浮気されるのはなぜ?「サレ妻」にならないための心得とは
「サレ妻」という言葉をご存知でしょうか? サレ妻とは、「夫に浮気された妻」の略で、妻が浮気の修羅場を乗り越えて夫婦の関係を再構築していくドラマ『ホリデイラブ』(2018年。テレビ朝日系)などをきっかけに広く知られるようになりました。サレ妻のエピソードが、今でもネットで数多く取り上げられているのを見ると、夫の浮気はドラマの中の話ではなく、誰の身にも起こり得ることがわかります。では、実際にどんな女性がサレ妻になってしまうのでしょう? また、サレ妻にならないようにするにはどうすればいいのでしょうか? 浮気される可能性のある女性の特徴や、夫の浮気を阻止するための心得をお伝えします。
浮気される女性の特徴は?
浮気は許されるものではありません。その責任は、すべて浮気した本人にあります。とはいえ、妻の性格や振る舞いが、夫が浮気を後押ししてしまうケースも見られます。浮気される女性にありがちな特徴をピックアップします。
尽くしすぎ
愛するパートナーを大切に思うあまり、必要以上に世話を焼いてしまうことってありませんか? 夫婦なら、互いを思いやって助け合うのは当たり前ですが、過剰なほど尽くしてしまうのは危険な行為です。良かれと思ってあれこれ世話を焼くのも、常習化すれば相手を付け上がらせる恐れがあります。自分のために尽くしてくれる妻の姿は、パートナーの目には懐が広く理解のある女性に写ります。そのため、何をしても許してくれるのではないかという甘えが生じて、浮気をしても構わないと思うようになるのです。
昭和の時代にあっては、外で働く夫を献身的に支える妻の姿というのは理想の夫婦像だったのかもしれませんが、現代では尽くしすぎるのは禁物です。女性の社会進出化が進んだ今となっては、相手が弱っている時や困っている時にだけ手を差し伸べる程度でいいのです。つまり、男は甘やかせば浮気に走ってしまうというわけです。
愛情が重たい
夫婦の関係性を深めるため、相手を想う気持ちは大切ですが、愛が偏り過ぎて相手に依存してしまうのは逆効果を招きます。夫婦仲が良いのは素敵なことですが、何をするにもパートナーと一緒でなければ気が済まないという女性は浮気をされる可能性が高いです。強烈な愛情表現をする女性は、相手にも同等の愛情を求める傾向が強いため男性にプレッシャーを与えて窮地に追い込んでしまうのです。
妻の愛情の重さに息苦しさを覚える男性は、ほかの異性に癒しを求めてしまうものです。愛情深いことは素晴らしいことですが、何もかもを放り投げ、パートナーのために猪突猛進する姿は、かえって相手にそっぽを向かれ、浮気に走らせてしまう危険性があります。愛情表現はほどほどに、結婚生活を末永く健やかに続けるためには、夫婦の間に適度な距離感が必要なのです。
束縛しすぎる
女性なら誰でも、変わらぬ愛を誓い合った相手には、よそ見をせずに一生自分だけを見て欲しいという願望がありますよね。そのため、できる限り夫婦で時間を共有してパートナーの心がほかの異性に向かうことを防ごうとする女性も少なくないです。しかし、度の過ぎる行いはパートナーの交友関係や行動を制限してしまい、自由を奪う結果となってしまいます。
たとえば、女性のいる飲み会の参加を断念させたり、帰宅時間を厳守させたりするなど、あまりプライベートなことに細かく口を挟むのは得策ではありません。妻に束縛された男性は、その窮屈な生活から逃れようと浮気に走ってしまうケースが多いです。無理に相手を縛ることは、相手の心を自分から引き離してしまう結果をもたらすこともあるのです。
必要以上に疑り深い
サレ妻になることを恐れるあまり、ついついパートナーに疑いの目を向けてしまうことってあります。しかし、必要以上にパートナーを疑い、どんなことにも口を出して問い詰めてしまうのは、強いストレスを与えることになります。最初は小さなストレスだったものも、いつまでも続けばやがては大きなストレスとなり相手の心を萎縮させ、心身共に疲弊さてしまいます。既婚男性にとって、心が休まらない家庭ほど嫌なものはありません。疑り深い妻に嫌気がさした男性は、温もりや癒しを求めてほかの異性へと心を向けてしまうのです。パートナーの浮気を案ずる気持ちは誰にでもありますが、円満な家庭を築くためには、相手を信じる気持ちが何よりも欠かせませんね。
信じやすい
些細なことでも疑う妻はパートナーを浮気に走らせるとお伝えしましたが、その一方でまったく疑念を抱かずに夫を信じ過ぎてしまうのも考えものです。確かに夫婦の関係性を良好に保とうと思えば、邪推を振り払い、相手の話しを信じるのが互いのためにも良いかもしれません。しかし、何から何まで無垢な子供のように、パートナーの言葉を過信するのは、相手が驕り高ぶる要因になりかねません。
「何を言っても信じてくれる」という自信が、いつしか「何をやっても許されるんだ」に変わってしまい、浮気をしても簡単に言い逃れできるという勘違いをさせてしまうのです。パートナーを信じる気持ちは大切ですが、怪しい振る舞いにはイエローカードを出すことも必要です。
何をやっても許してしまう
パートナーを愛する気持ちが強く、マリア様のような心で相手が何をしても許してしまう、優しい人っていますよね。なかには相手に嫌われたくない一心で、全てを許す人もいれば、相手が愛しくて何をされても気にならないという人もいます。しかし、どちらの場合でもパートナーの心に甘えが芽生えてしまうのは同じです。男性はもともと性欲の強い生き物ですから、どんなに妻を愛していても、魅力的な女性を見れば心を惹かれてしまうものです。
本来なら妻にバレた時のことまで考え、理性的に浮気を断念するはずですが、何をしても許してもらえるという甘えがあると、理性も薄れて本能のままに浮気に走ってしまうのです。しかも常習犯になってしまうかもしれません。また、男性に限らず、人は何でも許されると思えば緊張感を失い、刺激を求めてしまう傾向にあります。優しすぎても物足りなさを感じて、刺激的な異性に心を奪われてしまうこともあるものです。つまり、男性には少しくらい厳しく接した方が良いのです。
1人でなんでもできる
自立した女性は誰の目にも魅力的に写りますが、何から何まで1人でできてしまう女性というのはパートナーとなる男性を浮気に走らせてしまう可能性が高いです。とくに家庭のなかにおいては、夫の出番がないくらいに完璧に家事や育児をこなしてしまうのは大問題です。男性のなかにはリーダーシップを発揮したい人もいますし、なにか家族の役に立ちたいと願う人は多いです。
しかし、妻が1人で全てをこなしてしまうなら、パートナーは立場をなくしてしまいます。その結果、家庭に居場所がないと感じてしまい、承認欲求を満たすべくほかの異性へと心を向けてしまうのです。現代社会においては女性の自立が求められていますが、こと家庭においては少しぐらいパートナーを頼る器用さも大切だと言えます。
魅力がない
結婚して家庭を得たことに甘んじて女性らしさを失ったり、努力を怠るのは危険です。夫婦になれば、ありのままの姿を見せることも大切ですが、体型や身だしなみなど気を抜き過ぎれば、瞬く間にだらしなくなってしまいます。どんなに妻を愛していても、女性らしさを失った姿を見せられては、トキメキをなくしてしまうものです。愛情はあれども、異性という感覚がなくなれば性欲も起きません。妻に女性らしさを感じなくなった男性は、性的興奮やトキメキを外に求め、魅力的な異性に心を奪われてしまうのです。
夫を軽んじる
「妻の尻に敷かれる」という言葉がありますが、結婚したからといって夫の存在を軽視してはいけません。パートナーを蔑ろにして男性としてのプライドを傷つける行為は、相手を浮気に走らせる可能性が高いです。人は自分を軽視して傷つける相手に対しては心を閉ざしてしまう傾向にあります。妻の自分に対する態度に失望したパートナーは、自分の存在を認めてくれる相手を求めて、ほかの異性に関心を抱いてしまうのです。つまり、夫を浮気させないためには、結婚した後にこそ、相手に敬意を払うことが大切だと言えます。
セックスレス
パートナーを浮気に走らせる一番の要因はズバリ、セックスレスではないでしょうか? 日本の夫婦生活は海外に比べて少ないとも言われていますが、さすがに全くしないというのは、相手にとって大きなストレスとなります。妻との間で解消できない性欲は、ほかの異性で解消するよりほかないので、愛情に関わりなく浮気に走ってしまうケースは多いです。しかも、昨今はマッチングアプリが普及し、男女の出会いが簡略化されたため、セックス相手も簡単に見つかります。妻がセックスを拒むなら、ほかの異性とマッチングして性欲を満たそうとする男性は多いはずです。性欲から始まる浮気がいつしか本気にかわる可能性もありますので、セックスレスには注意しましょう。
浮気されても別れない理由
夫の浮気を知った時、一度は「離婚」の2文字を思い浮かべることでしょう。しかし、実際には離婚を選ばず、夫婦関係を維持しようとする人も少なくありません。浮気されてもなぜ夫と別れないのか、その理由を見ていきましょう。
まだ夫が好きだから
夫の浮気が発覚しても夫婦の関係性を継続する女性のなかには、まだ夫への愛があり別れを選択する余地もないという人も多いです。とくに婚姻生活が長い夫婦の場合には、相手を信頼しているため簡単には愛が揺らがないという女性も少なくないのです。たしかに、長年夫婦として過ごしてきた絆の深さを思えば、一度の浮気くらいでは離婚には至らないのかもしれません。
浮気という言葉からは、単純に肉体関係ばかりが連想されますが、夫と浮気相手との間にどれだけの愛が育まれているのかは当事者にしか判りません。つまり、妻と浮気相手に対する夫の愛の比率に差ほど変わりがないのであれば、勝機はこちらにあると踏むのではないでしょうか。夫と連れ添った経験値から、浮気という事実があっただけでは、夫婦の関係性は破綻することはないという結論に至るようです。
子供のため
夫婦の間に子供がいる場合は、離婚が及ぼす子供への影響を考え、別れることをとまどう女性も多いです。そのため、浮気をした夫を憎む気持ちはあっても、子供から父親を奪うことはできないと離婚を断念するケースは多々あります。とくに、小さなお子さんを抱えた家庭では、離婚後に子供の生活が一変することを危惧して関係性を継続する人が多いようです。
たしかに、浮気した男が悪いとはいえ、お子さんにとってはたった1人の父親ですから、突然の別居は受け入れ難いものがあります。自分の選択が我が子の人生を左右すると考えれば、夫への不信感は残っても離婚はできないという結論に至るのは無理もないことでしょう。ただ、こうしたケースでは、子供が成人するまでは婚姻関係を継続するものの、成人して養う義務がなくなれば、夫婦は離婚して別々の道を歩む場合も多いです。
経済的な問題
浮気をした夫に対する愛情は薄れても、経済的な理由から夫婦関係を継続する女性もいます。夫の収入で家計を支えている家庭なら、離婚後は妻の経済的自立が必要不可欠となるため、妻側の受ける離婚の影響は甚大なものとなりえます。もちろん、夫の浮気を理由に離婚した場合、法的な措置をとっていれば慰謝料や財産分与、また子供がいる場合は養育費などが支払われます。しかし、それだけで安定した生活を送るのは難しいでしょう。そのため、愛はなくとも離婚をせずに関係を続けて経済的な安定を保つというわけです。金銭的な余裕は安心感を産みますので、経済的な問題から離婚をしないという考え方にも一理あります。
世間体を気にする
女性の社会進出が進んだ現在では、離婚する夫婦も多く、バツイチくらいでは驚く人もいないと思いませんか? しかし、なかには夫に浮気をされても世間体が気になり離婚はしたくないと考える女性もいます。悪いのは浮気をした夫の方ですから、気にする必要などなさそうに思えてしまいますよね。しかし、現代はSNSの普及によって、瞬く間に人の噂が拡散される世の中です。赤の他人に「あの人、サレ妻らしいわよ」などと噂を流されるのは困ったものです。また、小さいお子さんのいる家庭の場合はご近所付き合いも考慮すると、夫の浮気は隠した方が得策だとも考えられます。
プライドが許さない
夫の浮気はもちろんのこと、妻としてのプライドが離婚を許さないというケースもあります。これには、夫と浮気相手の不貞行為によって妻の座を奪われることに憤りを感じると言うパターンと、これまで築き上げて来たものが一気に壊れてしまうことが許せないパターンなどが考えられます。浮気相手から慰謝料を請求できる可能性はあるとはいえ、離婚を選択すれば、夫と浮気相手は喜々として再婚するかもしれず、浮気の被害にあった自分だけが傷つき取り残されてしまうと考えてしまいます。そのような結果となってしまっては、自分だけが損をしたような気になります。妻を傷つけた2人の再婚を阻止するためには、離婚をせずに夫婦関係を継続するのが効果的というわけです。
復讐のため
離婚を望まない女性のなかには、浮気をした夫への復讐の手段として夫婦関係を継続する人もいます。夫の浮気によって被る精神的苦痛を考えれば、報復したくなる気持ちもわかります。夫の浮気が妻にもたらす影響は計り知れませんが、人によっては精神的な病を発症するケースもあるくらいですから相当なインパクトです。それなら離婚をして縁を切ったほうが精神衛生上良いのではないかと思ってしまいますが、あえて夫婦関係を続けることで浮気相手との関係を精算させ、夫の自由を奪うという考え方もあるようです。また、婚姻関係にあれば、夫の死後は保険金も受け取れるため、長期的なメリットがある場合もあります。
浮気を知ってもやってはいけないこと
ネットでは、サレ妻の復讐談なども散見されますが、安易に復讐に走ると、逆に自分が不利な状況になる可能性もあります。また、浮気したことが夫の会社や友人に知られると、夫の立場が悪くなり、家庭崩壊にもつながりかねませんので注意が必要です。ここでは、浮気された妻が感情にまかせてやってはいけないことを紹介します。
浮気相手への嫌がらせ
家庭崩壊の要因を作った浮気相手には、相応の罰を受けてもらいたいものです。しかし、どんなに浮気相手のことが悪かったとしても、相手に対する「嫌がらせ」だけはしてはいけません。社会的制裁を与えたいと、相手の親や職場に浮気の事実を知らせるような行動は控えましょう。なぜなら、このような行動は名誉毀損罪にあたる可能性があり、逆に訴えられてしまうリスクがあります。名誉既存の刑事罰は、3年以下の懲役もしくは禁錮、または50万円以下の罰金という罰則が設けられています。
そのほかに、SNSへの浮気に関する書き込みなども、名誉毀損のほか、侮辱罪にも該当してしまう恐れもあります。そのほか、憎たらしいからとはいえ、相手に手を出してはいけません。強く触れたわけではなくとも相手が痛いと訴えれば傷害罪になる恐れがあります。また相手の持ち物を壊してしまうのも器物破損にあたりますので注意が必要です。悪いのはあなたではありませんので、くれぐれも冷静さを忘れててはいけません。
職場や実家に知らせる
浮気をした夫を苦しめようと相手の実家や職場に浮気の事実を報告するのは、名誉毀損やプライバシーの侵害にあたりますので絶対にやってはいけません。とくに職場に浮気を言いふらすことは、法的な問題だけでなく、職場での夫の立場を危うくするため夫婦である妻の生活にも影響を及ぼします。腹いせのつもりが、かえって自分の立場を危うくする可能性もあるのです。ただし、浮気解消への相談のために夫の親に報告する行為は問題ありません。
暴行や脅迫をする
夫の浮気が発端となって家庭崩壊が起きたとしても、相手に暴力を加えたり、脅迫をしたりするのは違法行為にあたりますので絶対にやめましょう。悔しい気持ちはわかりますが、殴る、突き飛ばすなどの行いをした場合には、相手が訴えれば暴行罪が成立します。また夫や浮気相手に向けて。浮気したことを認めないと「会社に連絡して真実をバラす」などと相手に詰め寄るのも脅迫にあたります。ただでさえ夫の浮気によるダメージが大きいところへ、あなた自身が法的な問題まで抱えてしまっては、元も子もありません。浮気した夫や浮気相手を懲らしめたいなら、慰謝料や離婚の請求など、正しい法的措置を検討しましょう。
浮気の悩みを他人に話す
夫の浮気による衝撃に耐えきれず、他人に浮気の悩みを相談するのはあまりお勧めできません。たしかに第三者に悩みを打ち明けることで心の整理がつくこともありますが、人の口に戸は立てられないと言うように、他人に相談すれば口外される可能性も高いです。また、相談するうちに相手の意見に流されてしまい、自分の本心が解らなくなってしまう恐れもあります。浮気の相談は、友人や知人に相談するよりも、守秘義務を守り、公正な意見を述べてくれる弁護士や医師、カウンセラー専門家に依頼するのが得策です。
サレ妻にならないために
浮気されないためには、日ごろから円満な夫婦関係を築くように努力することが必要です。また、もし浮気されたら、早く浮気相手と手を切らせ、浮気を再開させないようにしなければなりません。浮気の予防策や再発防止策を紹介します。
外見に気を遣う
結婚して家族という関係になると、その安心感のせいか外見への関心が薄れる女性は少なくないです。とくに独身の頃と比べ生活スタイルが大きく変化する人ほど、その特徴が顕著に表れる傾向にあります。外見を整えるには、気持ちの余裕が必要ですので、家事や育児に追われる日々では忙しさのあまり身なりに構う時間など取れないのも無理はありません。しかし、いくら家族になったとはいえ、最低限の女性らしさは忘れたくないものです。
油断して弛んだ体型や、くたびれた服装など、女性らしさが感じられない姿では魅力も半減してしまいます。妻のくたびれた姿に失望して浮気に走る男性は多いため、夫の性的欲求を刺激するような魅力的な女性でいることが浮気を阻止する秘訣でもあります。
束縛しすぎない
家族で過ごす時間を大切にするあまりに、夫の行動を制限してしまう女性は多いです。しかし、いくら夫婦でも相手の意見も聞かずに自由を奪うのは束縛にあたり、閉塞感を与えてしまいます。妻の束縛に耐えかねた夫が自由を求めて奔走し、浮気に走ってしまうというのはよくあることです。
夫婦で共に過ごす時間を愛情の証として強要するのは、相手の反発を招いてしまうこともあるので注意が必要です。どんなに愛する相手でも、強引に拘束されては嫌気がさして愛も冷めてしまいます。そのことから、生涯を伴にする夫婦にとって、愛情の証とは、相手の意思を尊重することだと言えるのではないでしょうか? サレ妻にならないためには夫を束縛しない寛容さが大切です。
子供一筋にならない
子供を持つ母親にとって、育児は最大のプロジェクトです。歩くこともままならない赤ちゃんを、成人まで育て上げるのですから、育児に夢中になってしまうのは無理もありません。さらに、女性には母性が備わっているため、夫よりも子供を優先する気持ちが強く働くのは当然のことかもしれません。しかし、妻があまりにも子供に専念すると、時として夫は寂しさを感じてしまうものです。子供に気をとられて夫に無関心になる妻をみて不満を抱える男性は多く、それが原因となって浮気をしてしまうケースもよくあります。サレ妻となることを避けるためには、子供一筋にならず、たまには夫のケアもしてあげることが必要なのです。
夫を立てる
日本には、夫婦円満の秘訣は夫を尻に敷くことだという迷信があります。そのせいか、家族の主導権を妻が握る家庭も多いのではないでしょうか? しかし、浮気を阻止するためには、時には夫を立てて意見を尊重することも必要です。妻の主張が強すぎる家庭は、夫の自尊心を傷つける傾向にあり、彼らの存在意義を奪ってしまいます。
家族のなかに居場所を失ってしまった男性は、新たなる居場所を求めて放浪を始めてしまうものです。その結果、浮気に走ってしまうケースはとても多いです。男性はもともとプライドの高い生き物なので、適度に相談をして頼っていれば男としての存在価値を実感します。家族のために家計を切り盛りする賢い妻のあなたなら、夫に花を持たせることも難しくないはずです。
スキンシップと会話を大事にする
結婚をして家族になると相手の存在を居て当たり前と感じ、会話が減ってしまう夫婦が多いです。しかし、夫婦間のコミュニケーション不足は夫に孤独感をもたらし、やがて浮気に走らせてしまいます。そのため夫婦生活を長く続けるためには、コミュニケーションをおろそかにしてはいけません。お互いを気遣う会話とスキンシップこそ夫婦の仲を深める秘訣です。セックスの回数が減ったとしても、お互いにマッサージをするなど労わり合えば、浮気願望が芽生えるのを抑えることができるのではないでしょうか。
浮気の確実な証拠をつかむ
もしも夫に浮気の兆候が現れた時は、手遅れとなる前に浮気の確実な証拠を集めましょう。法的に、既婚者の浮気とは、「不貞行為」といって、配偶者以外の異性と肉体関係を結ぶことを指します。そのため、確実な証拠を得るには「肉体関係にあると判断できる資料」が必要です。素人が浮気の調査をする場合、いきなり確信に触れた証拠をつかむのは難しいです。
夫に怪しい振る舞いがあるだけでは、浮気とは断定できないので、まずは冷静に夫の行動パターンを探ることをオススメします。探っていることを悟られないよう夫を泳がしつつも、違和感のある予定や言動はメモを取っておきましょう。じっくりと相手の行動を観察していけば、浮気相手との密会の日程など、予測ができるようになるはずです。ただし、素人の調査は深入りしない方が得策です。浮気を確信したあとは、浮気調査のプロである探偵社に調査を依頼した方が、その後の交渉事もスムーズに進みます。浮気調査に長けた探偵であれば、法的に有利な証拠を合法的な調査によって入手するテクニックや技能を持っているのです。
夫と浮気相手から慰謝料を取る
万が一、夫の浮気が明るみにでた場合は、あなたの生活を守るためにも法的措置をとった方が良いでしょう。この時に、浮気の確実な証拠をつかんでいれば、夫と浮気相手の両方に慰謝料の請求ができます。慰謝料の相場は、2人分の合計で50万円から300万円ほどと言われており、その金額は浮気をされた状況やその後の夫婦関係によって変動すると言われています。浮気被害によって発生する慰謝料請求は、妻の精神的苦痛に対する損害賠償ですから遠慮せずに請求に踏み切りましょう。なお、浮気発覚後に夫婦の関係性を修復したい場合は、夫への慰謝料請求はしない方が再構築もスムーズに進むことが多いです。
誓約書や合意書を書かせる
浮気の発覚後に夫婦の関係性を修復する場合は、再発防止に向けて誓約書や合意書を作成することが望ましいです。誓約書や合意書は、夫と浮気相手が再び会うことを阻止するために接触を禁止する目的で作成します。さらに、浮気相手だけが慰謝料を支払った場合は、今後も夫婦に対して負担分を求めない約束を取り付けることも書類に盛り込めます。夫が次に浮気した場合の慰謝料支払いについても決めておいがほうがいいでしょう。誓約書や合意書は夫を浮気の常習犯にしないためにも必要な書類なのです。
まとめ
浮気は不法な行為であり、浮気をした当人に100%非がありますが、夫を束縛しすぎたり、逆に夫のことを構わなさすぎたりといった妻の態度が、夫を浮気に走らせる要因の一つになっている場合もあります。円満な夫婦関係を築くには、自分の性格や、夫への日ごろの接し方を見つめ直し、問題があれば改善し、夫婦円満な関係維持を目指しましょう。
夫の浮気に気づいたからといって、浮気相手への復讐や夫への暴言・暴力といった行動に出るのは禁物です。冷静になり、確実な証拠をつかんで慰謝料請求や誓約書作成によって懲らしめることで、再発を防止しましょう。法的に有効な証拠を得るには、聞き込みや尾行、張り込みなど、合法的な手段で調査を行うプロの探偵社の利用をおすすめします。当サイトでは、浮気調査が得意な探偵社を紹介していますので「浮気されているかも……」とご心配の方は、お気軽にご相談ください。