旦那の浮気―許すかどうか迷った時はこれで判断!
信頼していた夫の浮気が発覚したとき、怒りのあまり離婚を考える人も多いと言います。たしかに、信じていた人物の裏切り行為に絶望するのは無理もないことでしょう。それゆえに、相手を拒絶してしまうのは分からないでもありません。
もう信頼関係を築いていけない、と言うのなら「離婚」も選択肢の一つでしょう。しかし、浮気を夫婦間のトラブルと考えれば、解決する道は他にもあります。夫を許すことで、夫婦関係を修復するのも一つの解決策ではないでしょうか?
ここでは、「旦那の浮気を許すかどうか」で悩んでいる女性たちに向けて、許す場合のメリットとデメリットをご紹介します。合わせて浮気を許した後の対処法なども解説しますので、対応にお悩みの方はご参考にしてください。
旦那の浮気、許すべき?
旦那に浮気をされた、と言う衝撃は、怒りと共に失望や悲しみを招きます。そのため、誰の脳裏にも「離婚」の二文字が浮かぶのは当然のことかもしれません。とは言え、夫婦の関係を解消するとなれば、家庭崩壊は免れず、これまでの生活は一変してしまいます。そのような事情を考えると、ただちに離婚を決断できる人ばかりではないでしょう。夫への怒りはあっても、家庭を守るために浮気を許すかどうかで悩む女性も少なくないはずです。
あるメディアの調査では、夫の浮気を許す女性の割合は、過半数を超えていました。つまり、許さない女性の数よりも、許す女性の方が多かったのです。しかし、彼女たちは、夫の異性問題を認めたわけではありません。さまざまな観点から、夫婦としてやり直すことを選んだまで。ここでは、許す派と許さない派、双方の意見をご紹介します。
なぜ浮気を許すのか?
夫の浮気を許すと答えた女性の意見は、大きく分けて2つあります。その一つは感情的なもので、夫への愛と夫婦の絆の強さが影響しているようです。愛する夫を失いたくないと考える彼女たちは、積み上げた夫婦の絆があれば、どんな危機も乗り越えられると言います。また、彼女たちがそう考える背景には、夫の浮気は自分への不満が原因なのではないかと言う不安要素もあるようです。
そのため、夫の抱えている夫婦関係への不満を取り除けば、浮気問題も解決できるはずだと前向きな意見を述べています。確かに夫婦愛が土台にあれば、こうした危機を共に乗り越えることで、絆はさらに強固なものになりますよね。
もう一つの意見は非常に現実的で、安定した家庭を維持するために妥協すると言うものです。離婚をすれば生活環境の変化は免れません。人によっては経済的な余裕を失う不安もあるでしょう。それらを回避するためには浮気を許すのが妥当だと考える女性も多いです。とくに、子供のいる家庭では、安定した環境を提供するために夫婦の関係修復を望むケースが多く見られます。
こうした意見は、打算的だと捉えられがちですが、現状維持を望む動機は「家庭を守る」ことです。家族愛が前提になければ、成り立たない主張だと言えるでしょう。
なぜ許さないのか?
家庭を守るために浮気を許すと言う意見がある一方で、自分と子供を守るには許すべきではないと言う意見もあります。そう主張する女性の多くは、「浮気」を家族に対する裏切り行為だと捉えていました。したがって、裏切り者となった夫は排除せざるを得ないのです。
また、彼女たちが結婚生活に望むものは、信頼関係だと言います。そのため、夫が浮気をした以上、信頼関係は構築できないと考えるのでしょう。たしかに、1度浮気をした相手を再び信用するのは難しいですし、同じ過ちを繰り返さないと言う保証もありません。そのうえ、信頼していた人物からの裏切り行為は、失望や悲しみなどの精神的ストレスを与える他、心に深い傷を作ります。
事実、夫の浮気がトラウマとなって人間不信に陥ってしまうケースも少なくないです。そのような不安を抱えながら生活するのは、子供にも悪影響を与えるのではないでしょうか? これらの事情から、浮気を許さない選択肢は、精神的被害を最小限に抑える効果があるとも考えられます。
浮気を許すメリット、デメリット
物事は良いことも悪いもことも表裏一体であるように、浮気を許すことにもメリットやデメリットがあります。まず、浮気を許す最大のメリットは、生活環境に変化が起きない点ではないでしょうか? その逆で、デメリットはこれまでの生活が一変してしまうことです。とくに、夫婦に子供がいた場合、その影響は計り知れません。夫を許すことに抵抗はあっても、家庭を守るために離婚を思い留まる人にとって、浮気を許す利点は気になるところでしょう。
ここでは、具体的なメリットとデメリットについて解説します。
夫婦関係の修復が期待できる
既婚女性にとって、夫の浮気は許し難い事実です。しかし、夫への愛情が残っているのならば、許すことは夫婦関係を修復する機会とも考えられます。改めて夫と向き合い、夫婦の関係性が改善へと向かえば、より絆は強固なものとなるはずです。また、浮気を許す寛容さを見て、夫が妻の価値を再確認する機会にもなるでしょう。「妻には頭が上がらない」なんて関係性も期待できるのではないでしょうか?
人生100年時代と言われる昨今では、婚姻生活も長期的に捉えることが大切です。長い年月を共に過ごす相手との関係は、時間を掛けて少しずつ昇華させていけば良いのです。浮気も異性問題と捉えれば、夫婦間のトラブルの一種に過ぎず、乗り越えられない問題ではありません。それでも夫婦の関係性が改善しない場合は、最終的に離婚を選択することもできます。
家庭を失わずに済む
夫の浮気で離婚を考える女性にとって、離婚後の生活への不安は、最大の懸念材料になるでしょう。とくに、子供を持つ一般家庭の専業主婦は、生活スタイルが大きく変わってしまいます。まず、離婚後は収入を得るために就職しなければなりません。これまで家事と育児に時間を費やしてきた女性にとって、再就職は悩みの種となるでしょう。さらに、子供を引き取る場合は、自分1人の収入で家計を賄う必要があります。
こうした事情を考えると、離婚前と変わらぬ安定した生活を送るのは難しいと言わざるを得ません。そのため、家庭を失わずに済むことは、浮気を許す最大のメリットと言えそうです。夫を許すことで、現状の生活を維持できれば、経済的な不安はなくなります。さらに、安定した生活環境は、心にもゆとりをもたらすはずです。
子供への悪影響を防げる
夫婦の間に子供がいた場合、子は両親の離婚によって大きな影響を受けることになるでしょう。たとえば、生活環境が変わり転校を余儀なくされれば、自分の意志とは関係なく交友関係を断たれる可能性が高いです。また、経済的に逼迫すれば、安定した生活を送ることができずに進路の選択肢が狭まる可能性もあります。実際に、両親が離婚をしたことで、子供の習い事や塾通いを辞める家庭は少なくないです。
さらに、父と母どちらか一方と離れて暮らすことに寂しさを感じない子供はいないでしょう。子供の年齢や性格にも依りますが、孤独から精神的なバランスを崩すケースもあります。大げさに言えば、離婚は子供の人生を大きく左右する恐れがあるのです。しかも、こうした選択肢を子供は自らの意思で選ぶことができません。
しかし、浮気を許せば、これまでと同じ安定した生活環境を提供することができるのです。何より、両親と一緒に暮らせると言う事実は子供にとって最大のメリットと言えるのではないでしょうか?
浮気がトラウマになるかもしれない
夫の浮気を許すうえで考えられるデメリットと言えば、再び同じ問題に直面する可能性があることでしょう。事実、浮気をする男性のなかには、その楽しさが忘れられず同じ過ちを繰り返す人も多いです。たとえ「二度と浮気をしない」と誓っても、再び浮気が発覚した場合は、約束が破られた失望感で心の傷はさらに深まることになります。
また、浮気の再発を警戒するあまり、夫の行動に対して疑念を持ってしまう可能性も否定できません。些細なことでも疑り深くなり、夫のあらゆる動向を信用できなくなってしまうのです。たとえば、スマホを操作する夫の姿を見て浮気を連想したり、残業と聞いて密会と思い込んでしまうかもしれません。その結果、夫を監視するような行動に走ってしまうケースも珍しくないのです。
このように、いわゆるトラウマを抱えた状態になると、日常生活が不安定になるため精神的にも疲弊してしまいます。浮気を許したことで、心の平穏が損なわれる恐れもあるのです。
夫婦関係が修復できるとは限らない
浮気を許すことで関係が修復される可能性もある一方で、意識の共有ができずに関係が悪化する場合もあります。夫の浮気をゆるしても、被害にあった心の傷が癒えるわけではありません。何らかの諍いをキッカケに、その傷が大きく開けば、夫への怒りは再燃するでしょう。その結果、夫婦の関係性が悪化する恐れは大いにあります。
浮気を繰り返される不安が拭いきれなければ、夫に対して不信感を抱きながら生活することになりかねません。そのような状況では、信頼関係が根底から揺らぐため、円満な家庭を築くのは困難だと言えます。次第に喧嘩が増えて夫婦の関係性が破綻する可能性も否定できません。したがって、浮気を許すと決めた場合は、信頼関係の再構築に向けた話し合いが必要です。
夫婦の関係を修復するという認識にズレが生じないよう意見を擦り合わせていくことが大切だと言えます。
良い出会いを逃すかもしれない
一般的に、新たな異性との出会いは年齢が上がるほど減っていくものです。万が一、時間を掛けても夫婦の関係が修復できなかった場合は、最終的に離婚する可能性が高いです。こうした観点から考えると、浮気を許して夫婦の関係修復に時間を注ぐことは、良縁を逃す結果となる恐れもあります。
早い段階で離婚をしていれば、別な異性と人生をやり直せる確率も高まるでしょう。そのため、浮気を許すデメリットのなかには、新たな異性との出会いを逃すことも含まれると考えられます。とは言え、夫が浮気を反省し改心していれば、関係は修復に向かうはずです。したがって、浮気を許すかどうか迷った時は、夫の態度を見て判断しましょう。
浮気を許すための対策とは?
浮気を許す利点の大きさを考えると、夫の過ちを受け入れて夫婦の関係性を修復するのも賢い選択肢だと言えそうですよね。しかし、起きてしまった事実は変えられません。そのため、許そうとする思考とは裏腹に、夫に対する嫌悪感は拭えないこともあるでしょう。頭では理解していても、感情が追いつかない、という状態でしょうか。夫の裏切り行為によって出来た心の傷が癒えるまでは、感情の整理がつかないことも多いです。
しかし、それでも浮気を許すと決めたなら、前に進まなければなりません。そこで、許したくても許せないと言う状態に堕ちってしまった場合、感情を整理するための方法をご紹介します。
夫と話し合う
夫の浮気という夫婦の問題に直面した時、そのショックから心は動揺し、どう対応するべきか分からなくなることもあります。しかしそうした状況のなかで大切なのは、夫と向き合い真摯に話し合うことです。浮気をした夫を責め立てるのではなく、浮気が起きた原因を尋ねることで、根底となる問題が見えてくるでしょう。
そのうえで、自分の受けた悲しみと衝撃を相手に伝えれば、反省を促すことができるはずです。さらに、問題を解決するために意見を擦り合わせることで夫婦の関係は修復できるのではないでしょうか。
また、話し合いを行う際は、感情を抑えて冷静に話し、相手の言い分に耳を傾けることが大切です。怒りに任せて相手を責めると、トラブルに発展しかねず問題解決の機会を逃してしまう恐れがあります。話し合いの前には心を落ち着かせるため友人や専門家に相談してみるのも得策だと言えそうです。
信頼できる人物に相談する
浮気をした夫との話し合いをスムーズに進めるためには、感情的にならないよう話す努力が必要です。しかし、いざ相手を前にすると、感情が昂り冷静ではいられなくなることもあるでしょう。自分1人の力で、心を落ち着かせるのが難しいと感じた時は、第三者の助けを借りることも大切です。信頼できる友人に不安を打ち明ければ、感情が整理され乱れた心も落ち着きを取り戻すでしょう。
また、話を聞いた友人が、客観的な視点で的確なアドバイスをくれるかもしれません。その結果、新たな視点で浮気問題に向き合える可能性もあります。とは言え、なかには信頼できる人物にも浮気の被害にあった事実を知られたくないと考える人もいるでしょう。そのような場合は、心理カウンセラーなどの専門家に相談するという選択肢もあります。
許すための条件を決める
妻に浮気がバレた男性のなかには、過ちを反省することなく同じことを繰り返す人も多いです。せっかく夫を許して関係修復に努めても、相手の協力がなければその努力は実りません。そのため、夫を許すと決めた場合は、2度と浮気をしないように「許す条件」を定めた方が良いでしょう。
浮気相手の女性と不倫関係を解消することは第一条件だと言えます。さらに、その女性とは二度と連絡をとらないよう、互いの連絡先を消すことも浮気再発を防ぐポイントです。そのうえで、今後は浮気をしないことを約束させ、破った場合のペナルティを設ける必要があります。
浮気問題の解決後は夫婦の関係修復が大きな課題となりますが、その土台となるのが信頼関係の再構築です。夫に対する疑念を取り払うためには、小まめに連絡を取るなどの条件を設定すると心配も和らぎます。
自分にも改善すべき点がないか考える
既婚男性が浮気をするのは性欲の解消だけが目的ではありません。それ以外にも、家庭内に居場所がなく孤独を抱えていることが原因となって浮気をするケースも少なくないです。さらに、妻とのスキンシップが不足して愛情不足に陥った結果、他の異性に癒しを求めてしまうパターンも多く見られます。これらのことから、浮気は当事者だけが悪いとも言い切れず、実は家庭内に問題がある可能性もあるのです。
浮気を許すかどうか判断がつかない時は、自分にも不足している点がなかったか考えてみましょう。たとえば、育児や家事に忙しく夫婦の会話が少ない場合は、意識的に話し合う時間を作るなど工夫ができます。また、セックスレスの家庭であれば、せめてスキンシップを忘れず行うなどの努力もできるのではないでしょうか?
異性問題への対処法とは?
夫の過ちを許して夫婦の関係性を修復すると決めた場合は、異性問題の解決から始めましょう。まずは夫と浮気相手の女性の不倫関係を解消させなければなりません。もしも相手女性が話し合いに応じない場合は、法的手段に訴えることも必要になるでしょう。そのためには、夫の浮気が法的にアウトな行為であったかどうか、認識しておくことが欠かせません。ここでは、浮気の法的な定義から、異性問題の解決策まで、詳しく解説していきます。
夫の浮気が法的にアウトか確認する
妻や夫が他の異性とキスをしていたら、相手を浮気で訴えてやると息巻く人は多いです。しかし、法的な定義によれば、キスは浮気に該当せず、相手を訴えることはできません。では、どのような行為であれば、相手を浮気で訴えることができるのでしょうか? その答えは至ってシンプル、法的な観点では浮気は、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことで、これを「不貞行為」と表現しています。
つまり、夫が他の女性と手を繋いで歩いていても、キスをしていても、肉体関係があると判明しない限りは相手を訴えることはできないのです。したがって、夫の浮気を疑っているのなら、まずは相手女性との間に肉体関係があるかどうか確認しなければなりません。たとえ、夫が他の異性にLINEで「愛してる」と伝えていても、肉体関係があると証明できない以上、その2人の関係は浮気には該当しないのです。
夫に怪しい動向があり、浮気に気づいたとしても、肉体関係があるかどうか明らかになるまでは本人を問い詰めるのは避けた方が良いでしょう。しばらくは夫の動向をうかがい、証拠となるものを探してから事実を突きつけるのが得策です。
浮気の証拠を集める
浮気問題を解決するためには、当事者である夫と浮気相手に事実を認めさせる必要があります。しかし、大抵の場合は、浮気を否定して言い逃れをして事実を認めようとはしません。このような状況では、浮気の証拠が問題解決の鍵となります。そのため、浮気に気づいた時は、肉体関係があると分かる証拠を確保しなければなりません。しかし、そうした証拠を手に入れるのは難しいので、まずは浮気の裏付けとなりそうな物証を集めることから始めましょう。
たとえば、夫の利用したクレジットカードの明細や、何らかのショップのレシートなどは、浮気に関連する資料となる可能性もあります。もしもデート仕様の店を利用した明細があれば、密会の日付が判明するでしょう。さらに、同じ店を何度も利用している場合は、密会の場所を特定するのに役立ちます。また、浮気相手とのメッセージやLINEのやり取りは、スマホごと撮影して証拠として保存すると良いでしょう。これらの資料を集めることで、不貞行為の証拠が見つかる場合もあります。
浮気相手と別れさせる
不貞行為の証拠が見つかった後は、夫に事実を確認して不倫関係を解消させます。ここで大切なのは、金輪際その相手とは連絡を取らず、2度と会わないと約束させることです。その条件に納得しない場合は、同じ相手と再び浮気をする可能性があります。実際に、ほとぼりが冷めると連絡を取り合って再開する不倫カップルは多いです。
そのような事態を防ぐためには、夫側だけでなく、浮気相手にも同じように関係解消を求める必要があります。そのため、不倫関係の解消には、浮気相手の人物特定が欠かせません。もしも相手が誰だか分からない場合には、そもそも別れさせることができないからです。また、浮気相手が不明のままでは慰謝料請求も行えません。したがって、浮気問題の解決には、事実を明らかにすることが求められるのです。
浮気相手に慰謝料請求をする
浮気の被害にあった側は、浮気をした当事者である2人に対して慰謝料を請求する権利があります。しかし、夫婦の関係を修復する場合には、夫への慰謝料請求は行わないのが一般的です。そのため、相手女性にはケジメをつける意味でも慰謝料請求を行いましょう。
ただし、浮気相手の女性も既婚者であった場合は、相手の家族も同じように慰謝料を請求する可能性が高いので、結果的に相殺される形となります。したがって、ダブル不倫だった場合には、慰謝料の請求は行わないのがベターです。なお、夫と相手女性の間に肉体関係があったとしても、相手が夫を既婚者と知らずに関係を持っていた場合は、その女性に慰謝料を支払う義務はありません。
さて、浮気で請求できる慰謝料の金額ですが、その相場は50~300万円程度と幅があります。その理由は、浮気相手との関係継続期間や、相手女性の悪質性などによって金額が増減するからです。一般的な事例では、被害者側の受けた精神的苦痛が大きいと判断された場合に、慰謝料が増額される傾向となっています。そのため、万が一、浮気が原因で家庭が崩壊し離婚に至ってしまった場合は、慰謝料は増額される可能性が高く相場は100~500万円程度になるでしょう。
誓約書を作成する
夫の浮気を綺麗に清算するには、相手女性との関係解消と慰謝料請求に加えて「誓約書」の作成もすると良いです。誓約書は、特定の約束事を書面に記載したもので、今後は浮気をしないことや、慰謝料の支払い方法、さらにはペナルティなどが主な内容となります。これらの約束事を口頭だけでなく書面に残すことで、後から水掛論に発展するトラブルを防げるのです。
約束を破った場合のペナルティを書面に記しておけば、相手に心理的な圧力を与えるため、浮気再発の抑止力になると考えらます。誓約書は、手書きでもパソコンで作成しても問題ありません。ただし、記載する時に気をつけるべきポイントは、約束事の日時をハッキリと明記することと、氏名の自筆、印鑑の押印です。
こんな時は専門家に相談
異性問題を解決するにあたって、1人ではでは対処しきれない事態が発生することもあります。たとえば、夫の不貞行為を証明する証拠が見つからない場合、慰謝料請求において交渉の妨げとなる可能性も高いです。また、相手の女性が話し合いに応じない時、第三者の手助けが必要になるでしょう。さらに、夫婦の関係を修復するための話し合いがスムーズに行かないトラブルが生じることもあります。そのような状況に直面したときは、1人で悩まず専門家に相談するのもおすすめです。ここでは、状況に応じた専門家をご紹介します。
証拠が確保できない
夫の浮気という問題に直面した時、多くの女性を悩ませるのは「証拠の確保」です。相手が事実を認めない場合は、夫と浮気相手の間に肉体関係があることを証明しなければなりません。しかし、そのような証拠が見つからず対処に困った時は、調査の専門家である探偵社の力を借りて心の平穏を取り戻しましょう。
探偵社は、尾行や張り込みなど、証拠を掴むために必要な高度の技術を持っています。また、プロの調査員は経験豊富で実績もあるので、予測不能な事態が発生した場合にも順次対応できるのです。さらに、探偵社の浮気調査は、複数名のチームを組んで行うため、途中でターゲットを見失ったり、相手に身バレする恐れがありません。浮気の事実を明らかにするのなら探偵社に相談するのが得策だと言えます。
浮気調査は証拠の確保だけでなく、相手の人物特定も可能です。証拠が見つからない苦しみは精神的ストレスを引き起こします。もしも悩んだときは、探偵社に相談して次のステップに進むための準備を整えましょう。
相手が浮気を認めない
浮気相手の女性に慰謝料を請求する際、証拠があっても相手が事実を認めないケースは多々あります。さらに、浮気を認めたとしても、慰謝料額に納得せず、減額を求めてくることも珍しくないです。それどころか、被害者の訴えを完全に無視して話し合いにも応じようとしない人もいます。こうした「話の通じない相手との交渉」は、問題が解決しないだけでなく精神的にも疲弊してしまうものです。
もしもこのような状況に追い込まれた時は、法律の専門家である弁護士に相談して問題を解決しましょう。弁護士は、浮気相手との交渉や各種手続き、また裁判に発展した場合の代理人出廷まで任せることができます。自分1人では解決できずに悩んでしまった時は、無料相談を利用して専門家のアドバイスを受けるのが1番です。
夫婦の話し合いが上手くいかない
夫との関係を修復しようと努力しても、意見の擦り合わせが上手くいかずに関係が改善できないと悩んでしまうこともあります。そのような状況になった時は、2人だけの話し合いを避けて第3者の力を借りるのもおすすめです。とくに、夫婦間の問題に詳しい「夫婦カウンセラー」なら、多くの夫婦問題を見てきた実績があるので、安心して悩みを相談できるでしょう。カンセラーは夫婦の意見を客観的な視点で見て問題解決へと結びつけます。そのため、2人だけでは気づけなかった問題解決の糸口が見つかることもあるのです。悩んだときは、1人で抱え込まずに専門家の力を借りて問題を解決しましょう。
まとめ
夫の浮気を許すか許さないかの判断は、人によって異なります。許すことで得られるメリットとデメリットの比重は人それぞれなのですから。しかし、夫婦の信頼関係を取り戻したいと願うのであれば、浮気を許すことは必要不可欠だと考えられます。それでも、なかなか結論が出せずに悩んでしまった時は、これを読んで参考にしてみてください。
夫婦の関係を修復するには浮気問題の解決が欠かせません。事前に解決策を学び、スムーズに対処できるよう準備しておきましょう。そして、1人では対応しきれない問題に直面してしまった時は、専門家に相談するのもお忘れなく。解決の糸口が見つかれば、必ずや明るい未来に繋がるでしょう。探偵社への相談は、当サイトのマッチングサービスをご利用ください!