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パートナーが浮気する確率は? 浮気率が高いタイプの見分け方

浮気現場を撮影するカメラマン

愛し合って結婚したのにパートナーを裏切って浮気する――そんな話は他人事に思えて、自分のパートナーが浮気をすることはありえないと信じている人が多いと思いますが、本当にその可能性はないのでしょうか? 昔から、芸能人の不倫がたびたびニュースに取り上げられているのを見ると、浮気をしている既婚者は意外に多いのではないかという気もしてきます。そこで、実際に既婚者の何%ぐらいが浮気を経験しているのかを探るとともに、浮気しやすいのはどんなタイプなのか、浮気が疑わしい時はどのように対処すべきかなどを考えていきます。

男性・女性の浮気の確率は?

YES NOチェック

あるコンドームメーカーが、全国約14000人を対象に「結婚相手や交際相手以外にセックスする相手はいますか?」というアンケートを取ったところ、全体の20.1%が「いる」と答えています。つまり日本人の5人に1人が浮気をしているという、驚くような結果が出ているのです。そこに、浮気願望はあるが機会がないため実行に移していないという人を加えれば、さらにパーセンテージは上がるはず。パートナーが浮気をするリスクは、かなり高いと言えるでしょう。男女別に、浮気願望がある人や実際に浮気をしている人のデータ、浮気に走りやすい時期などを見ていきましょう。

浮気願望がある男性・女性の割合

浮気願望がないと答えた男女の割合

浮気したいという願望を持っている人は、男女それぞれどのくらいいるのでしょう? 結婚相談所のサンマリエが運営している「恋のビタミン」というサイトが行った「浮気願望はありますか?」というアンケートがあります。

その結果を見ると、「絶対にない」と答えた人の割合は、男性が25%、女性が58%という数字。逆に言えば、浮気願望がある人は、女性が半数以下なのに対し、男性では7割以上にのぼるということです。「男は浮気をする生き物」というイメージ通りの結果に見えますが、本当にそうなのでしょうか? 次は、実際に浮気をしたことがある人の割合を見てみましょう。

実際に行動に移す男性

先ほどのアンケートで見ると、「浮気をした」と答えた男性は全体の33%。この数字を、浮気願望がある男性の中での割合に換算すると44%になり、浮気願望を持つ男性の4割以上が実際に浮気をしているという結果になります。一方、「浮気願望はあるがチャンスがない」と答えた男性も、全体の28%にのぼります。つまりこれは、チャンスさえあれば浮気に走る可能性が高い、浮気予備軍がかなりいるということです。男性の場合、仕事で異性に会うことも多いため、今現在は浮気の機会がなくても、いずれそのような機会がやって来るかもしれません。浮気経験者と予備軍を合わせると、男性の6割以上が浮気を実行に移す危険性を持っていることになるのです。

実際に行動に移す女性

では、女性の浮気実行率はどうでしょう? アンケートによると、「浮気をした」と答えた女性は全体の30%で、男性の33%とほとんど差がないことがわかります。さらにこの数字を、浮気願望がある女性の中での割合に換算すると約71%となり、浮気願望を持つ女性の実に7割が実際に浮気をしているということになります。加えて、「浮気願望はあるがチャンスがない」と答えた女性も合わせると、80%をオーバー。つまり、浮気願望のある女性は男性より少ないものの、浮気したいと思った場合、それを実行に移す可能性が男性よりはるかに高いと言えるのです。

最近は女性の社会進出が進んでおり、共働きしている家庭も少なくありません。その分、女性も男性と同様に仕事の場で異性と出会う機会が増えているということです。もし、自分の夫にも浮気願望があり、同じように浮気願望を持っている女性に出会った場合、その女性からアプローチされて浮気に走ってしまうことも十分に考えられます。

浮気に走りやすい年齢

男性は会社にいる時間が長く、異性と会う機会も多いため、浮気をする男性は30代~50代と幅広い年齢層にわたっています。中でも、浮気をする確率が高いのが50代と言われています。この年代は社会的地位もでき、経済的に余裕が出てくるため、浮気相手とデートや旅行をする費用にも困らなくなるのです。次に浮気する確率が高いのが30代~40代です。この年代は、子供ができて妻が育児に忙しくなり、夫婦の営みが減ってしまうため、夫が浮気に走るというケースが見られます。また、夫婦の営みだけでなく、妻が夫と向き合う時間自体が少なくなり、寂しさを埋めるために夫が他の女性を求めるという心理もあるようです。

一方、女性が浮気をする年代は、30代~40代が多いと言われています。30代は子育てに忙しい時期ですが、その時に夫が家事・育児も手伝わず、妻をまったくサポートしてくれないと、寂しさやストレスから他の男性に目が行ってしまう場合があります。また、40代は子育てが一段落し、時間に余裕が出てきます。そうなると、職場に復帰したり、新しい趣味を始めたりする女性も増えます。外に出る機会が多くなれば、その分多くの男性と出会う機会ができるため、浮気をする確率も高くなるのです。

浮気の確率が上がる時期

パートナーの浮気を防ぐには、時期的な要素にも目を向けなければなりません。一般的に、浮気に走りやすいのは、新しい環境になった時と言われています。転勤や転職をした時、職場に新入社員が入ってきた時、新しいプロジェクトが始まった時などは、新しい異性との出会いがあり、仕事仲間としてお互いにサポートし合ううちに浮気に発展してしまうケースも少なくありません。また、仕事ではなくても、新しく習い事などを始めたことで浮気相手に出会うという場合もあるのです。

会社や学校のイベントが行われる時期も、浮気をする確率が上がります。会社の社員旅行や親睦行事では、今までよく知らなかった社員と打ち解けて話す機会ができ、相手に魅力を感じて気持ちが動いてしまうということがあります。また、子供たちが通う学校で、運動会や文化祭の開催に保護者が協力する場面もあります。その際、イベント終了後に打ち上げなどがあると、お酒の勢いも手伝って他の保護者や先生との親密度が上がってしまうケースがあるので要注意です。

浮気率が高い男性の見分け方

浮気性の男性

先ほど紹介したアンケート結果では、浮気をしたことがある男性が3割強いるものの、「浮気願望はない」「浮気願望はあるが勇気がない」という男性も合わせて4割強います。同じような浮気の機会が訪れた時、踏みとどまる男性と浮気を始めてしまう男性――その違いはどこにあるのでしょうか? 浮気をする確率が高い男性の特徴をピックアップします。

飽きっぽい

新しい仕事に就いたと思ったらすぐ別の仕事に移ったり、趣味やファッションもコロコロ変えたりする男性がいます。こういう飽きっぽい性格の男性は、何事に関しても長続きせず、恋愛でも1人の女性とずっと付き合うということが苦手なタイプと言えます。ですので、最初は熱烈にアプローチして結婚することになったのだとしても、しばらく経つとパートナーだけでは物足りなくなり、新しい刺激を求めて他の女性に目移りするようになるかもしれないので注意が必要です。

好奇心旺盛

妻に不満はないのに、ほかの女性が気になってしまう男性もいます。このタイプの男性には、過去の女性経験が少ない人が多く、いろいろなタイプの女性をもっと知りたいという思いを抱いています。そのため、仕事やプライベートで魅力的な女性に出会うと好奇心がわいて、相手に接近していく場合があります。また、女性が参加する飲み会や合コンなど誘われたら積極的に参加し、コミュニケーションを取ろうとする男性も多く、それをきっかけに浮気が始まる危険性があります。

スリルを求める

結婚生活が長くなると、マンネリ感が出てくることもあります。夫婦関係に安心感や癒しを求める男性ならそれでも問題ありませんが、スリルや刺激を好む男性だと、日常生活にはない刺激が欲しくなり、浮気を始めるかもしれません。職場の同僚に隠して浮気相手と付き合うドキドキ感や、「妻にバレたらどうしよう」とスリルと背徳感を味わいながら浮気を続けることに興奮を覚えるのです。そういう感覚を味わうと、刺激が欲しくなるたびに何度も浮気を繰り返す可能性があるので要注意です。

マメな男

「マメな男はモテる」とよく言われます。記念日や誕生日を忘れずに祝ってくれたり、相手のことを気にかけて電話やメールをこまめに入れてくれる男性は、確かに好感度も高いでしょう。その相手が自分の妻であれば結構なことですが、他の女性に対してもマメなのだとしたら気は許せません。また、マメな男性は、常にスマホを手放さず、着信履歴やLINEの履歴など証拠となるものもその都度消去したりするため、浮気していても気づきにくいという一面があります。

誰にでも優しい

誰にでも分け隔てなく、優しく振舞う男性は、魅力的に見えるかも知れません。誰にでも優しくできるということは、コミュニケーション能力が高く、細かな気遣いができる男性だということです。そのためいろいろな人とすぐに打ち解け、仲良くなれますが、相手のことをあれこれ気遣ったり、仕事で困っているのを助けたりしているうちに、お互いに好意以上の気持ちを抱いてしまう可能性もあります。

優柔不断

「優しさ」「気の弱さ」になってしまう男性も危険です。女性から言い寄られた時に、きっぱり「NO」と言うことができず、ズルズル関係を持ってしまう可能性があるからです。そこには、自分が誘いを断ることで、相手の気持ちを傷つけてしまうのではないかという心理が働いているのかも知れません。しかし、その結果、不倫関係を解消することもできないまま浮気が長期化した挙句、最終的に不倫相手ばかりか妻も傷つける結果になってしまうので厄介です。

性欲が強い

性欲が強く、1人の女性では満足できないタイプもいます。「男の頭と下半身は別の生き物」という言い訳をよく聞きますが、頭では悪いことだとわかっていても衝動を抑えることができず、次から次へと女性に手を出すのです。そういう男性の目的はセックスですから、相手のルックスや性格に対する好みもそれほどなく、複数の女性と浮気を繰り返すケースが多いと言えます。このタイプは、夫婦の営みが減ると欲求不満が募るため、浮気相手がいないとしても、風俗店に行く場合も多いでしょう。

ナルシスト

仕事にも容姿にも自信がある男性は、周りには魅力的に映ることが多いですし、自分がモテることもよく知っています。このタイプはプライドが高く、「浮気は男の甲斐性」と思っていることも多いので、やはり複数の浮気相手を作る可能性があります。また、プライドが高いがゆえに、自分のことをよく知らない女性に対しては、見栄を張って大物ぶったりすることもあるでしょう。もちろん、勘の良い女性にはすぐ見抜かれますが、中には引っかかってしまう女性もいるのです。

お金に余裕がある

女性へのプレゼントやデート代など、浮気をするにはお金がかかります。特に複数の女性と遊ぶとなれば、なおさら資金力が必要です。ですから、前にお伝えした通り、それなりに社会的地位を築き、経済的に余裕の出た男性は浮気をする確率が高いのです。また逆に、女性からすれば、社会的地位があり、お金に不自由することなくレストランで食事を楽しんだり、プレゼントを買ってくれたりする男性は、頼りがいがあって魅力的な存在に見えるでしょう。

お酒が好き

酒好きといっても、家で飲んだり男友達と飲んだりするのが多いのであれば、特に問題はありません。しかし、男女を含めて大勢で集まって飲むのが好きだという男性には注意が必要です。このタイプは、会社の宴会はもちろん、誘われれば妻がいても合コンに参加することがあります。飲み会が盛り上がってくれば、当然気分も高揚してきて、その勢いで「1回だけなら」と羽目を外しかねません。また、普段から飲み歩いていれば、浮気で帰宅が遅くなってもごまかしやすいので、用心すべきです。

旦那と浮気しそうな女性の傾向

派手な格好を好む女性

浮気願望のある女性の7割以上が実際に浮気をしているとお伝えしましたが、言い換えれば、そういう女性がパートナーを誘惑する可能性が高いということです。そこで、どんな女性が既婚男性と不倫関係に陥りやすいのか、その特徴をピックアップしてみました。夫の周りにそのようなタイプの女性がいないかどうか、普段からさりげなくチェックし、もしいるようならあらかじめ夫に釘を刺しておきましょう。

寂しがり屋

結婚しているにもかかわらず浮気に走りやすい女性として、常に誰かと一緒にいないと気が済まない寂しがり屋がいます。こういう女性の場合、パートナーが仕事で忙しく、夜遅くにしか帰ってこなかったり、単身赴任でなかなか会えなかったりすると、不安や不満がどんどん高まっていきます。そして、パートナーより頻繁に会う機会の多い男性に、寂しさを埋めてもらおうとして浮気に走ることがあるのです。もし、夫や恋人が最近かまってくれなくなったと愚痴をこぼしているような女性が自分の夫の周りにいたら気をつけましょう。

飽きっぽい

男性同様、飽きっぽい性格の女性は浮気体質である可能性があります。このタイプは、熱しやすいのと同時に冷めやすいため、結婚生活が長くなりマンネリ化してくるとパートナーに物足りなさを感じ始めます。その結果、ほかの男性に目が向くようになり、浮気に発展することがあるのです。頻繁に髪形を変えたり、服やアクセサリーをどんどん買い替えたり、好きなアイドルやタレントがコロコロ変わる女性は、心のどこかに浮気願望を秘めているかもしれません。

好奇心旺盛

「好奇心旺盛」というのも、男性と同様、浮気しやすいタイプの特徴の1つです。興味があるものにすぐに飛びついて、流行りのものを買ったり、新しく始めた趣味の話をいつもしたりするような女性には、注意した方がいいかもしれません。その女性が自分のパートナーに不満を持っていた場合、もっと自分にふさわしい男性がいるのではないかと考え、納得がいくまでいろいろな男性と関係を持とうとする可能性もあるからです。また、「一度浮気を経験してみたい」という理由だけで浮気に走るケースもあるので油断ができませんね。

目立ちたがり屋

見た目から判断できる、浮気しやすい女性の特徴は、ブランドものをたくさん身につけていたり、露出度の高い服を着ていたり、とかく派手な格好を好むことです。こういう女性は自信たっぷりで自己顕示欲が強く、自分のパートナーだけでなく多くの男性に注目されたいと思っているはずです。当然、派手な身なりの女性は目立ちますし、男性からのアプローチも多いでしょう。そして、自分をもてはやし、自己顕示欲を満たしてくれる男性が現れれば、好意以上の気持ちを抱くかもしれません。目立ちたがり屋の女性は、見た目通り危険な存在になり得るのです。

人のものを欲しがる

自分にはっきりした考えやこだわりがない女性は、周りの人がいいと言っているものが、自分にとっても価値があるもののように勘違いしてしまうことがあります。そういう女性は、誰かが何かを手に入れて喜んでいる様子を見ると、今までまったく興味がなかったものでも急にほしくなったりします。例えば、友達が思いを寄せている男性が気になり出したり、職場の男性が結婚して幸せそうにしているのを見て、自分が先に声をかけなかったことを悔やんだり。そんな気持ちが抑えきれなくなると、奥さんから略奪してでもその男性を手に入れようと思い始めたりするので始末に負えません。

交友関係が広い

男女問わず誰とでも仲良くなり、多くの人と交友関係を持っている女性も、浮気のリスクが高いタイプと言えるでしょう。交友関係が広いほど出会いの機会は増えますし、フレンドリーな性格から男性に気に入られることも多いはず。ただの友人関係がいつ恋人関係に変わってもおかしくありません。また、男友達だけでなく、女友達がたくさんいると、合コンなどをセッティングする際に呼ばれやすく、そこから浮気が始まる可能性は十分にあります。

男性との距離を意識しない

男性に対する危機感がなく、男性と2人きりになっても特に相手を意識しないという女性もいます。そういう女性の中には、男性との距離が近くなっても気にせず、あいさつ代わりに気軽にハグするなど、スキンシップにまったく抵抗がないタイプもいるのです。しかし、男性によっては、軽く肩を叩いたりするだけのスキンシップでも、「自分のことが好きなのかも?」と勘違いする場合があります。本人にそのつもりがなくても相手をその気にさせてしまうという点で、このタイプの女性にも用心しなければなりません。

流されやすい

八方美人タイプの女性や、その場の雰囲気に流されやすいタイプの女性も要注意です。特に好意のない男性であっても、懸命にアプローチされると、相手を傷つけたくないという気持ちから、断り切れずに受け入れてしまうパターンがあるからです。そして、一度関係を持ってしまうと優柔不断な性格が災いして、別れ話を切り出すこともできず、ズルズルと不倫を続けてしまうケースも少なくありません。いつもその場の空気や周りの意見ばかり気にして、自分を主張できない女性はトラブルの種にもなりやすいのです。

お酒が好き

男女ともに、お酒好きの人には浮気のリスクがあります。お酒の席では気が緩み、男女の距離も近くなります。また、女性の中には男性がいるのもお構いなしに泥酔して、スキンシップが激しくなったり、酔いつぶれてしまったりするタイプもいます。そういう女性と何度か飲みに行くうちに情が移ってしまい、浮気に発展するケースもあるのです。職場の飲み会などで酒に飲まれる女性がいるという話が出たら、パートナーにひとこと釘をさしておきましょう。

浮気を疑った時にやるべきこと

パートナーの浮気を疑う女性

自分のパートナーが浮気しやすいタイプだとわかった場合、実際に浮気された時にどう対処すべきか、想定しておかなければなりません。浮気の兆候に気づいた時、慌てて行動すると問題解決どころか、大きなトラブルにもなりかねないからです。浮気の事実を押さえてパートナーに言い逃れさせない方法や、合法的に問題解決を図る方法を紹介します。

パートナーが浮気しているかもしれないという疑いを持った時、すぐにでも事実を確かめたい気持ちになるでしょう。しかし、「疑わしい」という段階で、パートナーを問い詰めてはいけません。証拠がなければ、正直に浮気を認める人はまずいませんから、上手く言い逃れられてうやむやにされたり、逆ギレされて夫婦関係がさらに悪化したりする場合もあります。何より、問い詰めることによって、妻が浮気を疑っていることをパートナーに知られてしまい、警戒心を抱かせることになります。その結果、浮気をする際に、パートナーがより慎重に行動するようになったり、証拠隠滅を図られたりする危険性も出てくるのです。

嫌がらせをしない

パートナーの浮気に対して、当人だけでなく、浮気相手にも怒りを覚えることもあるでしょう。しかし、行き過ぎた報復をする行為もNGです。例えば、相手を叩く・蹴るなどの暴力を振るって怪我をさせれば「傷害罪」に問われるのはもちろん、「死ね」など精神的苦痛を与える暴言を浴びせれば「侮辱罪」になる場合もあります。

また、浮気が事実だったとしても、それを相手の職場や家族に言いふらしたり、ネットの掲示板やSNSで浮気を暴露する投稿・写真を拡散したりすると「名誉棄損罪」に問われる可能性があります。さらに「ただでは済まさない」「バラされたくなければ〇〇万円払え」といった言葉は、脅迫や恐喝と見なされかねません。浮気の被害者であるはずの自分が加害者となり、逆に相手から訴えられてしまうかもしれないのです。

手がかりを探す

パートナーや浮気相手に詰め寄る前にまずやるべきことは、浮気の事実がどの程度確かなものなのかを探ることです。そのためには、できる範囲で手がかりを集めてみることが必要です。例えば、パートナーに気づかれないようにカバンや服のポケットを調べて、レシートやクレジットカードの明細書をチェックするのも1つの方法です。

たとえば、出張の予定がなかった日なのに、ホテルを利用した記録が残っていれば、浮気をしている可能性はかなり濃厚と言えるでしょう。また、夫のスマホに届いたメールやLINEの通知に、明らかに浮気相手と思われる人物とのやりとりがあれば、それも手がかりになります。ただし、パートナーにバレる危険性もあるので、やりすぎるのは禁物です。

相談をする

ある程度、手がかりをつかんだら、次のステップとして専門家に相談することも考えましょう。パートナーが浮気しているのかどうか、もっと詳しく知りたいなら探偵社、浮気の事実が確定した場合に離婚や慰謝料請求をしたいと考えているなら法律事務所に相談するのがおすすめです。探偵社に相談すれば、それまでに自分が集めた手がかりを基に、浮気の確率がどの程度なのか判断し、さらに詳しい調査が必要かどうかアドバイスしてくれますし、弁護士事務所なら離婚や慰謝料請求のために準備しておくべきことなどを教えてくれます。探偵社も弁護士事務所も、無料の電話相談を受け付けているところがありますので、まずそれを利用してみましょう。

調査を依頼する

浮気の事実を明らかにしたいのなら、探偵社を利用するのも1つの選択肢です。実は、ホテルのレシートやメールのやり取りは、あくまでも状況証拠にしかなりませんし、自分1人でバレないように尾行を行い、浮気の現場を押さえるというのはなかなかハードです。また、離婚請求や浮気相手への慰謝料請求も考えているなら、裁判になった時、法的に有効と認められる証拠を集めなければなりません。例えば、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りする場面などを、複数回にわたって鮮明な写真や動画に残すことが必要ですが、高度な調査スキルと機材を備えた探偵であれば、裁判を有利に導く証拠をつかむことができます。

裁判には至らないとしても、「浮気の確実な証拠」を入手しておいて損はありません。それをパートナーに突きつければ、もう言い逃れはできず、妻と向き合ってきちんと話し合わざるを得なくなります。泥沼化する前に浮気問題を解決し、夫婦関係を修復する上でも、プロによる調査が役に立つはずです。

離婚・慰謝料の請求をする

パートナーが不貞行為を働いた、つまり妻以外の女性と肉体関係を持ったことを裏づける証拠があれば、妻の方から離婚請求をした際に、裁判で認められやすくなります。結婚している者には、配偶者以外の異性と肉体関係を持ってはならないという貞操義務があり、それに違反する不貞行為は不法行為に当たるからです。また、浮気が原因で夫婦関係が破綻し、精神的苦痛を与えられたことが証明できれば、慰謝料を請求することもできます。なお、慰謝料は浮気相手に請求することもできますし、パートナーに請求することも可能ですので、離婚はしないまま慰謝料請求でパートナーにお灸をすえるという手もあります。

まとめ

今回紹介したアンケート調査によれば、日本人男性の7割以上が結婚願望を持っていて、そのうちの4割強が浮気経験者です。もちろん、「浮気願望がない」と答えた男性も25%いますが、それらの男性が絶対に浮気しないという保証はありません。女性へのアンケートでは、浮気願望を持っているのは半数以下で、男性に比べて少なめですが、浮気願望がある女性の7割が浮気を実行に移しています。そいう女性が自分のパートナーの近くにいたら、とても安心はしていられません。パートナーが、きっかけ次第で浮気にはまってしまうタイプではないかよく見極めて、もしその危険がありそうなら日ごろの様子や行動をチェックしておきましょう。

また、万一パートナーに浮気の兆候が見られたとしても、慌てて行動してはなりません。感情に任せてパートナーを責め立てても、浮気の証拠がなければ問題を一層こじらせるだけになるかも知れないからです。パートナーに気づかれないように慎重に調査を進めて確実な証拠をつかみ、スマートに問題解決を図りましょう。浮気が原因で慰謝料や離婚の請求など、法的手続きを行いたい場合は、探偵社や弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。