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浮気を疑う心理とは?その原因を把握して、不安を解消しよう

夫の浮気を疑う既婚女性

もしかすると自分のパートナーが浮気しているかもしれない――そんな疑いが一度頭をよぎると、疑惑がどんどん膨らんで不安が押し寄せ、他のことが何も考えられなくなってしまう人もいます。ただの思い込みだと否定しようとしても、疑惑を追い払えない時、どうしたらいいのでしょう? 浮気を疑う人の特徴や心理状態を解き明かすとともに、不安を解消するための対処法を紹介します。

なぜ浮気を疑ってしまうのか?

自分に自信が持てない女性

パートナーのことを信じたいのに、「浮気をしているのではないか?」という疑いが繰り返しわいてきて、気持ちが落ち着かないケースがありますね。そこにはいったいどんな心理が働いているのでしょうか? パートナーの浮気を疑ってしまう心の中の原因を探ります。

自分に自信がない

パートナーの浮気を疑ってしまう原因の一つとして、自分に自信を持てないというネガティブ思考があります。例えば、容姿や性格にコンプレックスがあり、自分には魅力がないと思い込んでいるようなケースです。自分にまったく自信が持てない人は、魅力的なパートナーと自分とでは釣り合わないのではないかと考え、「パートナーがいつまでも自分のことを好きでいてくれるはずがない」と不安を感じるようになります。さらに、その不安が強まると、いつかもっと魅力的な女性がパートナーの前に現れ、その人に心を奪われて自分から離れていってしまうのではないかと怯えるようになるのです。

このタイプの人は、いつも周りの女性と自分を比較し、自分の欠点ばかりを気に病んで劣等感を抱きます。そして、パートナーが他の女性を少しでもほめると、いつまでもそれが気になってさらに落ち込んでしまいます。こうしたネガティブ思考が負のスパイラルに陥らないよう、どこかで歯止めをかけなければなりません。

信じて裏切られるのが怖い

パートナーを信じて裏切られるのが怖いから、初めから信じないようにするという人もいます。恋愛に限らず、「相手を信頼していたのに裏切られた」というのは、とてもつらい経験です。自分のパートナーは浮気などしないと信じていたにもかかわらず浮気が発覚したら、深く傷つき、目の前が真っ暗になってしまうでしょう。そんな思いをしたくないがために、実際には浮気する可能性が少なくても「パートナーのことは信じないことにしよう」と予防線を張るのです。

確かに、相手の浮気をずっと疑っていれば、万が一、浮気をされても「思った通り浮気した」と、自分の考えが正しかったことに納得ができますし、相手を深く信じていなかった分、あまり傷つかずに済むかもしれません。しかし、相手にとって、心から信じてもらえないままでいるのは、信じて裏切られるのと同じぐらいつらいことでしょう。本当に幸せな家庭生活を送りたいのなら、パートナーとの間でしっかりと信頼関係を築くことが必要なのです。

パートナーに依存しすぎている

パートナーのことが好きで、一緒にいるのが楽しいのは悪いことではありませんが、それ以外に興味が持てず、いつもパートナーのことばかり考えているようだとしたら、気づかないうちに相手に依存している状態になっているのかも知れません。そうなると、パートナーがいないと何をすればいいかわからず不安になり、さらに「パートナーを失ったらすべてを失ってしまう」と思い詰める人もいます。そのため、パートナーが浮気するのを過剰に恐れて行動や態度をしつこくチェックしたり、こまめに連絡を取ってパートナーの心が離れないようにしようとするのです。

このようなケースでは、本人が子供の頃、不安定な家庭環境下で育っている場合もあります。家族が喧嘩ばかりしていたり、自分のことをほとんどかまってくれなかったりすると、人間関係の築き方がわからなくなります。また、人との程よい距離感もつかめないため、依存対象に出会うと、片時も離れずにいることで安心を得ようとするのです。

男は浮気をするものだと思っている

女性の中には、男性は必ず浮気をするものだと決めこんでいる人もいます。確かに浮気をする男性が少なからずいるのは事実で、あるアンケート調査によれば約3割の男性が浮気をした経験があると答えています。また、芸能人の不倫騒動が連日のようにセンセーショナルに報道されたり、不倫をテーマにしたドラマや映画がいくつも作られたりと、世の中には不倫に関する情報があふれています。

さらに、知り合いの誰かが浮気をされたという噂を聞くことがあるかも知れませんし、自分の浮気を武勇伝のように自慢する男性を目にすることもあるでしょう。こういう情報にたびたび接していると、浮気が起きる確率が実際よりはるかに高いように感じられ、男は皆浮気をするものだと思ってしまうのです。しかし、先ほどのアンケートを見ればわかるように、約7割の男性が浮気をしていないという事実も忘れてはいけません。

独占欲が強い

独占欲が強いと、浮気に対するチェックが厳しくなる傾向があります。独占欲が強いということは、パートナーを「自分だけのものにしておきたい」という気持ちを強く持っているということであり、パートナーを自分の所有物のように思っているケースもあります。そういう場合、パートナーが自分の思い通りに動くように、常にその行動をチェックし、コンロトールを利かせていないと気が済みません。また、パートナーを他の女性に取られるのは、自分の所有権を侵害されるのと同じことなので、絶対に許せないのです。

パートナーを所有物のように考えていると、相手が自分の要望に応えてくれなかったり、少しでもそっけない態度を取ったりすると愛情が冷めてきたのではないか、他の女性に気があるのではないかと疑い始めます。その結果、パートナーの行動を一層厳しく監視し、わざとわがままを言って愛情を確かめようとするなど、束縛をどんどん強めていく可能性があるので注意しなければなりません。

嫉妬深い

自分のパートナーのことが大好きで、「イケメンでカッコいい」と夢中になっている場合も要注意です。こういうケースでは、「こんなに素敵な男性がモテないはずはない」と思い込んでしまっているため、すべての女性が自分のパートナーをものにしようと狙っているのではないかと不安を感じるのです。

さらに、パートナーが誰にでも優しく接する性格だと、他の女性に積極的にアプローチされたら受け入れてしまうのではないかと心配で、パートナーから目を離すことができなくなります。特に、自分に自信がない場合は、いつか他の女性に乗り換えられるのではないかと、気が気ではありません。ですので、パートナーが女性と世間話をしているだけでも嫉妬を感じ、ヤキモチを焼いてしまう危険性があります。

浮気を疑う人の特徴は?

人間不信に陥っている女性

パートナーの浮気を疑う人の中には、過去のトラウマや心の問題を抱えている人もいます。パートナーとの関係にいつも不安を感じている人たちの特徴をピックアップします。

浮気をされた経験がある

浮気に対して漠然とした不安を持っている人がいる一方、浮気を恐れる理由がはっきりしている人もいます。例えば、過去実際に浮気された経験がある人です。浮気などするはずはないと信じ込んでいたパートナーに裏切られると、深く傷つき、その経験がトラウマになってしまうことがあります。そのトラウマのせいで、自分の魅力にも判断力にも自信がなくなり、男性を信じることが怖くなって、誠実そうな人を見ても、また裏切られるのではないかと怯えるようになるのです。

そういう女性が新しいパートナーと付き合うようになった時、相手がどんなに自分のことを愛していると言ってくれても、もう以前のように素直に信じることはできません。再び傷つきたくないという思いから、パートナーに常に疑いの目を向けてしまいます。

自分が浮気した経験や浮気願望がある

自分に浮気の経験や浮気願望がある人も、パートナーを心から信じることができません。人は、自分が感じたり考えたりすることを、他の人も同じように感じたり考えたりすると思い込む傾向があります。もし、自分が浮気したことがあるのなら、パートナーも浮気したことがあるかも知れないし、これから浮気してもおかしくないと考えます。

実際に浮気をしたことがなかったとしても、カッコいい男性とすれ違うとつい目が行ってしまったり、今のパートナーより魅力的な男性と出会って仲良くなったら浮気してしまうかもと考えているようであれば、パートナーも自分と同じ願望を持っているのではと思うのも不思議ではありません。こういう人は、パートナーの浮気を疑うというより、人は誰でも浮気願望を持っていると考えているのだと言えるでしょう。

今の関係に満足していない

現状に不満を感じているのが原因で、パートナーの浮気を疑ってしまうという人もよくいます。パートナーが自分に冷たい態度を見せたり、たびたび喧嘩が起きたりして2人の関係がギクシャクしだすと、パートナーが心変わりしたのではないかと疑い始めるのです。

このような人は、「他に好きな人ができたから、私のことが邪魔になってきたに違いない」とか、「私のことが嫌いになって誰かと浮気を始めたのでは?」などと、パートナーの関係がうまくいかないのを、実際にはいるかどうかもわからない浮気相手のせいにして、1人でヤキモキしていることがあります。もしかしたら自分の態度に問題があったり、仕事にトラブルがあったりしてパートナーの機嫌が悪いのかも知れないとは考えず、外部に原因を求めてしまうのです。

周りの意見に流されやすい

雑誌のゴシップ記事などを信じやすい人も、気をつけなければいけません。このタイプの人は、知人が浮気されたというような話を聞くと、誰にでもそんなことが起こりそうな気がしてきて、自分のパートナーも浮気しているかもしれないと疑い始めます。さらに、WebサイトやSNSに投稿された浮気の体験談・コメントなどを見ているうちに浮気に対する警戒心が強くなり、パートナーの行動がすべて怪しく思えてきます。

ネットで個人が発信する情報には、偏見や誇張されたものがありますが、それをすべて真に受けてしまうからです。そういう人が、誰かに冗談で「あなたの旦那、浮気してるんじゃない?」「なんだか怪しいな」などとからかわれたりすると、途端に不安が募って、居ても立ってもいられなくなります。

人間不信

信頼していた人に裏切られたり、子供の頃にいじめを受けたりした人の中には、人間不信に陥っている人もいます。その場合、パートナーのことだけでなく、家族や友人など、周りにいる人を誰も心から信じることができません。人間は皆嘘をつくものだと思っていますし、善意でやってくれていることに対しても、何か裏があるのではと疑ってかかります。また、自分の目で確かめたことしか信じられないので、目の届かないところでパートナーが何をしているのかわからないという不安をいつも抱えています。

そのため、パートナーの言動に少しでも怪しいところがあると、「浮気を隠そうとしている」と邪推し、パートナーがいくら弁解しても納得することができません。もちろん、心のどこかには人を信じたい気持ちも残っていますので、それができない自分にジレンマを感じ、苦しむ人も少なくありません。

心の病の可能性

実際に浮気の兆候があったり、疑い深い性格だからついパートナーを疑ってしまうというのは不自然なことではありません。しかし、浮気が誤解だとわかったあとも、まだパートナーが浮気しているのではないかという考えが頭から離れず、長期間その妄想にとらわれ続けるなら、心の病の可能性もあります。例えば、「オセロ症候群」と呼ばれる嫉妬型の妄想性障害などです。

オセロ症候群は、妻に激しい嫉妬心を抱くシェイクスピア作品の主人公「オセロ」から名付けられたもので、その特徴として、パートナーを常にチェックしようとし、行動が把握できないと強い怒りを覚えます。また、パートナーが他の異性と関わるのを極度に嫌がり、好きなタレントのことを口にしただけでも激しく嫉妬する場合があります。さらに、パートナーを監視するために勝手にGPSをつけるなど、度を越えた行動をとりますが、本人は妄想を信じているので、自分が間違ったことをしているとは思わないのです。少しでも当てはまるところがある場合は、一度カウンセリングを受けることをおすすめします。

浮気を疑うリスク

浮気を疑う既婚女性とその夫

浮気を疑うことは、自分にとって苦しいだけでなく、疑われているパートナーにとっても心の負担になります。浮気の事実や根拠もないのに相手を疑い続ければ、大きなトラブルにもなりかねません。浮気を疑うリスクをご紹介します。

パートナーを傷つける

浮気などしていないし、他の女性に好意を示したこともないのに、突然妻から浮気しているのではないかと問いただされたら、夫は心底驚くはずです。それでも最初のうちなら、「そんなことをするはずがない」と理由を挙げてきちんと説明しようとするでしょうし、「自分にヤキモチを焼いてくれている」とほほえましい気持ちになるかも知れません。

しかし、それが度重なると次第に嫌気が差し、いい加減な受け答えをしたり、口喧嘩に発展したりする場合もあります。夫にしてみれば、「簡単に浮気するような軽い男だと思われているんだ」と情けなく感じているのでしょう。浮気を疑うことは、自分にとってつらいだけでなく、無実の相手を傷つける可能性もあることを忘れてはいけません。

信頼関係が崩れる

夫婦の関係は、信頼で成り立っています。当然夫は妻を信頼して結婚したはずですし、妻からも信頼されていると思っているはずです。それなのに、浮気を疑われるようなこともした覚えがないにも関わらず、妻が自分の浮気を疑っていることを知ったら「今まで自分は妻から信頼されていなかったのか」と大きなショックを受けるでしょう。

また、妻の方も、夫を疑っている状態が長く続くと、実際に浮気の証拠をつかんだわけでもないに夫のことがだんだん信用できない人間に思えてきて、夫の言葉がすべて嘘に聞こえてしまうようになる場合があります。そうなると、夫婦の信頼関係が崩れ、お互いに気持ちが冷めていくことにもなりかねませんので、根拠もないまま夫をしつこく疑うことは避けなければなりません。

束縛がストレスになる

パートナーの浮気を疑う女性の中には、常にパートナーの行動を把握し、怪しい様子がないか確かめないと気が済まない人がいます。電話やメールが頻繁に来て、そのたびに居場所や誰と何をしているのかと尋ねられると、パートナーは自分がいつも監視されているように感じ、それがストレスになっていきます。

さらに、パートナーが外出する時、必ずついていこうとしたり、女性が同席する飲み会への参加を禁止したりするようになると、どんどん息苦しくなって、その束縛から何とかして逃れたいと思い始めるかも知れません。そのために、今まではありのままを正直に話していたパートナーが嘘を言うようになり、それによって一層パートナーを疑うようになるという悪循環に陥る危険性があります。

本当に浮気される

浮気はしていないし、するつもりもないことをわかってもらおうと懸命に努力しても信じてもらえないと、パートナーは虚しさを感じるようになるでしょう。そんな時、自分を信じてくれる別の女性に出会ったら、そちらに気持ちが傾いてしまうこともあり得ます。また、「浮気をしてもしなくても疑われて嫌な思いをするのなら、浮気した方がマシだ」と開き直り、当てつけのために本当に浮気してしまう男性もいるかも知れません。

人間は同じことを言われ続けると、意識が自然にそちらの方に向くようになります。今まで浮気のことなど意識したこともなかったのに、「浮気浮気」と繰り返されるうちに、浮気に興味を持つようになってしまうという皮肉な結果になるのです。

何も手につかなくなる

浮気の疑いを持ったまま生活を送ることは、疑う側にとっても大きなストレスになります。そして、猜疑心が強まると、いつもイライラして仕事が手につかない、今まで楽しかったことが楽しく感じられない、夜眠れないといった悪影響が現れます。ストレスは、精神面だけでなく身体にも影響を及ぼし、免疫力の低下を招くことが知られていますので、浮気を疑い続けることで体調不良になるリスクもあります。

また、大きなストレスを抱えている人の中には、ストレスを和らげるためにお酒やギャンブル、買い物などで気を紛らわせようとする人もいます。それがエスカレートして「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」「買い物依存症」などの依存症になると、家庭崩壊にもつながりかねません。

不安な気持ちを解消する方法

不安な気持ちを文字にする女性

浮気を疑って不安になってしまう気持ちをコントロールするには、自分の心の中を見つめ直し、パートナーを疑ってしまう理由が何なのかを分析し、改善策を考えることが必要です。また、パートナーの浮気が事実でないことを客観的に証明するために、探偵社などに調査を依頼するのも一つの方法です。

不安な気持ちを文字にして整理する

パートナーが浮気しているのではないかという不安がこみ上げてきた時は、自分が今思っていることや、なぜ浮気を疑っているのかをノートなどに書き出してみましょう。そしてそれを、少し時間をおいてから読み直してみるのです。

不安な思いをただため込んでいるだけだと、負のスパイラルに陥って抜け出せなくなる恐れがありますが、自分の思いを文字にするという行動によって気持ちを落ち着かせられますし、心の中を整理することができます。そして、書いたものをあとから客観的に読み返すことで、自分の感情や想像と、実際の出来事を区別することができ、不安を感じた原因や浮気の可能性などを分析することができるようになるのです。

不安になるきっかけを明確にする

浮気を疑って不安になる状態が繰り返し訪れるような場合は、日記をつけてみるのもいいかもしれません。浮気を疑ってしまった時の状況やきっかけ、自分の体調なども記録しておくのです。パートナーが仕事で忙しくしている時や、自分が体調不良の時に浮気を疑ってしまうという女性も結構います。日記を読み返して、自分が不安になった日の共通点を調べれば、「こういう状況の時は不安な気持ちになりやすい」というパターンが見えてくるかもしれません。

自分の心の動きを把握しておけば、パートナーへの不信感が高まった時も、「これはいつものパターンだ」と冷静に受け止めることができます。ただ、日記にパートナーへの愚痴などを書くと冷静ではいられなくなってしまいますので、あくまで客観的な事実だけを書き留めるようにしましょう。

2人で話し合う

浮気に対する不安を1人で抱えて悩んでいる人は、まずその気持ちをパートナーに伝えましょう。ただし、浮気をしているのではないかとストレートに疑問をぶつけるのは、相手を不快にさせるだけなので避けるべきです。そうではなくて、「最近不安になってしまうことが多い」と自分の気持ちについて話すのです。また、パートナーがどんな行動をした時に浮気を疑ってしまったか、その時自分はどういう状況だったかなども話すことで、日記をつけるのと同じように不安になるパターンが把握できる場合もあります。

自分の心の状態をパートナーに理解してもらうだけでも安心感が生まれますし、「仕事で忙しい時でもコミュニケーションを取る」など、パートナーも不安を解消するために協力してくれるでしょう。

自分に自信をつける

前にもお伝えしたように、自分に自信が持てないと、パートナーの浮気が心配になってしまう場合があります。しかし、そもそもパートナーが魅力を感じたからこそ自分を選んでくれたのだということを忘れてはいけません。もし、今の自分に自信がないのなら、メイクやファッションを研究し、読書によって視野を広げるなど外見にも内面にも磨きをかけましょう。

自分をレベルアップさせるという目標に向かって真剣に取り組むことができれば、その行動自体が大きな自信になっていきます。そして、その自信が表情や振る舞いに輝きを与え、パートナーに魅力を感じさせるという良い循環を生むでしょう。

自分が熱中できることを探す

パートナーに依存しすぎているのかも知れないと思い当たる点がある人は、パートナー以外に夢中になれるものを探しましょう。新しい趣味などを始めて心から楽しむことができれば、充実感が得られ、前向きな気持ちになれるはずです。また、好きなことに没頭している間は、パートナーのことを考えないでいられますし、次はこうしよう、ああしようと楽しいプランを思い描いていると、ネガティブな想像が広がるのを抑えることができます。

カフェ巡りや演劇鑑賞、山歩きをする、ボランティアに参加してみるなど、いろいろなことにトライしてみましょう。最初はそれほど興味をひかれなかったものでも、やってみると以外にハマったりするかもしれません。新しい自分に出会う旅だと考えて、できることから始めてみてください。

信じる努力をする

疑いを持ち続けるデメリットは十分わかっていても、疑う気持ちを抑えられない人も少なくありません。「パートナーの浮気を疑うのは止めよう」と口で言うのは簡単ですが、それを実行するのは難しいと感じることも多いのです。人は同じ言葉を何度も思い浮かべると、その言葉に意識が引っ張られますので、「浮気を疑わないようにしよう」と頑張れば頑張るほど、浮気のことで頭がいっぱいになってしまいます。ですので、浮気を疑わないようにしよう、ではなく、「自分が心から願っているのは、パートナーと信頼関係を築いていくこと」だと考え、パートナーを信じる努力をしましょう。

ただし、その際、本当は浮気を疑っているのに信頼しているふりをしようと頑張ると、そのうちに感情が爆発してしまうかもしれませんので、「自分はパートナーと信頼関係を築きたいから信じる力を少しずつ高めているのだ」と考え、1歩ずつ前に進んでいってください。

調査して事実を明らかにする

これまでお伝えしてきたことを試してみて、パートナーの行動や自分の感情を冷静に分析した後でも、まだ浮気をしている可能性が高いように思えるなら、本格的な調査を行うのも1つの方法です。パートナーの行動に不審な点があると気づいていながらそれを放置しておくと、どんどん不安が募り、信頼関係が崩壊することにもなりかねないからです。とは言っても、自分1人で調査をするのは簡単なことではありませんし、パートナーを調べていることが本人にバレた場合も関係が悪化する恐れがありますので、調査のプロに任せることを考えてみてもいいでしょう。

探偵社や興信所など浮気調査のプロなら、浮気の兆候について熟知していますし、尾行や張り込みを行ってパートナーの行動を詳しく調べることができるので、パートナーが本当に浮気をしていないのであれば、その事実を客観的に証明できます。また、浮気を疑っていたことをパートナーに知られる心配もないため、信頼関係を壊さずに済むのです。

まとめ

時に人は、愛するパートナーが自分を裏切って浮気しているのではないかという疑いが頭から離れなくなり、不安に苦しめられることがあります。そして、それがエスカレートすると、パートナーの様子を始終チェックしたり、行動を制限したりと、束縛を強めるようになっていくケースもあります。その結果、2人の信頼関係に亀裂が入り、修復できなくなる危険もあるため、注意しなければなりません。

パートナーを疑ってしまうプロセスには、自分の心の弱さや過去のトラウマが関わっている場合もあります。気持ちをコントロールして不安を取り除くためには、自分の心をしっかり見つめ直し、根本にある問題を把握して対処していくことが必要です。また、パートナーが浮気していないことを、客観的事実としてはっきり納得するために、探偵社などに調査を依頼して無実を証明するのも、不安解消の一つの手段です。気になる方は、ぜひ当サイトから探偵社に相談してみてください。