安心&無料で探偵事務所をご紹介

専門スタッフが365日7時~23時対応

0120-166-043

浮気を許して復縁するための適切な対策とは?

夫の浮気から復縁した既婚女性

配偶者の浮気が原因で夫婦仲が破綻し、離婚をしてしまう夫婦はたくさんいます。一方で、浮気をされても相手を許し、婚姻生活を継続する夫婦も多いです。そこには、それぞれの夫婦が置かれた状況や、子供の有無などの諸事情の違いがあるでしょう。しかし、どちらの場合も、離婚の可否を決断するまでに頭を悩ませるのは間違いありません。また、離婚を選んだ場合には、成立まで相当なエネルギーが必要になるでしょう。その一点について考えるならば、離婚をせずに復縁をするのが得策なのかもしれません。

ただし、復縁にもメリットやデメリットがあります。そのため、浮気をした配偶者を許し夫婦の関係を修復するのであれば、復縁に関する知識を深めておいた方が良いでしょう。今回は、浮気をした夫と上手に復縁をする際の注意すべきポイントについて解説します。サレ妻で終わらず、新たに歩み始める復縁について確認してみましょう。

夫の浮気から復縁した人の心理とは?

浮気した夫と復縁した既婚女性

夫の浮気が発覚した直後は、衝撃や悲しみ、怒りなどの複雑な感情で誰しも冷静ではいられません。そのため、すぐに夫を許そうという気持ちになれる寛容な女性はそうそういないでしょう。しかし、実際には夫の浮気を経験しながらも、夫を許し、復縁をした女性はたくさんいます。夫の浮気という絶望を乗り越え、婚姻継続を選んだ女性たちは、どのような心理で復縁を決断したのでしょうか? ここでは浮気から復縁をした女性たちの心理についてご紹介します。

子供への悪影響が心配

夫婦の間に小さな子供がいる場合、離婚がもたらす子供への悪影響を心配して復縁を決断する女性が多いです。確かに、両親の離婚は子供にとって衝撃的な出来事であり、成長に大きな影響が及ぶのは言うまでもありません。具体的には、経済状況の変化や、名字の変化、引越しによる環境の変化などが挙げられます。しかし、何よりも片親と離れて暮らすことによる精神的なショックが一番の悪影響だと言えるでしょう。そのため、子供の性質によっては、愛情不足を感じて自己肯定感が乏しくなってしまう可能性もあります。

これらのことを考えると、夫に失望していても、なかなか離婚に踏み切れない母親心理が働いてしまうのも無理はありませんよね。また、子供を1人で育てていかなくてはならないという状況も懸念の1つでしょう。したがって、夫の浮気は許せないが、現状の環境で生活することが子供の成長には大切だとの考えから復縁を決断するようです。ただ、子供を優先して復縁をした女性の中には、子供が成人した後に離婚をしようと考えている人も多いかもしれません。

生活が苦しくなるのが不安

女性の社会進出が促進される現在において、男女の賃金格差は縮まりつつあります。とはいえ、女性の平均給与は今でも男性よりも低い傾向にあるのが現実です。そのため、夫と離婚がしたくても、その後の経済的リスクを思うと不安を覚えて思いとどまってしまうという女性も少なくありません。特に、もともと専業主婦として家族を支えていた女性は、離婚後に再就職が必要となります。しかし、雇用の面でも男女の格差が大きく顕れ、女性の再就職は男性と比べて難航する可能性が高いです。

現在の日本では、非正規雇用で働く女性の数は男性の3倍だと言われています。つまり、保証が少なく厳しい条件のもとで働いている女性が多いということです。そのことを考えると、専業主婦として暮らしてきた女性の経済的な自立は容易ではないことが解ります。実際に、シングルマザーの貧困が社会問題として取り上げられることも多いです。したがって、浮気をした夫を許せないと思っても、金銭的な将来設計ができないうちは離婚には踏み切れないという女性の心理が働くのです。

浮気相手に夫を渡したくない

ある日突然、赤の他人に自分の大切にしているものを奪われたら、あなたならどう感じますか? 恐らく、多くの人が取り返そうと思うでしょう。自分から譲ったものならいざ知れず、いつの間にか他人に盗られていたとなれば誰でも黙っていられないですよね。同じように、浮気をした夫を許せず、夫婦の愛も消え失せたという女性でも、浮気相手に夫を渡したくないという理由から離婚を思いとどまる人も少なからずいます。

平穏な家庭生活が夫の浮気によって壊されたのですから「浮気の共犯者」とも言える浮気相手を許せるはずなどありません。もしも離婚をしてしまえば、夫ばかりでなく「幸せな家庭」そのものを浮気相手に奪われた事になってしまうのです。さらには、浮気相手と夫が再婚を果たせば、幸せな生活が完全に浮気相手の物となってしまいます。そのような事態を避けるためには、浮気をした夫と復縁をして婚姻生活を継続する以外に方法はありません。やはり、自分の幸せを壊し、平穏な生活を奪おうとする人物には、幸せになって欲しくなどありませんよね。

まだ夫のことが好きだから

世の中には、「愛しているからこそ、夫の裏切り行為が許せない」として、夫の浮気を理由に離婚をしてしまう女性もいます。その心理は、こんなに愛しているのに、どうして他の異性に心を奪われるのか、という不信感ではないでしょうか? 一度芽生えてしまった不信感を拭えずに、離婚を選んでしまう気持ちは分からなくもないですよね。しかし、その一方で、愛しているからこそ、夫の裏切り行為に目を瞑るという女性も少なからずいます。

その心理は、夫を許すことで再び夫婦の絆を取り戻せるという夫への強い愛情ではないでしょうか? もちろん、復縁を決断するまでには、たくさんの迷いが生じることもあるでしょう。しかし、夫への愛を貫くために夫婦であることを選ぶ女性は、強い信念の持ち主なのかも知れませんね。

自分にも非があると感じるから

愛する夫に浮気をされて動揺しない女性はいないでしょう。どんな女性でも、瞬時に離婚のふた文字が頭を過るはずのではないでしょうか? しかし、離婚を躊躇う女性の中には「夫が浮気をした責任の一端は自分にもある」と考える人もいます。その理由は人それぞれですが、代表的な例で言えば「性行為」を拒んでいた女性は、そう感じる傾向が強いです。もしも妻から性行為を拒まれたら、男性は性的欲求を満たすことができなくなります。

その結果、他の異性との浮気に走ってしまう可能性は大いにあり、その原因を作ったのは自分だと感じてしまう女性は多いのです。夫を愛していても、家事や育児、仕事など日々の生活に疲れて性行為をしたくないと思う女性はたくさんいます。そのことに罪悪感を覚える女性は、夫の浮気を非難することができないのかもしれません。

浮気を乗り越えて復縁するとどうなる?

復縁した夫婦

家庭を持つ男性の浮気率は非常に高く、もはや浮気は夫婦にとって「ありふれた現象」なのかもしれません。とはいえ、やはり夫に浮気をされたら傷つきますし、2度と信用できないという気持ちになってしまいますよね。ただ、夫への信頼が失われたとしても、ただちに離婚をする決断をできる人は少ないです。特に専業主婦として家庭を守っていた女性や、夫婦の間に小さな子供がいた場合は、復縁を考える人が多いでしょう。また、夫の行為には失望しつつも、夫への愛は変わらないと言う人も離婚をためらうはずです。決断の前に、復縁のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

復縁のメリット

結婚している女性にとって、復縁することの最大のメリットと言えば、今までの生活を維持できる事にあるでしょう。離婚によって、生活環境や経済状況が変化してしまうと、新たに住環境を整える作業や、これまで以上に生活費を稼がなくてはならないなどの負担が増えてしまいます。一般的に、結婚していた女性が自立した場合、生活水準は下がる傾向にあると考えられているため、離婚前の生活を維持するのは難しいでしょう。また、先に説明したとおり、専業主婦だった女性が離婚をした場合、再就職のための活動も必要となります。復縁によって、それらの心配がなくなることは魅力の一つだと考えられます。

さらに、夫婦の間に子供がいた場合は、子供自身への影響が及ばないことや、1人で養育しなくても済むということも大きなポイントではないでしょうか? そのほか、夫婦の関係性について考えると、夫の浮気を許した事により夫からの信頼が高まり、夫婦の絆が深まる可能性もあります。浮気が原因で離婚するかも知れないという状況から、一変して復縁することで、相手の大切さに気がつけることもあるのではないでしょうか? 浮気が起きてしまった原因を夫婦で探ると、互いに不足していた部分や、改善すべき点が見つかり、今まで以上に夫婦の関係性が良好になるケースもあるようです。

復縁のデメリット

浮気をした夫を許して復縁するデメリットは、夫に対する懐疑心を捨てきれず不安な気持ちになることではないでしょうか? 夫婦の関係性を修復するために話し合い、互いに協力しあったとしても、浮気をされた事実が消えるわけではありません。そのため、夫の帰宅が遅くなったり、休日出勤などがあったりするたびに「浮気が再発したのではないか?」と不安になることもあるでしょう。一度不安な気持ちになると、浮気をされていた過去の感情が蘇り精神的に不安定になってしまう可能性もあります。実際問題として、浮気が再発しないとは限りませんので、復縁しても異性問題への不安を消し去ることはできないでしょう。

やはり、復縁したとしてもこれまで通り夫を信用するのが難しくなると考えられます。そのような不安を解消するためには、こまめに連絡を取り合うなど、ある程度の取り決めが必要になるでしょう。ただし、浮気防止のために束縛しすぎては、夫婦の関係性がギクシャクする可能性も否定できません。更に、夫婦の間に子供がいた場合は、両親の不穏な空気が子供にも伝わり成長に影響する恐れもあります。このような、復縁によるデメリットをできるだけ取り除くには、夫婦間でよく話し合い、互いに思いやれる関係性を構築することが大切だと言えるでしょう。

復縁を悩んだ時の判断基準とは?

浮気した夫と復縁するか悩む既婚女性

いざ夫婦の関係修復を決断してみても、やはりそこは相手があってのこと。たとえ夫の浮気を許しても、女癖の悪い男性なら、常に異性問題を心配しなければならず気が休まりません。さらに、夫自身が修復に前向きな気持ちでなければ夫婦の関係は壊れる一方です。そうなれば、ふたたび平穏な家庭を築くのは難しいことが予想されます。また、浮気相手との関係が、綺麗に解消できる状況にあるかどうかも夫婦の関係修復には関わってくる問題です。それらのことを無視して復縁を検討するのは不安が残ります。

そこで、復縁を悩んだ時に考慮するべきポイントをいくつかご紹介します。復縁したいけれど、まだ決心がつかないと感じている人は、以下の項目を判断基準にしてはいかがでしょうか?

夫にDVやモラハラなどがある

夫にDVやモラハラなどの疑いがある場合は、復縁するべきではないでしょう。昨今では、夫からのDV(家庭内暴力)やモラハラによって肉体的または精神的に苦しめられ、離婚に至る夫婦が増えています。モラハラとは、道徳や倫理に反した嫌がらせによって相手を精神的に追い詰める行為です。例えば、夫からのモラハラで多いのは、妻に対して威圧的な態度をとる、けなす、極端に束縛する、生活費を渡さない……などの行為が挙げられます。

モラハラは心の暴力と言われていますが、DVのように体に傷がつくわけではないので第三者からはわかりにくく、表面化しない事も多いです。そのために、モラハラの被害にあった本人も夫から精神的な迫害を受けていることに気づかないケースもあります。もしも配偶者の態度や言動に苦しんでいる場合、モラハラの可能性がありますので信頼できる人に相談してみましょう。

浮気癖がついているかどうか

既婚男性の浮気は珍しいことではありません。とは言え、復縁した後で再び浮気を繰り返されては、夫婦の関係性を修復することも叶いませんよね。浮気をする男性の中には、すでに他の異性と肉体関係を持つことが癖になっている人もいます。その場合、たとえ今回の浮気を許しても、時間が経てばまた同じ過ちを繰り返す可能性が高いです。そのため、配偶者に浮気癖がついてしまった場合は、復縁を思い止まった方が良いでしょう。

もちろん、それを見抜くのは難しいです。しかし、自分の行いを後悔し、深く反省している様子がなければ浮気再発の恐れがあると考えられます。それでも復縁を選ぶのであれば、浮気をしない約束を取り付け、破った場合は慰謝料を支払うという示談書を作成すると良いでしょう。

浮気相手の妊娠の有無

復縁をする前に確認すべき重要なポイントとして浮気相手の妊娠の有無が挙げられます。もしも浮気相手が妊娠していて夫が子供を認知していた場合、その子供には養育費を支払わなければなりません。もちろん、支払うのは夫ですが、夫婦である以上は家計が同一と考えるのが一般的です。つまり、復縁をしても、浮気相手の子供が成長するまで家計から養育費が支払われる形になってしまいます。

更に認知された子供には財産の相続権が発生する事も忘れてはなりません。その場合、夫婦の間の子供と浮気相手との子供は同等に相続分を持つことになっています。したがって、浮気相手の妊娠を知った上で復縁を希望する場合は、養育費や財産相続について話し合っておく必要があるでしょう。また、養育費や財産の相続権は離婚をしたからとって失効するわけではありません。

復縁に向けた夫の姿勢

どんなに復縁に前向きで、浮気を許す決心がついても、肝心の夫にその覚悟がなければ夫婦関係の修復は難しいでしょう。例えば、浮気相手の家に入り浸ったり、こまめに連絡したりするなど、未練を捨てきれない様子があれば復縁を覚悟しているとは言えません。まず、浮気相手との関係を断つことができない場合は、復縁よりも離婚を考えざるを得ないでしょう。また、浮気相手との関係を解消できたとしても、相手女性への未練があれば再び浮気を繰り返す可能性があります。そのようなケースでは、「夫婦間の信頼」を取り戻せる見込みはありません。したがって、復縁を決断する前には夫に夫婦の関係性を修復する覚悟があるかどうかを確認すべきでしょう。

復縁すると決めたらやるべきこと

浮気についての誓約書

夫の過ちを許しても浮気をした事実が消えるわけではありません。信頼していた相手からの裏切り行為によって傷ついた心は依然と同じような状態には戻れないのです。そのため、夫の何気ない言動に浮気を連想し、再発を恐れて不安に駆られることも多々あるでしょう。浮気が原因で壊れた夫婦関係を、再び構築するのは簡単なことではありません。

しかし、その上で復縁を覚悟したのであれば、関係修復への対策としてきちんとしたケジメをつけることが大切です。単に夫を許すだけでは、浮気が繰り返される恐れもあります。浮気の再発防止には、以下のような対策が効果的です。

浮気相手との関係を清算させる

復縁をすると決めたら、夫と浮気相手の関係を完全に解消することが大切です。浮気が妻にバレた男性は恐らく「相手の女性とは2度と会わない」と口にするでしょう。しかし、口約束だけでは実際に関係が絶たれたかどうかはわかりませんよね。四六時中に渡って夫を監視することは不可能ですし、相手の誠意に委ねる他ありません。ただし、浮気発覚後も妻に内緒で浮気相手の女性と逢瀬を重ねる既婚男性は多いです。

そのため、浮気相手との関係を解消すると決意させた後は、浮気再発を防ぐため接触禁止を約束しましょう。もしも約束を破った場合には、違反行為としてペナルティを条件に加えるのもおすすめです。

浮気の事実を明らかにする

復縁を成功させるためには、まず浮気問題を完全に解決することが欠かせませんよね。しかし、夫婦の関係性を修復する前提で浮気問題を解決するとなると、意外にも中途半端な形でクロージングするケースが多いです。中でもよく見られるのが「浮気の真相」も分からずに、問題が収束したと思い込んでしまうパターンでしょう。具体的には、浮気相手が判明せず、相手女性と話がついていない状態で夫の謝罪を受け入れた場合は、問題が解決したとは言えません。

浮気の真相が分からない状態で、夫の謝罪を聞き入れても相手が真実を伝えているか、また本心かどうかも判断できないでしょう。そのため、浮気問題を解決するには夫の話を鵜呑みにするだけでなく「浮気の真相」を明らかにする必要があるのです。夫の浮気相手を特定し、2人の関係性を探ることで初めて真相が明かされたと言えるでしょう。その上で、相手女性を交えて今後は会わないと約束することが適切な解決方法なのです。

浮気をした原因について話し合う

復縁後に後悔しないためには、なぜ今回の浮気が起きてしまったのかを夫婦で話し合う必要があります。根本的な問題が解決しない限り、浮気再発の可能性も消えません。浮気をするのには、必ず原因があるはずです。例えば、夫婦のコミュニケーションが足りずに寂しさから浮気をしてしまうケースもあります。また、性生活に不満を感じている事もあるでしょう。

既婚者の浮気は、してしまった本人に責任があるのはもちろんです。しかし、互いに話し合うことで、改善点が見つかることもあるのではないでしょうか? したがって、再発を防ぐためには互いに冷静になって話し合うのが大切だと言えるでしょう。

2度目はないと互いに確認

浮気を許された男性の中には、事の重大さを理解せずに再び浮気を繰り返す人もいます。そのため、復縁をするときには、浮気防止の意味を込めて「2度目は許さない」ことを相手に伝えましょう。離婚は男性にとっても負担が大きいですから、できれば避けたいと考える人が多いです。したがって、もしも浮気が再発した場合は、離婚せざるを得ないと夫に認識させましょう。次はないと自覚することで浮気の抑止力になると考えられます。

誓約書の作成

復縁をするときには、浮気問題の解決にあたって取り決めた内容を書面化する「誓約書」にまとめておくのがおすすめです。具体的には、今回起きたことの詳細から始まり、相手女性との関係解消、今後浮気をしない約束、それらの取り決めを破った場合のペナルティなどを記載した書面を作ります。夫婦の間で交わした約束を誓約書にまとめておけば、復縁後に言った、言わないなどのトラブルを防ぐことができるのです。また、もしも浮気が再発した場合は、誓約書に記した内容を証拠として法的な請求をすることもできます。さらに誓約書があるだけでお守りがわりになり気持ちに余裕ができる女性も多いのだそうです。

慰謝料請求

浮気問題を解決するにあたって、浮気相手への責任追求は欠かさず行った方が良いでしょう。夫の浮気相手となった人物は、軽い気持ちで既婚者との恋愛を楽しんだだけかもしれません。しかし、その軽率な行動によって、周りの人々を不幸にしたことは事実なのです。そのことを自覚させるためには、慰謝料請求で責任を追求するのが得策だと言えるでしょう。慰謝料請求は、夫と浮気相手の2人にできますが、復縁をする前提であれば相手の女性にのみ請求を行うのが一般的です。

復縁に向けて必要なこととは?

専門家に相談する女性

復縁をするためには夫婦間だけでなく浮気相手とのケジメを着けることも大切な項目ですよね。浮気をした責任は、夫と浮気相手の2人にあり、どちらか一方だけが反省しても問題が解決したとは言えません。そのために必要なのが浮気相手に対する慰謝料請求というわけです。しかし、その慰謝料ですが、不倫の被害者であれば確実に受け取れるわけではありません。

もしも浮気相手の女性が不倫を認めず、慰謝料請求を拒否すれば最悪の場合、裁判へと発展することもあるのです。そのような事態を想定すると、異性問題のケジメを着けるためには不倫の事実を証明する「浮気の証拠」が必要だということになります。ここでは、その証拠について解説しましょう。

浮気の証拠とは?

浮気をした人物に、事実を認めて謝罪する気持ちがあれば、証拠がなくても慰謝料の支払いが行われるケースもあります。しかし、誰もが素直に浮気を認めるわけではありません。もしも浮気相手の女性が事実を否定した場合、慰謝料を受け取るためには民事訴訟を行う必要があります。慰謝料請求の裁判を行うにあたって、欠かせないのが法的に有効な「浮気の証拠」です。

ただし、浮気の法的な定義は、配偶者が自由な意志で異性と肉体関係を持つことと定められています。この行為は法的に「不貞行為」と呼ばれているのです。よって、法的に有効な証拠とは、夫と浮気相手の間に肉体関係があると証明できるものに限られています。具体的には、性行為やそれに近い行為をしている写真や動画は明らかな「不貞行為」の証拠です。もっとも、このような証拠を確保するのは当事者でなければ難しい側面があります。

第三者が見ても肉体関係があるとわかる資料であれば、証拠として扱われる可能性は高いです。例えば、ラブホテルに2人がそろって入退室する写真や動画は、実際の裁判でも法的な効力を発揮しています。一方で、LINEのトーク画面やホテルを利用した支払い明細などは、単独で提出しても証拠として認められる可能性は低いです。これらの資料は、組み合わせて提出すると証拠としての効力が高まることもあります。

どうして証拠が必要なの?

復縁をする/しないに関わらず、浮気問題を解決するにあたって「不貞行為の証拠」は必要不可欠なものだと考えられます。なぜなら、証拠がなければ、浮気をした当事者は事実を認めない可能性が大いにあるからです。浮気をした人の多くは、できれば事実を認めたくないと考えています。それどころか、あわよくば上手に言い逃れをして責任を放棄したいと考える人もいるのです。実際に、証拠がなくて浮気の責任を追求できず、悔しい思いをしている女性はたくさんいます。

そのような事態を避けるために、法的に有効な証拠が必要になるのです。また、慰謝料を請求するための裁判では、証拠がなければ交渉を有利に進めることはできません。裁判官が見ても明らかに肉体関係があったと解る証拠を資料として提出しなければ、勝算は低くなってしまうのです。したがって、浮気の被害に遭ったときは、気づいた時点で証拠を確保しましょう。

証拠の確保に困った時の対策

もしも証拠の確保にあたって、困ってしまった場合はどうしたら良いのでしょう? 例えば、夫と浮気相手がラブホテルに入る写真を素人が撮影するのは大変です。まず、夫を尾行するには、気付かれる不安と見失しなわないよう後を追う難しさが課題となります。更に、ラブホテルまで辿り着いたとしても、退出する写真を撮るには、張り込みを行う待機しなければなりません。そのような行為を、素人が失敗もせず上手にできるでしょうか? 少し考えただけでも、困難であることがわかりますよね。

したがって、浮気の証拠を確保に困ったときは、調査のプロである探偵社に相談するのがおすすめです。探偵社では、尾行や張り込みによって浮気の事実を暴き、更に調査をした結果は「調査報告書」にまとめて報告してくれます。事実関係が時系列で詳細に記された報告書は、そのまま「不貞行為の証拠」として慰謝料や離婚の請求にも利用できるのです。探偵による調査報告書は、法的な証拠能力が強く、交渉を有利に進めるために役立ちます。もちろん、相応の調査費用はかかりますが、自分で調べる苦労から解放されるため裁判へ挑む心の余裕が生まれるのもメリットの一つだと言えるでしょう。 

まとめ

夫の浮気を許して夫婦の関係を修復するのは寛容さだけでなく大きな覚悟が必要です。なぜなら、信頼していた相手からの裏切りは、トラウマとなり時にフラッシュバックとして蘇ることがあります。その度に不安な気持ちが押し寄せ、夫の浮気を疑わざるを得ない心境に陥ってしまうこともあるのです。しかし、浮気を乗り越えたことで夫婦の絆が深まり、以前よりも幸せな婚姻生活を送る人々もいます。もしも夫を許すと決めたのであれば、ケジメを着けるためにも浮気の真相を明らかにすることが大切だと言えるでしょう。当サイトでは浮気調査の得意な探偵社を紹介しています。最初の相談は無料の場合が多いので、まずは問い合わせしてみてはいかがでしょうか。