旦那が浮気してるかも? 兆候やチェック方法、証拠のつかみ方を紹介
旦那が浮気? 永遠の愛を誓った夫婦でも、その関係が永続的に変わらないとはかぎりません。日々、ワイドショーを賑わす芸能人の不倫騒動が物語っているように「一生その愛を貫く」というのはなかなかの難しいことがわかります。つまり「パートナーの浮気」とは、どこの家庭にも起こりうる夫婦間の問題であり、対処を間違えば、その関係性をも壊しかねない一大事なのです。
もしもあなたのパートナーに浮気を連想させる怪しい振る舞いがあるのなら、冷静な判断を下すため、まずは取り乱さずに落ち着いて相手を観察しましょう。浮気をしている男性には、ある種の特徴があり、また浮気前と比べていくつかの変化が現れると言われています。ここではその特徴や浮気の兆候とも言える変化をご紹介しますので、パートナーに当てはまる項目がないか確認しましょう。
浮気旦那の特徴や、不倫のきっかけは?
配偶者がいながら自由な意思でほかの異性と肉体関係を持つことは「不貞行為」といい、慰謝料や離婚を請求できる違反行為にあたります。つまり肉体関係を伴う浮気は、人の道に外れた行為とされ、不倫となるわけです。では既婚者でありながらも家族を裏切り不倫に走る男性とは、どんなタイプの人が多いのでしょうか?
20代~40代男性の3割は浮気している?
コンドームの製造・販売で知られる相模ゴム工業では「ニッポンのセックス」という調査を2013年と2018年に行なっています。2018年に行われたこの調査のなかで、「結婚相手/交際相手以外にセックスをする相手はいますか?」という質問に対して、20代~40代男性の3割が「いる」と答えています。一方、同年代の女性の場合は16~17%程度ですので、既婚者に絞った割合まではわかりませんが、男性のほうがより多く浮気をしていることがわかります。
ニッポンのセックス2018年版
寂しがりやの旦那は不倫しやすい?
1人で過ごすことが苦手で常に誰かに構って欲しい女性的な男性は浮気をする傾向にあります。既婚者は家に帰れば家族が待っているからその心配はないと油断してはなりません。実は既婚者であっても寂しがりやの男性は心が満たされないことも多く、寂しさのあまりに浮気に走ってしまうというケースはよくあります。
とくに、夫婦の間に幼い子供のいる家庭では妻が育児に追われて忙しくなるため夫への関心を失くしがちです。また、夫よりも子供に愛情を注ぐことが増えるため夫は寂しさを感じてしまうのです。その結果、妻に相手にされず愛情に飢えた夫は、ほかの異性にぬくもりを求めるようになっていくのです。最初は連絡を取り合うだけの中でもいつしか膚を寄せ合うようになり不倫関係になってしまうというのはよく耳にする話です。
性欲が強い男性は、妻が妊娠中には要注意
一般的に、性欲旺盛なタイプの男性は浮気をする可能性が高く、そのきっかけは妻の妊娠であることが多いようです。その理由は、妊娠によって夫婦間の性行為が減少し、夫の欲求が満たされなくなるからだと言われています。つまり、妻は子供を身ごもると自らの心身をも変え、夫婦の愛の結晶を守るため必死の10ヶ月を過ごすのに対し、夫はのうのうと自らの性欲解消に勤しむというわけです。
また、性欲の強い男性は妻の妊娠中に限らず、なにかにつけて浮気の芽を出さんと常に根をはっているものです。そしてその根は、育児に追われる妻を労ることもなく芽吹き、性欲という養分を満たしてくれる女性との間に浮気の花を咲かせるのです。もしもあなたのパートナーが盛んな性欲を誇っているのなら、浮気の芽が出ないよう監視の目を光らせておくことが重要です。
まわりに女性がたくさんいる男性に注意
浮気をする男性は、女友達や職場の同僚など、女性とひんぱんにコミュニケーションできる環境で生活していることが多いです。また、そのうちの1人と恋愛関係になる傾向があり、気心の知れた相手であることが不倫の抵抗感をなくし肉体関係にまで発展してしまうようです。さらに、日頃女性と関わることが多い男性は、女性の扱いが上手いため、既婚者という枠を超えて恋愛の対象になってしまうという難点もあります。
女性視点で見ると、既婚男性は頼りがいのある存在に思うものです。そのうえ、女性慣れして立ち回りも上手いとなれば、ある種の余裕を感じさせ恋愛感情を抱いてしまうのかもしれません。あなたのパートナーのまわりには、どれだけ女性がいるでしょう?その数が多いほど、浮気の可能性も高くなるとと考え注意が必要です。
性格がマメな男性はモテる?
一般的に、マメな性質の男ほどよく女性にモテると言われています。なぜなら、女性は常に自分に関心を抱いてもらいたい生き物であり、マメな男はその欲求を満たすだけの素質を持っているからだと考えられます。つまり、日頃から彼女への連絡を欠かさず愛の言葉をささやいたり、誕生日や記念日などのイベントごとは言われるまでもなく計画したりする気遣いや行動力が女性にとっては魅力的に映るのです。
したがって、結婚後も妻への気配りを損なわず、記念日には花束を買ってきてくれるパートナーだからといって浮気をしていないとは限りません。結婚記念日を祝う一方で、ほかの女性にもプレゼントを贈っている可能性も捨てきれないのが現実です。パートナーがマメであるからこそ、安心していないで、普段から目を光らせておく必要があります。
妻との関係がうまくいっていない男性はあぶない
夫婦の関係性が良好とは言えず、妻に対して不満を抱えている男性は浮気をする可能性が高いと言えます。人は解消できない不満に対してそのはけ口を求める生き物です。したがって夫婦の不仲が招く欲求不満は、ストレス解消という名の下に夫を不倫に走らせるのです。
夫婦の関係性の悪化は、価値観の違いやすれ違いなど日々の生活から要因が生まれ、その発端が何であるかはなかなか解らないものです。また、気づいた時には取り戻しのつかない状態まで悪化が進んでしまっていたなんて事態にもなりかねません。だからこそ、最近パートナーと一緒に過ごす時間が少ないなと感じたら、相手の心を探るためにも話し合いの時間を持つことをおすすめします。
旦那の浮気のサインを見極めるポイント
浮気をしている男性は、当然ながら妻にバレまいと、その行為を隠すことに必死です。しかし、浮気には必ず兆候があり、ともに生活をしている妻であれば、その片鱗を捉えることはそう難しくないでしょう。もしもあなたのパートナーに怪しい素振りがあるのなら、疑念を抱いていると悟られないよう平常心を装い、相手の尻尾をつかむまで淡々と観察・記録をつづけましょう。その記録こそが、のちに真実を暴く鍵となるのです。
いきなり問い詰めるのは厳禁。兆候のチェックと記録が重要
夫が浮気をしているかもしれないと感じたら、真実を知りたいがゆえに相手を問い詰めたくなるものです。しかし、まだ確証も掴めていない状態で、当事者に浮気の有無を確認するのは得策ではありません。なぜなら、妻に浮気を疑われていると気づいた時点で、夫は必ずやその裏付けとなる証拠を抹消しようと画策するからです。また、浮気していなかった場合でも、疑ったことが原因で夫婦関係がうまくいかなくなる場合もあります。
さて、浮気は夫婦の関係性のみならず、家庭崩壊をも招く違反行為であり、その責務を問われれば当事者は慰謝料や離婚など甚大な損失を免れないでしょう。そのリスクを分かっているからこそ浮気をする男性は浮気発覚を恐れ、不貞行為の痕跡を消すのです。つまり、浮気の真相を確かめたければ、その証拠となる痕跡を集めれば良いというわけです。そのためには、あせらず冷静に夫の動向を探り、その様子をこまめに記録することが肝心と言えるでしょう。
生活サイクルにあらわれる兆候
浮気をしている男性には、以前と違って残業や飲み会が増えるといった生活習慣の変化が現れます。ただし、実際に残業や会社の同僚との飲み会に参加しているかと言えばそうではありません。もちろんそれがすべて浮気と断定することはできませんが、急な生活習慣の変化は浮気相手と会うための口実である可能性が高いです。
つまり、以前と同じ生活環境のなかでデートの時間を作るのは難しいため、仕事を理由にして時間を確保しようと画策した結果であると言えるのです。以前は勤務が終了すれば真っ直ぐに帰宅していた夫が、突然仕事後も飲み会やサークル活動に勤しむようになれば注意が必要です。
不審と感じた夫の予定については、日時を把握し、どのような用件で帰宅が遅くなるのかそれとなく確認してメモに残しておくと良いでしょう。夫の口にする用件が嘘であれば、やがて辻褄が合わなくなり、いつしかボロを出す日がくるはずです。ただし、あまりしつこく確認しては怪しまれるので、予定を確認する際はあくまでも自然に、夫の予定を把握するのも妻の仕事といった体を装うのがベストです。
スマートフォンの扱いにあらわれる兆候
スマホは浮気をする男女にとって欠かせないコミュニケーションツールです。その端末の中には妻に見せられないあらゆる浮気の証拠が隠されているでしょう。そのため、浮気をしている男性は、その発覚を恐れ、常にスマホを持ち歩くようになります。特に、浮気相手とひんぱんに連絡を取り合う男性は、その内容を家族に知られてはならないと、厳重にロックを掛けて用心怠らないことが多いです。
もちろん、スマホのロックはセキュリティ対策としては当然との考えもあるので、ロック=浮気と断定できるわけではありません。しかし、待機中もスマホの画面を常に伏せている様子があれば、浮気の可能性が高いです。スマホは待機中でもさまざまなアプリの通知が画面に表示され、LINE(ライン)などのコミュニケーションアプリからのメッセージ受信の通知もされます。つまり、画面を伏せるということは、妻には知られたくない人物とのやり取りをしている可能性があります。
もしもパートナーに怪しい様子があるのなら、スマホの扱い方に注意を注ぎ、必要以上に手に取る仕草がないか確認してみましょう。そして、パートナーがスマホの画面を操作している時は、後ろからそっと近づいてみるのもおすすめです。その反応によっては浮気の有無を確信できるかもしれません。慌てて画面を隠すような仕草があれば、浮気の疑いは濃いと言えるでしょう。
ファッションにあらわれる兆候
一般的に、既婚男性はファッションに高い関心を示さず、身につけるものなど手頃に買えて無難に収まる、ユニクロなどのファストファッションで良いという人が多いです。そのせいか既婚男性の外見は、独身の男性と比べて地味な印象を与える傾向にあります。ところが、そんなシンプルな服装を好んでいたはずの既婚男性も、浮気を始めた途端に、若々しく装うことに目覚め、これまでとは違った雰囲気の服装にチャレンジしようといった変化を見せるのです。
これは、浮気相手の女性に対し少しでもよく見られたいがための小細工であり、魅力的な男性になりたいという願望の表れとも言えるのです。さらに、これまでには興味を持たなかった高級志向のファッションアイテムにまで関心を示すようになれば浮気の可能性は高まります。ブランド物の時計や財布といった小物類は誰の目にも止まりやすく、女性の気を惹くには十分なアイテムです。
年齢に見合わない服装を身にまとい、ハイブランドの時計を身に着ける男の心理とは、ズバリ「女性にモテたい」というところでしょう。もしもパートナーのファッションセンスに急な変化がみられた時は、意識する女性が現れたとみて用心した方が良いでしょう。
持ち物や車にあらわれる兆候
日頃からマイカーを利用する人に限ったケースですが、パートナーに浮気の可能性があれば、その兆候は車にもらわれると考えられます。車は浮気相手と会うには恰好の密室であることから、浮気をする男性がデートにマイカーを利用する確率は高いと言えます。そのため、場合によっては浮気現場となったその車に証拠となる痕跡が残されているかもしれないと言うわけです。
特に助手席のシートは浮気相手が座るとみて間違いなく、その痕跡も見つかりやすいため注意深く確認した方が良いでしょう。いつもよりシートが前に移動していたり、シートの隙間に髪の毛が挟まっていれば、要注意です。また、車内に怪しい痕跡が見当たらないとしても油断してはいけません。浮気の痕跡はシート周りだけでなく、カーナビにも残されている可能性があります。カーナビには目的地や走路の履歴が残されています。したがって、家族で行った覚えのない観光地やデートスポットなどが見つかれば、黒とみて間違いないでしょう。
パートナーが車を利用した様子があれば、空かさず車内を点検してみてはいかがでしょう?もし、怪しい形跡があれば、それとなく誰かを乗せたか確認してみてください。動揺した素振りを見せたら、浮気をしている可能性を否定できません。
セックスにあらわれる兆候
最近、パートナーがセックスを求めてこない、または以前とは違ったスタイルのセックスを要求してくるようになった、なんてことはありませんか? 男性ならいくつになってもそうそう性欲が減退することはないでしょうし、解消するには妻にセックスを求めてくるのが普通です。したがって、大して疲労した様子も見られないのに妻とのセックスが減少するのは浮気をしている証ともとれます。事実、セックスレスに陥る夫婦のどちらかには、パートナー以外のセックスフレンドがいるケースが多発しています。
つまり浮気相手とのセックスで性欲が満たされるため、わざわざ妻に欲情するまでもないと言うわけです。一方で、中には浮気相手が居ながらも妻とのセックスを楽しむという人もいます。このパターンに多いのが、浮気相手とのセックスで覚えた興奮を思い出し、相手女性の影を妻に重ねてセックスをするというケースです。パートナーとのプレイの内容に変化があったと感じた時は、浮気を疑った方が良いでしょう。
帰宅後にすぐにお風呂に入る
夫の衣服に着いた女性の香りから、妻が浮気を見抜くというケースはよくあるとされ、浮気をしている男性には、その発覚を恐れて帰宅後すぐに入浴をする人が多いです。浮気相手とデートをすれば、少なからず移り香が残るため、妻に嗅がれてはならないと一刻でも早く匂いを消し去ろうと必死になるのです。
したがってパートナーが帰宅後、真っ先に浴室へ向かうようであれば、浮気を疑った方が良いでしょう。もちろん、日本人はもともと風呂好きな人種で、帰宅後は温かい湯船に浸かって体を癒やすのが習慣という人も多いため必ずしも浮気をしているとは断定できません。しかし、帰宅後に出迎えた妻をも跳ね除け浴室に向かうような仕草があれば、ただの風呂好きとは言い難いです。
パートナーが慌ただしく浴室へ向かった場合には、脱いだスーツや下着を確認してみると良いかもしれません。もし、女性を思わせる香りが漂うのなら、浮気をしている確率はかなり高いと言えるでしょう。また、その日の日付は、浮気の痕跡を探すためのメモに記しておくことをオススメします。
旦那の浮気を見抜いたあと、どうする?
信じていたパートナーがある日を境に観察と記録を続け、浮気をしていることが濃厚となった場合、白黒はっきりさせたいという気持ちが沸き起こるはずです。しかし、決定的な証拠を得るまでは冷静になって行動することが重要です。浮気を見抜いたあとにやってはいけないことと、やるべきことを紹介しましょう。
暴言・暴力は厳禁です
浮気・不倫をされたショックや悔しい気持ちもわかりますが、何があっても暴言や暴力にうったえることはやめましょう。はっきりとした証拠がない状態で、もしパートナーが浮気をしていなかった場合は相手にも気の毒ですし信頼関係が崩れて修復できない恐れがあります。また、パートナーのあなたに対する愛情がなくなっている状態であれば、争いに発展する可能性もあります。そのとき、暴言や暴力の事実を盾に慰謝料を請求されるなどの報復をされる心配もあります。気持ちを平静に保つことを心がけましょう。
プライバシーの侵害にも注意
不倫で慰謝料や離婚を請求する場合に決定的な証拠となるのは、パートナーと不倫相手との性行為を客観的に捉えた資料になります。なぜなら、婚姻関係にあるものは貞操の義務があり、パートナー以外の異性と自由な意思で生行為をすることは不貞行為とされ、離婚の事由となるからです。具体的な証拠になる資料は、性行為中の写真や動画、本人の自白の音声、不倫していることがわかるメールやメッセージのやり取り、探偵や興信所による不倫現場の調査報告書などです。
パートナーのスマートフォンのアルバムや、LINEやFacebook メッセンジャーなどのチャットには不倫中の写真が保存されているかもしれません。しかし、自分のものでないスマートフォンやSNSなど、本人に無断で閲覧することや、GPS端末を許可なく相手のカバンに入れて行動を記録することはプライバシーの侵害につながります。だれかのSNSやメールのアカウントとパスワードを盗み見するなどして許可なくログインすることは、不正アクセス禁止法に違反します。この場合も争いになった場合にあなたが不利になりますので、いきすぎた調査は控えるようにしましょう。
見て見ぬ振りをするのもダメ
問い詰めることもできないし、証拠探しのためにスマートフォンの中身も見られないとなると、もう泣き寝入りするしかないのでしょうか? しかし、不倫の疑いを放置するのはもっといけません。見て見ぬ振りはしないで、この先の長い人生をどうするか考え、今どんな行動をするのがベストなのかを考えたほうがいいです。自分のありたい姿から、関係を続ける、あるいは離婚したらどうなるかなど考えて、進むべき道を選択しましょう。
迷ったら、だれかに相談
1人で考えていても答えが出ない場合は、誰かのアドバイスを得ましょう。自分の両親や兄弟など、身近な人は話しやすいのではないでしょうか。ただし、相談する家族も冷静に対処できるかどうかが重要です。頭に血が上って証拠もないのに問い詰めるような行動は避けたいです。親友がいるなら相談してもいいでしょう。しかし友達は守秘義務を持っていませんので、あなたの悩みを誰かに漏らしてしまうかもしれません。それがパートナーの耳に入ってしまう恐れもありますので、話す内容には十分注意ください。
離婚となると、もし子供がいる場合は親権や養育について話し合う必要に迫られます。離婚に伴う行政や法的な手続きには専門性が問われますので、家族や友人では対応が難しい可能性があります。自治体が用意している相談窓口や、匿名でもできる電話相談、または弁護士への相談などを利用してみましょう。
-
こころの健康相談統一ダイヤル
電話 0570-064-556
電話をかけた所在地の自治体が用意する『こころの健康電話相談』などの公的な相談機関に問い合わせできます。 -
日本司法支援センター「法テラス」
公式サイト
国によって設立された機関。問題解決のための法制度や各種支援制度を紹介するため、適切な相談窓口をご案内します。
関係修復でも、離婚でもプロに相談するのがベスト
自分の気持ちに正直になって、将来のことを考えた結果は、関係を続けるか、別れるかの選択をすることになるでしょう。関係を修復するとしても、パートナーと浮気相手から慰謝料を請求したり、今後も夫婦関係を続けるならその条件に関する覚書を交わしたり、法に則った振る舞いが必要です。離婚となると、財産分与や親権、養育費などさらに取り決めが必要となります。将来後悔しないためにも、弁護士に依頼することをおすすめします。また、相手が浮気を認めない場合に交渉で有利に立つには、探偵や興信所に依頼し、決定的証拠をつかむのも有効です。
関係修復を試みる
パートナーが浮気をしたとしても、常習的でなかったり、それでもあなたが愛情を持っていたり、子供の成長への影響を考慮したりして、離婚に踏み切れない場合もあるでしょう。パートナーが浮気を反省し、あなたが今後も夫婦関係の継続をしてもいいと思うなら、関係の修復をしていきましょう。
ポイントは、パートナーが真摯にあなたと向き合ってくれるかどうかです。しっかり反省し、これからも生活を共にしたいと願うなら、慰謝料を支払ったうえで、今後2度と不倫しないこと、不倫相手との連絡は断ち切ること、違反したら離婚などの約束を交わしましょう。のちのトラブルを避けるために、口約束ではなく、法的に成り立つ契約書を、司法書士や弁護士に依頼して作ってもらうことをお勧めします。
別居して冷却期間をおく
浮気をしたパートナーの顔も見たくないけれど、子供のことなどを考えると離婚に踏み切れない……。いますぐには結論を出せない……といった場合もあるかと思います。そんなときはいったん別居し、お互いに歩み寄れるか離婚をするかを冷静に考えられるような期間をもうける人たちもいます。別居したといっても婚姻関係にありますので、生活費の負担義務は生じます。別居の際も生活費をお互いに工面するなどの契約は交わしておきましょう。
離婚を決意する
パートナーを許せない場合は、離婚も一つの選択肢です。離婚する場合は、慰謝料の請求、財産分与、子供がいれば親権や養育費負担などについて配偶者と協議します。お互いの話し合いで円満に離婚が成立すれば問題ないですが、いろいろと取り決めごとが多く、パートナーが浮気を認めない場合は慰謝料と離婚の請求ができないこともあります、こじれる可能性が大きいです。そのような場合は、法的に効力を持つ決定的な証拠をつかんで、相手に非を認めさせる必要があります。
また、離婚となると、現在の住居からの転居を迫られる場合もありますし、生活費のために新たな仕事を得る必要もありますので、離婚の交渉とは別にこれらの準備を進めなければいけません。
プロへの相談が解決への近道
慰謝料や離婚の請求には、不貞行為(自由意志によるパートナー以外の異性との肉体関係を結ぶこと)の事実を証明しなければなりません。なお、離婚しない場合でもパートナーと浮気相手双方から慰謝料を請求することはできます。さて、前述のとおり決定的な証拠になる資料は、性行為中の写真や動画、本人の自白の音声、不倫していることがわかるメールやメッセージのやり取り、ホテルの領収書などですが、これらはパートナーまたは不倫相手が自白しないことには集めることは難しいでしょう。
探偵や興信所による不倫現場の調査報告書も有力な証拠となります。これは、パートナーと浮気相手が2人でいるところを尾行し、ホテルや相手の自宅に入る・出る際の写真をおさめたものです。2人きりで宿泊すれば、肉体関係があったことは推測可能とされるため、証拠として採用される可能性が高いです。コストはかかってしまいますが、プライバシーの侵害や不正アクセス禁止法のリスクもなく、合法的な調査によって証拠をつかむことができます。
探偵の調査を確かなものにするためにも、パートナーがあやしいと思ったときから記録している行動メモが有効になります。その記録から、いつ不倫相手と会っているのかのパターンを推測し、調査に役立てられる可能性があるのです。調査のための行動パターンの記録はあなた、リスクや危険がともなう調査はプロに依頼という役割分担は覚えておきましょう。
まとめ
旦那さんの浮気を見破るために重要なポイントは、いきなり核心に触れぬように淡々と観察し、相手の言動を細かく記録していくことです。ひょっとしたら浮気をしておらず、取り越し苦労に終わる可能性もありますので、証拠もないのに旦那さんを責めてはいけません。暴力やプライバシーの侵害もいけません。しかし、普段の行動パターンや言動から不倫が濃厚であれば、旦那さんの関係性を続けるか、離婚するか、いかなる選択をしてもベストな判断となるよう解決策を講じる必要があるでしょう。
配偶者がいながら自由な意志でほかの相手と肉体関係を結ぶのは違法行為とみなされ、慰謝料や離婚を請求する原因になります。請求する場合は、弁護士や探偵など、プロの力を借りることをおすすめします。浮気調査にはコストはかかりますが、最初の相談は無料で受け付けてくれる探偵社もあります。当サイトでは実績のある探偵社を紹介していますので、気になる方は、調査の方法や料金、自身と同じような事例などについて相談してみてはいかがでしょうか。