれる危険性がありません。そのため、確証を得られる確率も高く、安心して調査を任せられるのです。また、調査結果は報告書として作成されるので、そのまま裁判で活用することもできます。いきなり調査を依頼するのが躊躇われる場合は、無料相談から始めてみるのも良いでしょう。