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夫の不倫はこうして発覚する。バレるパターンと、妻が取るべき行動

夫に浮気の証拠を突きつける既婚女性

不倫している夫は、その事実を隠すためにいろいろ知恵を絞るはずです。しかし、自分では気づかないうちに手がかりを残していたり、不倫を隠蔽しようとしてとった行動が不自然で、かえって怪しく思われたりするケースもあります。夫が不倫をした場合、どのような行動の変化があるのでしょうか? また、どんなきっかけで不倫が発覚するのでしょうか? 夫が不倫をしている時の兆候や、発覚するパターン、さらに発覚後に妻が取るべき行動・取ってはいけない行動をご紹介します。

不倫している時に現れる兆候は?

帰宅の遅い夫を見つめる既婚女性

夫の様子が何だか怪しいと感じたことはないでしょうか? 日ごろから一緒に暮らしていれば、夫がいつもと少しでも違う態度や行動を取ると、違和感を覚えることもあるはずです。もちろん、仕事が忙しかったり体調不良が原因だったりする場合もあるでしょうが、もしかすると不倫の兆候なのかも知れません。疑わしい夫の行動をピックアップします。

帰宅が遅くなる

不倫が始まった時によく見られるパターンが、夫の帰宅時間が遅くなることです。白昼堂々、不倫をするという例もなくはありませんが、不倫相手と会うのは退勤後になるケースが多いため、帰宅が遅くなるのです。その場合、よく使われるのが「残業で遅くなった」という口実です。もちろん、本当に仕事が忙しくて帰宅が遅くなることもあるでしょう。しかし、部署や立場が変わったわけでもなく、今まで残業が少なかった職場なのに突然残業が増えたのだとしたら不自然です。

「飲み会で遅くなった」という口実も、よく使われます。この場合も、今までそれほど飲み会が多い職場ではなく、歓送迎会や忘年会の時期でもないのに頻繁に飲み会が入るようなら怪しい兆候と言えるでしょう。また、仕事だけではなく、友人との飲み会が急に増えるというパターンもあります。その際、本当にいる友達をカモフラージュに使うこともありますが、架空の友達を創作することもありますので、聞いたこともない友達の名前が出てきたら、どういう人なのか、さりげなく質問してみてもいいでしょう。

外出が多くなる

残業と同様に、不倫の兆候として休日出勤や出張が急に多くなるというのも一つのパターンです。仕事を口実に、不倫相手とのデートや旅行を楽しんでいるのかも知れません。特に、夫の仕事や部署があまり出張の必要がないのにも関わらず、頻繁に出張が続くようなら怪しまれても仕方がないでしょう。休日出勤や出張時に夫の職場に電話してみるのも一つの方法かもしれません。ただし、職場の人に不審がられたり、夫の不倫が知られてしまうことのないように、もっともな理由を考えて電話する必要があります。

また、今まで休日に家で過ごしたり、家族と一緒に遊んだりすることが多かった夫が、何かと用事を作って1人で出かけるようになるというパターンもあります。この場合も、「友達と会ってくる」などと友人をダシに使う場合がありますので、自分が会ったことのない新しい友達の名前が出たら用心した方がいいでしょう。

スマホを手放さない

不倫相手との連絡手段として、今最も利用されているのがLINEやメールです。そのため、不倫相手からいつ連絡が入ってもいいように、常にスマホを持ち歩くようになります。今までスマホをリビングなどに置きっぱなしにしていた夫がトイレにまでスマホを持ち込むようになったり、必ずロックをかけるようになったりしたら、怪しい兆候です。また、LINEなどは、ロックをかけていてもメッセージが届くとポップアップ通知が表示されるため、それを読まれないようにいつもスマホを伏せて置くようになるという場合もあります。

電話がかかってきた時の行動もチェックポイントです。今までそばに誰がいても構わず電話に出ていた夫が、人前にいる時に電話が入ると、表示された発信者の名前を見た途端に切ってしまったり、別の場所に移動してから電話に出るようになることがあります。これは、電話のやり取りを人に聞かれたくないという気持ちの表れで、電話の相手が不倫相手であることも十分に考えられます。

妻に対する態度が変化

不倫を始めると、夫の態度が変わることもあります。夫が妻や家族に対して急に優しくなったのであれば、気をつけた方がいいかもしれません。不倫をしている夫は、後ろめたさを感じていることも多く、罪の意識を消そうとして優しくふるまうようになるケースがあるからです。今まで家事を手伝ったこともない夫が、「何か手伝おうか」と言い出したり、記念日でもないのにプレゼントやお土産を買ってくるようになったとしたら、その裏には何か理由があるはずです。

また、それとは逆に、夫が妻や家族に対して急に冷たい態度を取るようになることもあります。もし、その原因が不倫なのだとしたら、不倫相手に対してかなり本気になっていて、妻や家族の存在が邪魔になってきていることが考えられます。その場合、不倫を放置すると家庭崩壊を招きますので、早急に手を打たなければなりません。

オシャレに気を遣う

新しい恋人ができれば、誰でも自分の外見に気を遣うようになります。服装にはまったく無頓着だった夫が、突然オシャレになったという場合は注意が必要です。ブランド物や若見えするような服を着るようになることもあるでしょうし、カバンやベルト、靴などにこだわるようになることもあるでしょう。また、今までつけたことのなかった香水をつけるようになったり、消臭グッズを使うなど、匂いについても気にしだすかもしれません。

さらに、下着にこだわりなどなかった夫が、自らオシャレな下着を買い込んだり、筋トレを始めて体を鍛え始めたりしたら、ますます疑いが深まります。家族にしか見せないはずのものにこだわるのは、かなり不自然だからです。もちろん、最近の筋肉ブームに感化されただけということもあり得ますが、注意深く観察した方がいいでしょう。

趣味が変わった

趣味がガラッと変わったり、新しい趣味を始めたりするといったケースも要注意です。不倫相手の趣味に合わせている可能性があるからです。例えば、今までインドアタイプで休日も家にいることが多かったのに、突然アウトドア派になって1人で出かけるようになるパターンもあります。もちろん、これもアウトドアブームの影響かも知れませんが、特にゴルフなどは不倫相手とのデートの隠れ蓑にしやすい趣味です。

また、不倫相手とのドライブでよく聴く音楽が気に入って、自分の音楽プレーヤーに今までの趣味とは違うアーティストやジャンルの音楽を好んで入れるようになることもあります。流行りのものに関心のなかった夫が、急に最新のオシャレな店やデートスポットに詳しくなるのも、怪しい兆候でしょう。不倫相手とのデートのために、リサーチしているのかも知れないからです。

お金の使い方が変わる

不倫を始めると、ホテル代やデート代、不倫相手へのプレゼント代など、いろいろ出費がかさむようになります。そのために、何か口実をもうけてボーナスをその費用に充てたり、貯金を下ろすなど、急に金遣いが荒くなることがあります。逆に小遣い制の場合は、節約家になる夫もいるでしょう。不倫の費用を捻出するために、外食を止めて弁当を作り始めたり、今まで自分で購入していた消耗品などを家計費から出したりするようになるのです。また、「これも付き合いだから」と、職場の飲み会が増えたように見せかけて臨時の小遣いを出させ、それを不倫相手とのデートに使うケースもあります。さらに、もっともらしい理由をつけて、小遣い自体を値上げしようとする夫もいますので、お金の使い道をしっかりチェックしなければなりません。

車の中の様子が違う

車を持っているなら、不倫相手とのデートや送り迎えにその車を使っている可能性があります。家族以外の人を車に乗せていると、その痕跡がどこかに残るはずですので、夫が使っていない時に自分で乗って、以前と変わっているところがないかチェックしてみましょう。例えば、自分と背格好の違う女性が助手席に乗っていたとすれば、椅子の位置や角度が変わっているかもしれません。また、車内の匂いがいつもとは違うのに気づくこともあるでしょう。香水の匂いを完全に消すのは難しいことですし、それを消そうとして消臭スプレーなどをしつこくかけたのだとすれば、それはそれで怪しい行動と言えます。

車で出かけた後、夫がすぐに車を掃除しようとするのも疑わしい行動です。デートの後、車内には不倫相手の髪の毛やアクセサリーが落ちていることもあります。そういう証拠を残さないために、車内のチェックと掃除に努めているのかも知れません。

不倫が発覚するパターンは?

レシートや利用明細

アンケート調査によると、男性の浮気がバレる確率は20~30%という結果も出ています。最近はインターネットやデジタル機器が発達して情報収集がしやすくなっており、本人が不倫を上手く隠しているつもりでも、どこかで尻尾をつかまれる可能性も大いにあります。不倫が発覚するパターンを紹介します。

レシートや利用明細

うっかりしてポケットに入れたままにしていたり、家のゴミ箱に捨てたりしたレシートや利用明細が不倫発覚のきっかけになることがあります。不倫相手と利用したホテルのレシートはもちろんのこと、残業だと言っていた日のレストランのレシートや、休日出勤をしていたはずの日のレジャー施設のレシートなどは言い訳がきかない証拠となります。また、自分以外の誰かに贈ったと思われる高価なプレゼントや、男性が使うはずのない商品のレシートも、不倫の疑惑を高めます。

クレジットカードの利用明細は、あらかじめ手続きをしておけば、家に紙の明細書が届かないようにすることができます。しかし、会員サイトなどでは利用履歴が見られるようになっているはずですので、それをチェックすればいつ・何にカードを使ったかがわかります。履歴に記載されている会社名をネットなど調べれば、どんな施設を利用したかが判明しますので、カード利用日と当日の行動を照らし合わせることで、夫が噓をついていたことが発覚するかも知れません。

LINEやメール

不倫が発覚するきっかけとして今、一番多いのがスマホだと言われています。特に、LINEやメールは不倫相手との連絡に使われることが多く、そのやり取りの履歴を見れば、相手とどんな関係にあるのかがすぐにわかってしまいます。LINEは、通知機能をオフにしていないと、新しいメッセージが届くたびにポップアップ通知でその内容がスマホの画面に表示されます。通知が表示されるのは数秒の間ですが、暗い画面が急に明るくなってメッセージがくっきり表示されると、送信者の名前はもちろん、メッセージの内容まで読み取れることがあります。

また、LINEやメールはいちいちパスワードを入れなくても使えるため、スマホのロックさえ解除できれば、簡単に履歴を見ることができます。スマホのロックを解除するのは難しいと思われるかもしれませんが、指紋認証機能が搭載されているスマホならパスワードを知らなくても解除できます。夫が熟睡したのを見計らって指先をスマホにつければ一瞬で認証をクリアできますし、実際にそうやってチェックしている女性もいるのです。

手帳やスケジュール帳

普段仕事で使っている手帳やスケジュール帳に、不倫相手と会う予定などを書き込んでいる夫もいます。不倫専用の手帳を持っている男性はあまりいないでしょうし、もしそんな手帳を見られたら逃げ場がなくなるので、仕事のメモの中に不倫関係のメモを紛れ込ませるのです。手帳やスケジュール帳に不倫関係の予定を書き込む際には、誰かに見られるかもしれないことを想定して、相手の本名は書かず、偽名やニックネーム、イニシャルを使うことがほとんどでしょう。

しかし、同じニックネームやイニシャルの相手と、「〇日〇時、食事」と何度も食事の予定が書かれていたり、「〇月〇日、誕生日」などと書かれていたら、不倫の疑いが濃厚になります。また、「食事」「ホテル」などの言葉は使わず、謎のマークや数字があるのも怪しいパターンと言えるでしょう。

スマホ検出アプリ

スマホにはGPSを利用して紛失した端末を見つけるための機能があります。iPhoneなら「Find iPhone」というアプリ、Androidスマホなら「Androidデバイスマネージャー」などの機能です。これを利用すればパソコンを使ってスマホの現在位置、すなわちスマホを携帯している人の居場所を知ることができます。もし、夫がこれらの機能を使っていて、妻が夫のアカウントとパスワードを知っているのだとすれば、スマホに電源が入っている限り、夫が今どこにいるかが常にわかります。

そして、その位置情報とマップを照らし合わせた結果、ラブホテルなどに長時間いたことが判明すれば、不倫していることが発覚してしまいます。中には、無断で夫のスマホに検出アプリをインストールして作動させる妻もいます。スマホにうとい夫であれば、すぐに尻尾をつかまれてしまうでしょう。

SNSの投稿

最近では、SNSの投稿がきっかけで不倫が発覚するケースも増えてきました。不倫相手とのツーショット写真などをSNSに堂々と載せるようなうかつな夫は少ないでしょうが、大勢で食事会やイベントをした時に、参加者の誰かがタグ付けした写真や動画を勝手に投稿する場合もあります。もし、妻が夫や投稿者とSNSでつながっていたとしたら、タグ付けされた投稿が妻のSNSのタイムラインにも表示されてしまいます。その投稿内容が、妻の知らない女性と夫が恋人のように仲睦まじくしているシーンを撮った写真や動画であれば、当然不倫を疑われるでしょう。特に、投稿日が「今日は出張」などと口実をつけて出かけた日だった場合は、もうごまかしもききません。

カーナビやドラレコ

今、車に搭載されているカーナビの多くは、一定期間、検索履歴が残るようになっています。そのため、夫がカーナビで行先を検索し、その履歴を消去しなかったことがきっかけで不倫が発覚するケースもあります。検索履歴にラブホテルの名前などが残っていたら一発アウトですし、妻とは行ったことのないデートスポットを検索していた場合も不倫の疑いは免れません。また、カーナビには、車が走った経路を記録する「走行軌跡」の機能がありますので、夫が走ったルートをたどれば、ラブホテルに行きつくかもしれません。

最近増えているドライブレコーダーからも、不倫の手がかりが得られます。ドライブレコーダーは走行中の周囲の映像だけでなく、停止中や車内の映像・音声も記録します。それを忘れ、不倫相手と不用意な会話をしたり、車を降りてからキスしたりして、その録画を消去しないでいると弁解の余地がなくなります。

浮気相手からの匂わせ

注目を集めたいのか、妻に対する優越感を味わいたいのか、不倫する女性の中にはやたらと付き合いを匂わせたがる人がいます。そういう女性は、夫と一緒に行ったレストランやイベントの写真を、人の目に触れるようにSNSにアップしたりします。その際、窓ガラスなどに夫の姿が映り込んでいたために不倫が発覚するというケースもあるのです。

さらに、夫を妻から奪い取ろうと考えている女性の場合、わざと不倫が発覚するように仕向けてくることもあります。自分の髪の毛を夫の服にこっそりつけておいたり、車の中にアクセサリーを残していったりして、妻が気づくようにするのです。それがエスカレートすると、夫と密会している時に自宅に無言電話をかけてくるようになることもありますし、「あなたの夫は不倫している」といった怪文書を妻に送り付けてくることもあります。放っておくと、やがて周りにも夫の不倫がバレてしまう危険がありますので、早く手を打たなければなりません。

浮気を知った時やってはいけない行動

不倫した夫を簡単に許してしまう既婚女性

夫の不倫を知った時、誰しも大きなショックを受けると思います。しかし、そこで一度気持ちを落ち着かせて冷静に行動しないと、夫婦関係が破たんしたり、自分が不利な立場に立たされたりする可能性もあります。そのようなリスクを避けるために、やってはいけない行動を紹介します。

問い詰める

不倫が発覚した時、最もやってはいけない行動の一つが、不倫を裏づける確実な証拠もないまま夫を問い詰めることです。妻が証拠を握っていないと知った時、ほとんどの夫は不倫の事実を否定するでしょう。また、万が一、本当に不倫をしていなかったのだとしたら、夫が逆ギレし、夫婦関係が悪化してしまう恐れもあります。たとえ不倫が事実だったとしても、決定的な証拠を突きつけられない限り、夫は何とかうまく言い逃れをして話をうやむやにしようとするはずです。そして、こっそり不倫相手との関係を解消し、何もなかったことにしようとするかも知れません。そうなったら、夫への疑惑や不信感だけが残り、夫婦関係が冷え切ってしまうことも考えられます。

簡単に許す

逆に、夫の不倫を簡単に許してしまうのもNGです。自分に自信がなく、夫の気持ちが離れてしまうことを恐れて強い態度に出られないという人もいますが、不倫を黙認したり簡単に許したりすると夫の罪悪感が薄れ、何度も不倫を繰り返すようになる危険性があります。また、ずるずると不倫を続けているうちに相手に本気になってしまい、離婚話を切り出されることにもなりかねません。そうならないためにも、夫の不倫に気づいたら早めに手を打って、不倫関係を解消させることが必要です。

夫にGPSをつける

証拠をつかんで不倫の事実を明らかにしたいという気持ちはわかりますが、そのためにどんな手段を使ってもいいというわけではありません。不倫を立証できる証拠は、慰謝料などを請求する際にも役立ちますが、違法な手段で集めた証拠は裁判で認められないばかりか、自分が罪に問われる可能性もあります。例えば、GPSを夫婦共有の車に設置するのは違法ではありませんが、本人の承諾なく夫のカバンや服にGPSを取り付けるとプライバシーの侵害と見なされます。さらに、先ほど紹介したスマホ検出アプリなどを勝手に夫のスマホにインストールして作動させると、不正アクセス禁止法違反や不正指令電磁的記録共用罪が適用される場合がありますのでご注意を。

不倫相手への仕返し

夫の不倫を知って傷ついた人の中は、不倫相手に仕返しをしてやりたいと考える人もいるでしょう。しかし、怒りに任せて行き過ぎた行動を取ると、逆に加害者として訴えられてしまう場合もあります。例えば、相手に直接会いに行ったり電話やメールをしたりして、「ただではおかない」「SNSにさらす」などと言うと、脅迫罪に問われる可能性があります。

また、相手の住所を調べて無理やり家の中に入ろうとすれば住居侵入罪になりますし、相手に暴力を振るえば暴行罪になります。相手を直接攻撃するのではなく、勤め先や親などに連絡して不倫していることを知らせようとする人もいますが、これも名誉棄損やプライバシー侵害で訴えられるリスクがありますのでやるべきではありません。

他人に相談する

不倫の悩みを人に相談するのもリスキーです。相談する相手がたとえ親友であったとしても、守秘義務はありませんので、その友達が他の人に絶対に話さないとは保証できません。もし、夫の不倫が周りに知られれば、夫だけでなく家族全体にも影響が及びます。また、友達に話せば気は楽になるでしょうが、実際に役に立つアドバイスが得られるかどうかはわかりません。問題解決を図りたいのなら、探偵事務所や不倫・離婚問題のカウンセラーなど、秘密を守ってくれる専門家に相談することをおすすめします。

問題解決のために取るべき行動

これからの事を考える既婚女性

不倫が発覚したあと、夫婦関係を修復するのか、それとも離婚するのか、悩むところでしょう。しかし、いずれの道を選ぶにしても、まずは不倫の事実関係を明らかにすることが必要です。その上で、夫と話し合い、納得のいく結論を出しましょう。

証拠を手に入れる

不倫をしている夫に言い逃れをさせないためには、不倫の事実を裏づける確実な証拠を手に入れる必要があります。また、確実な証拠があれば、それを使って離婚の請求をしたり、不倫相手や夫に慰謝料を請求したりすることができます。不倫が行われていたことが立証できれば、裁判になっても請求が認められやすくなるのです。証拠にはいろいろなものがありますが、その中で法的に有効なのは、不倫相手と肉体関係が複数回あったことが証明できる証拠で、例えば夫と不倫相手がラブホテルに出入りする様子を写真や動画に収めたものなどがあげられます。

しかし、調査のプロでもない人が、長時間にわたる尾行や張り込みをして、暗がりで夫と不倫相手の顔を鮮明に撮影するのは至難の業ですし、調べていることがバレたら、すべてが水の泡です。相手に気づかれずに決定的な証拠をつかみたいのなら、探偵事務所など浮気調査の専門家を利用することも考えてみましょう。

この先どうするか考える

証拠を手に入れ、浮気が事実であることが確定したら、これから夫婦関係をどうするのか、冷静になってじっくり考えなければなりません。自分の気持ちをノートなどに書き出して、整理するのも一つの方法です。もし、「不倫をした夫がどうしても許せない」「忘れようとしても夫が不倫したことがいつも頭をよぎる」ということであれば、離婚するべきかもしれません。一方、まだ夫に対する気持ちが残っているなら、夫婦関係をやり直す道もあります。その場合は、被害者意識を捨て、不倫の話を蒸し返すのではなく、以前のような仲のいい夫婦に戻るための努力を一緒にしましょう。

夫婦で話し合う

最終的な結論を出す前に、夫婦で話し合うことも重要です。不倫は許されない身勝手な行為であるとはいえ、夫が不倫をした原因の一端が、それまでの夫婦関係や家庭環境にあった可能性も否定できないからです。例えば、最近夫婦のコミュニケーションがまったく途絶えていたり、家族からうとんじられて家に夫の居場所がないように感じていた場合、寂しさを埋めるために不倫に走るケースもあります。夫婦できちんと話し合って、不倫に至った原因や経緯を明らかにしましょう。もし、2人だけで話すのが難しい時は、一緒に夫婦カウンセリングを受けるという方法もあります。

不倫相手に内容証明郵便を送る

離婚しないことを決めた時は、不倫関係を早急に解消させなければなりません。その際、不倫相手に直接会って話をつける方法もありますが、夫との関係解消の要求と慰謝料の請求を通知書として取りまとめ、内容証明郵便で送付するという方法もあります。

内容証明郵便とは、郵便物の文書の内容や、受取人に配達された事実・日付などを日本郵便に証明してもらう一般書留です。内容証明郵便を受け取った相手の多くは、妻に不倫がバレていることや、慰謝料請求の訴訟を起こされることを知ってショックを受け、不倫関係を解消しようとします。相手から慰謝料を取り、和解の際に夫に2度と近づかないという誓約書を書かせて追い払いましょう。

離婚請求する

離婚することを決めたなら、夫と浮気相手から慰謝料を取って別れましょう。離婚の多くは、夫婦の話し合いによって合意に至る協議離婚という形を取りますが、話し合いが上手くいかない場合は、家庭裁判所の調停委員の仲介による調停離婚や、法廷で決着をつける裁判離婚に持ち込まれることになります。裁判所に離婚請求を申し立てた際、夫の不倫が原因で夫婦関係が破たんしたことが証拠によって立証できれば、請求が認められる可能性が高くなります。そして判決が下れば、夫がいくら拒んでも離婚せざるを得なくなります。

まとめ

夫がどんなにうまく不倫を隠そうとしても、毎日一緒に暮らしている妻が夫の様子がおかしいことに気づく可能性は高いでしょう。また、スマホやSNSの発達により、本人が考えもしなかったルートから不倫の情報が漏れるケースがあります。GPS機器・アプリも普及している今、不倫が発覚する確率はますます高まっていると言えます。

しかし、夫が不倫をしていることがわかっても、感情に任せて行動すると、問題解決ができないばかりか、新たなトラブルを生んでしまう危険性があります。そうならないためにも、まずは不倫の証拠をつかんで事実関係を明らかにし、その上で夫や不倫相手と対決しましょう。ただし、自身での行き過ぎた調査はプライバシーの侵害など、知らず知らずのうちに法を犯してしまうかもしれません。無用なトラブルを避けるためにも、当サイトを通じて、専門家である探偵社に相談してみることをおすすめします。