これってアウト? 男女別にみる浮気の基準
平和な家庭に突如として襲いかかるパートナーの浮気は、いつの時代にもなくなることのない離婚原因の一つです。パートナーとの関係性を永く継続するためには、浮気問題について知識を得ておく必要があるでしょう。しかし、一言に浮気といっても男性と女性ではその認識に差があり、夫婦間の誤解を招く要因ともなっているのです。そこで今回は、男女別にみる浮気の基準や、さらには法律上の浮気の定義について詳しく解説します。また、既婚者にもかかわらず浮気をしてしまう男性側の理由や、夫婦間の浮気問題への解決策もまとめてご紹介します。
浮気の基準は人によって異なる
男女間の問題で取り上げられることの多い浮気ですが、人によって認識が異なり、その基準はあいまいなのが実情です。パートナーの浮気を阻止するためには、事前に夫婦間で話し合い互いの認識を共有しておくことも大切です。ここでは浮気の基準について男女で微妙に異なるポイントをまとめてみました。男性側の認識を知ればモヤっとするパートナーの行動も納得できるかもしれません。さらには法律上でみる浮気の基準についても詳しく解説していますので確認しておきましょう。
浮気の基準、男性編
まずは、男性の考える浮気の基準について紹介します。
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連絡を取り合う
日頃から公私に渡ってメッセンジャーアプリを活用する現在では、異性の知人と連絡を取り合うだけで浮気と認定する男性は少ないでしょう。そもそも男性は女性とは違って些細なことを気にしない性質の人が多いです。そのため、LINEで異性と連絡を取り合っていても、それが浮気に発展するとは考えにくいのかもしれません。ただし、パートナーに隠れて特定の人物と頻繁に連絡を取り合うのは誤解を招きかねないので避けた方が良いでしょう。昨今は芸能人の浮気がLINEから発覚するケースも多いですが、一般男性は、異性とのLINEを浮気とは認識していないと言えます。 -
2人きりで会う
パートナーが異性の友人と2人きりで会う場合は、用件によって判断が変わるようです。一般的には、お酒がなければ、純粋に食事を楽しむために会っていると考えられるため、浮気と感じる人は少ないです。しかし、飲み会となるとお酒が入り、やましいイメージが付きまとうため、浮気だと感じる人が多くなります。なぜなら、相手の男性が一方的に好意を抱いていれば、口説かれる可能性も否定できないからです。
実際、パートナーがいても、酔った勢いでほかの異性と一線を超えてしまうというパターンは多くあります。そのようなケースを考えると、異性と2人だけでお酒を酌み交わすのは危険がつきまといます。したがって、もしも異性と2人で出かけるのなら、誤解のないようパートナーには一言説明した方が良いでしょう。 -
手をつなぐ
手をつなぐという行為は、少なからず相手への好意を感じさせます。さらに、体の一部に触れていると考えれば、性的な親密さを疑われても無理はありません。したがって、男性にとってパートナーによる異性との手つなぎは、浮気だと感じる人が多いです。やはり、体が触れる行為は、一般的に性行為を連想させますよね。たとえ自分にその気がないとしても、異性との手つなぎは断った方が良いでしょう。相手に誤解される可能性も高いです。
また、一方で男性は自分が異性と手をつなぐ行為には浮気との認識がないようです。ちょっと身勝手だとは思いますが、そこには男性特有の思考があります。男性は基本的に女性の体に触れたいという願望があり、ボディタッチへの抵抗が少ないです。よって、手を握るくらいは許容範囲だと考える人が多いようです。 -
キスをする
どんなに許容範囲の広い男性だとしても、さすがに唇が触れ合うことを許す人はいないでしょう。ズバリ、男性にとって、パートナーがほかの異性とキスをする行為は浮気だと考える人が多いです。女性が異性とキスをするという行為は、相手に対して特別な感情を持っていなければ成り立ちません。さらに、キスには性的興奮を高める作用があり、性行為へと進展する可能性が否めません。たとえそれ以上の行為にまで及ばないとしても、キスは肉体関係の一部と捉える人が多いようです。一方で、男性は、自分が異性とキスをする行為は、浮気とまでは言えないと考えています。なぜなら、男性は性欲と感情を切り離して考える性質を持っているからです。つまり、相手に対して特別な感情がなくても性行為ができるため、キス程度は浮気に入らないと考えているようです。 -
セックスをする
一般的に、性行為があったかどうかは、浮気の決定的なボーダーラインと言えます。よって、男性はパートナーがほかの異性と肉体関係を持ったら、浮気と断定します。特に女性にとって性行為は、相手への愛情がなければ成り立たない行為だと考えられています。そのため、性欲だけで行為に及べる男性と違い、女性の浮気=裏切り行為との認識が非常に強いです。
これに対し、男性は、自身の浮気には認識が甘い傾向にあります。つまり、性欲に抗えず一線を超えても、相手への愛情はないという都合の良い言い訳を用意しているのです。たしかに男性は女性と比べて性欲が強く、それを解消せずにはいられない性質を持っています。しかし、どんな理由があったとしても、浮気は許されるものではありませんよね。
浮気の基準、女性編
続いて、女性が考える浮気の基準も見てみましょう。
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連絡を取り合う
女性の考える浮気の基準は、男性と比べて厳しいものになりますが、連絡を取り合うだけなら浮気と考える人は少ないです。ただし、女性は物事を飛躍して考える傾向が強いため、連絡を取り合うことが浮気につながるという警戒心を持っています。そのため、パートナーが頻繁に連絡を取り合う相手がいれば、その人物に特別な感情を抱いていると考えます。そのようなケースでは、連絡を取り合うだけでも浮気をしていると感じる人が多いでしょう。そもそも男性は女性と比べてマメなことを好まない傾向が強いです。にもかかわらず、特定の人物と楽しそうに連絡を取り合っていれば、浮気だと感じてしまうのも無理はありませんよね。 -
2人きりで会う
パートナーが異性と2人きりで会っていたら、浮気だと感じる女性は多いです。なぜなら、男性は性欲が刺激されれば相手を否定できない性質があるからです。つまり、パートナーにその気がなくても、相手の女性に迫られれば一線を超えてしまう可能性が高いと考えるのです。いわゆる、「酔った勢い」で浮気をするパターンを危惧しての判断ですね。
また、女性はもともと嫉妬心が強い生き物です。愛するパートナーが自分以外の異性と親密になることを簡単に許せる人はいません。異性と2人きりで会うという行為は、親密な関係を連想させます。したがって、多くの女性は、お酒の有無に関わらず、異性と2人きりで会う=浮気と結論付けてしまう傾向にあります。 -
手をつなぐ
男性と同様に、異性と手をつなぐという行為を浮気だと考える女性は多いです。女性にとって、手つなぎは「相手への信頼」や「スキンシップ」を意味します。そのため、パートナーが他の異性と手をつないだ場合、2人の間には信頼関係があり親密な仲になっていると判断します。男性にとっては、単なるボディタッチの一種にすぎない手繋ぎも、女性にとっては深刻な裏切り行為です。
人によっては、性行為するよりも、罪深い行為だと感じるでしょう。なぜなら、性行為だけで繋がる関係より、信頼関係を結んでいると感じる方が女性にとってはショッキングな出来事だからです。愛するパートナーが、他の女性と親密な関係にあるとしたら、それは浮気以外のなにものでもないでしょう。 -
キスをする
粘膜の一部が触れ合うキスは、性行為を連想させます。よって、パートナーが異性とキスをしたら、浮気だと断定する女性は非常に多いです。特に男性にとってキスは性欲の起爆剤となりかねません。たとえパートナーにその気がなくても、異性と唇が触れあえば欲情しない男性はまずいないでしょう。そうなれば、性行為へと及んでしまう可能性もあります。
つまり、キスは性行為への入り口であり浮気の始まりとも言えるのです。また、キスは相手への好意を意味する行動でもあります。そのため、パートナーが自分以外の女性とキスをしたら、心変りだと感じる女性は多いでしょう。 -
セックスをする
パートナーが自分以外の女性とセックスをしたら、どんな女性でも浮気だと考えるはずです。たとえ、行為に及んだ理由が酔った勢いだったとしても、それを許せる女性はいないでしょう。男性にとっては単なる性欲の解消であるセックスですが、女性にとっては相手への愛情を示す行為です。セックスをするほど親密な関係なのだと判断できます。よって、パートナーが一線を超えたら、裏切られたと感じる女性が多いでしょう。女性が考える浮気の基準のなかで、最も許せないおこないだと言えます。
法律でみる浮気の定義
男女によって基準に違いの生じる浮気ですが、法律上の定義は至ってシンプルです。民法上では浮気や不倫は「不貞行為」と表現されます。不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の異性と自由な意思で「肉体関係」を持つことと定められているのです。したがって、パートナーが浮気をした場合、それを法律で裁くには「肉体関係」があったかどうかで判断されるのです。つまり、キスや服の上から体に触れ合ったくらいでは法的には浮気とは認められないのです。浮気と断定するには「肉体関係」=「不貞行為」があったと証明する必要があります。ちなみにこの定義は婚姻関係を持たないカップルには適用されません。
そもそも、どうして男はみんな浮気をするの?
男性の浮気に対する認識がご都合主義だと云うことはすでにご理解いただけましたね。最悪、妻にバレなければ浮気じゃないと、自分に対しては非常に甘い基準を設けている人もいます。それでは、そもそも男性は愛する妻がいながらも何故浮気をしてしまうのでしょうか? 男性側の子供じみた浮気の言い訳をご紹介していきましょう。
有り余る性欲解消のため
男性は女性よりも遥かに強い性欲があり、それを解消せずにはいられない性質の持ち主です。そして、その性欲は更年期を迎えるまで失われることがありません。対して女性は出産を機に母になると一気に性欲が減退し、セックスへの関心がなくなります。その結果、夫婦間のセックスが減ってしまう家庭が多いと言われています。よって、妻との間で性欲が満たされない男性は、溜まった性欲を外で解消するようになるのです。つまり、男性の浮気は性欲の解消にほかならないのです。
それなら風俗へ行けばいいのではないかという疑問が生じてしまいませんか? しかし意外にも風俗を苦手とする男性は多いです。彼らの言い分によると、お金を払ってまで性欲を解消するのは味気ないそうです。素人の女性と高いデート代を掛けてセックスするのと何が違うのだろうかと益々不思議でなりませんね。
妻に異性を感じられなくなった
既婚男性が浮気をしてしまう理由で、よく耳にするのが「妻に異性を感じられない」です。結婚をして家族となり母性が表れた妻を女性として見ることができなくなる男性はたくさんいます。そのような男性は、妻をみても性欲が起きず、満たされない欲望を解消するために浮気に走ってしまうのです。とても身勝手な言い分ですが、そこには、子供が生まれてもすぐには父親としての自覚が目覚めない男性の性質が関係しているようです。
一般的に、女性は子供を宿すと母性に目覚めます。さらに、育児中は多忙を極めるため、女性らしさを諦め母であろうと必死になります。しかし、男性は時間をかけて父性が養われるため、妻の突然の変貌を簡単には受け入れられないのです。パートナーの浮気を防ぐためには、できる限り育児を任せパートナーの父性を一刻も早く目覚めさせるのが得策かもしれません。また、時には夫婦2人きりの時間を作り、恋人同士の頃のように過ごすのもおすすめです。
自分の男らしさを確認したい
男女に関わらず、結婚をして家族になると相手に対する緊張感が失われます。つまり、独身時代のように、相手に対して体裁を保つ必要がなくなり自然体の姿でいられるようになるのです。言い換えれば、安らぎを得るわけですが、時として男性としての存在価値を確かめたくなることもあるようです。妻への緊張感をなくした男性は、男としての魅力を確認するため、他の異性へと目を向けてしまうのです。そして、自分の素顔を知らない女性のまえで格好つけては男としての自尊心を満たそうというわけです。その願望はインスタ映えを狙う女性のようでもありますよね。男として認められたいという欲求が既婚男性を浮気へと走らせるのでしょう。
パートナーの自尊心を満たすためには、出会った頃のように相手を讃えることも大切です。夫婦生活が永くなれば、互いに相手を褒めることもなくなりますが、ここは女性が一歩下がってパートナーの男を立てましょう。
誰かに甘えたい
既婚男性は、つねに「家族を養う」という重いプレッシャーを背負いながら日々働いています。屈強そうに見える男性でも、時にはその重圧から開放されたいと願うことも少なからずあるでしょう。しかし、家族を不安にさせてはならないと、気丈に振る舞う男性はたくさんいます。そして家族のまえで弱音を吐けない男性は、癒しを求めてほかの異性へと走ってしまうのです。つまり、プレッシャーの多い既婚男性にとって、浮気はストレスのはけ口なのです。
自分を理解してくれる相手に甘えることで精神の安定をはかっているのでしょう。なんだか子供じみた理由にも感じますが、タフな男性にも弱い側面はあるものです。したがって、ときにはパートナーをねぎらい、疲れた心に寄り添うことも必要です。家族の心を癒すのは、妻の仕事でありたいものですね。
寂しさを解消したい
寂しさとは無縁に思える既婚男性ですが、実際には家族がいても孤独を感じている人は少なからずいます。一般的に、家庭を持って子供を授かると、妻は育児に追われて夫を構う余裕を失います。この時点で夫は妻に対して寂しさを抱くようになりますが、殆どの女性はそのことに気づきません。そして、一日の殆どを子供と過ごす妻は、我が子の成長に合わせて親子の絆を深めていきます。それに対し、育児に参加する余裕のなかった夫は疎外感を持ってしまうのです。
その結果、気づけば家族のなかに自分の居場所がないという構図ができあがってしまいます。そのため、寂しさを紛らそうとほかの異性との浮気に走ってしまう男性はたくさんいます。女性は忙しい毎日に追われがちですが、時には夫婦で語り合う時間を持ちましょう。妻の忙しさを理解してもらうには、互いの気持ちを打ち明け合うことが大切です。
好みの女性に出会ってしまった
どんなに家族を愛していても、魅力的な異性に目を奪われてしまうことは誰にでもあります。そんな時には、家族の傷つく姿を想像して浮気を思いとどまるのが理性的な行動だと言えるでしょう。しかし、なかには周りの人々を傷付けてでも、自らの恋を邁進させる男性もいます。いわゆる道ならぬ恋こそ盛り上がるというケースです。単なる心変りが浮気の理由になるのですから、最も身勝手な行動だと言えますよね。ただ、衝動的に浮気をしてしまう男性は、何度も繰り返す傾向があります。自分の気もちを抑えるのが苦手な人は、何度も家族を犠牲にします。
妻側に非がないだけに、防ぎようもありません。ただし、夫婦の関係性が良好であれば、罪悪感から浮気を断念する可能性もあります。やはり、突発的な浮気を回避するためにも、夫婦の信頼関係を築いておくことは欠かせません。
パートナーの浮気が発覚したらやっておきたいこと
パートナーの浮気発覚はショックで、誰もが動揺し、頭が真っ白になる感覚に襲われるでしょう。これまで築いてきた相手への信頼が一気に崩れ去るのですから無理もありません。しかし、そこでとまどってはいけません。その浮気を止めさせるためには適切な対策が必要です。ここでは浮気発覚から問題解決までにやっておきたいことをまとめてみました。浮気問題は事前に知識をつけておくことでその後の対処法もスムーズに行えます。あなたが不利な立場にならないよう、一つずつ確認してみましょう。
まずは冷静に、絶対に相手を問い詰めない
パートナーの浮気に気づいたとき、誰もが真相を確かめたいという衝動に駆られるものです。いつから浮気をしていたのか、また相手はどんな女性なのか、何故こんなことをするのかとさまざまな疑問が脳裏をかすめるでしょう。しかし、感情のままにパートナーを問い詰めるのは得策とは言えません。なぜなら、動揺した状態で相手を問いただしても、浮気の証拠がない以上は事実を認める可能性が極めて低いからです。
仮に浮気を認めたとしても、自分の犯した罪を軽くしようと嘘を並べ立てるのが関の山です。そして浮気がバレたと判れば、証拠になりそうなデータの削除を画策するはずです。そうなれば、浮気の確証を掴むのが難しくなり、結局は真相を暴くことができなくなってしまいます。
したがって、浮気の発覚に衝撃をおぼえても、まずは冷静になって体制を整えましょう。夫婦にとって、夫の浮気は妻のピンチであり、止めさせるには確証をつかまなければなりません。そのためには、パートナーに悟られないよう、平静を装い相手を泳がせるのが一番です。パートナーがボロを出す機会をうかがいながら、少しずつ証拠を集めていきましょう。
じっくり観察し、行動パターンを記録
浮気の証拠は当事者の生活のなかに潜んでいます。そのため、確証を掴むには、パートナーの日頃の様子を観察し、行動を記録することが欠かせません。たとえば、帰宅時間や帰宅時の様子、また外出時やその目的等、パートナーの行動を具体的に記録します。そして、怪しい振る舞いがあれば、その様子もしっかりとメモしておきましょう。この行動記録をつける目的は、パートナーの行動パターンを把握することにあります。
ある程度の行動パターンが判れば、その後の調査の予定をたてやすくなります。つまり、実際に浮気現場の証拠をおさえる時に、調査する日時を事前に限定できるのです。したがって、パートナーに悟られないよう、相手の行動をしっかりと記録しましょう。とくに、以下の観察項目は注意深く確認します。
帰宅時の様子で変わった点はないか?
帰宅したときにやたらと浮かれた様子があれば、デート帰りかもしれません。また出迎えた時に目を合わさない様子があれば、やましいことを隠したいという心の表れともとれます。風呂へ直行するのは浮気相手の女性から移った香水の香りを消すためかもしれません。
出かけるときの様子に異変はないか?
いつもより若々しい服装や、髪型を入念にセットする様子があれば、その日は浮気相手とのデートかもしれません。怪しいと感じたら、日時をしっかりと記録しておきましょう。できれば声をかけて、誰とどこに行くかを確認しておきましょう。
浮気の証拠をできるだけ集める
浮気の確信を持ったら、ただちに行いたいのが裏付けとなる証拠集めです。ただし、初心者に浮気の確証をつかむのは難しいので、まずは簡単にできる証拠集めから始めまししょう。
スマホの中身を確認
スマホには必ずと断言できるほど浮気を裏付ける証拠が詰まっています。たとえば、LINEのトーク履歴には浮気相手との性行為を連想させる会話が残されている可能性が高いです。また、確率は低いですが、カメラロールに性行為を伺わせる写真が保存されているケースもあります。もしも証拠となりそうなデータを見つけたら、スマホの本体ごと写真に映して保存しておきましょう。
クレジットカードの利用明細やレシートを調べる
浮気をしている男性は、デート費用をカードで決済する場合もあるでしょう。そのため、カードの利用明細を確認し、利用した店や金額を写真に保存しておきましょう。店名や支払った金額で浮気の裏付けがとれる可能性があります。レシートやキャッシュレスアプリの明細にも同様のことが言えます。
浮気相手の女性にやってはいけないこと
浮気は被害者に精神的苦痛を与える卑劣な行為であり、その責任は浮気をした当事者の2人にあります。そのため、浮気被害にあった人は、配偶者と浮気相手の2人に対して責任を追求することができます。だからといって、相手の女性に対して報復をおこなうのは得策ではありません。場合によっては、浮気相手の女性から逆に訴えられてしまう可能性もあるのです。ここでは浮気相手の女性にやってはいけない行為をご紹介します。
浮気相手の女性に連絡をする
浮気被害者のなかには、浮気相手の女性と連絡を取りたがる人が多いです。相手の身勝手な行動により平穏な日々を奪われたことを思えば無理もありません。しかし、怒りが収まらない状態で話しをすると、感情的になり相手を責めてしまう恐れがあります。もしも相手に罵声を浴びせたり、誹謗中傷をしたりしてしまうと脅迫罪にあたる可能性があります。そのため、相手に説教をしたい場合には弁護士を通じて連絡をとりましょう。
浮気相手の自宅へ行く
これもついついやりたくなってしまいがちですが、呼ばれてもいないのに強引に相手の家を尋ねるのは危険です。望まぬ相手の家に無理に入ろうとすれば、住居侵入罪に問われる可能性もあります。また、直接相手の顔を見れば、感情を抑えきれずに暴言を浴びせてしまう恐れもあるので訪問は避けた方が良いです。
浮気の事実を公表する
浮気をしたことが事実だったとしても、そのことを浮気相手の職場や周囲の人に公表するのはやめましょう。浮気をばらせば、相手の社会的地位を下げることに繋がり、名誉毀損で訴えられる可能性があります。どんなに浮気相手を許せないとしても、これらの行為はさらに被害者を苦しめる恐れがあるので絶対にやってはいけません。
夫婦の関係の相談は専門家に委ねるという選択も
浮気の疑いが濃厚で、どうしたらいいかわからない場合、慰謝料や離婚などの法的なことや、それらを証明するためにはそれぞれの専門家に相談することをおすすめします。
夫婦の関係性について迷ったら弁護士に相談
浮気の被害にあった時、誰もが夫婦の関係性について悩むはずです。浮気を許せずに離婚をするのか、パートナーを許して婚姻関係を継続するのか選択肢は分かれるでしょう。また、浮気問題を解決するには慰謝料請求も欠かせません。それらの問題に一人で対処するのは精神的な負担が重なります。そのため、迷った時には法律の専門家である弁護士を頼りましょう。慰謝料請求の法的な手続きや、離婚請求など、法律に関わることは専門家に任せるのがベストな選択です。浮気問題を有利に解決するには、弁護士に依頼するのが最善の対策だと言えるでしょう。
確実な証拠をつかむのなら探偵事務所に相談
浮気問題を有利に解決するにあたって、欠かせないのが浮気の証拠です。ただし、浮気の確証とも言える「肉体関係を示す資料」は素人ではなかなか入手できないでしょう。確実な証拠を得たいなら、調査のプロである探偵事務所に相談するのが望ましいです。探偵は、数多くの調査を経験しているため、浮気現場を押さえるテクニックにも長けています。また、法的に有効な証拠となるポイントもおさえているため、安心して調査を依頼することができます。浮気問題の解決には精神的苦痛が伴います。解決への準備となる証拠の確保は探偵に任せて時間と労力の削減をしましょう。
まとめ
どこからが浮気なのか、その基準は人によって異なりますが、婚姻関係にある場合、配偶者意外の異性と性行為に及んだら確実にアウトだと断定できます。また誰の認識のなかにも、浮気はまわりを不幸にする行為だということだけはインプットされているはずです。家族を傷付けないためには、疑わしい軽はずみな行動をしないということも大切です。また、夫婦の関係性を良好に保つには、男性心理を巧みに操ることが得策といえます。万が一、パートナーが浮気に走ってしまったら、家庭崩壊を回避するべく問題解決に励みましょう。法的な対策をとるのであれば、安心できる専門家を頼るのがベストな選択だと言えます。パートナーの浮気に困ったら、ぜひ当サイトからご相談ください。適切な探偵事務所を推薦いたします。