不倫の経験者から学ぶ、夫の不倫を防ぐ方法とは?
昔から「浮気は男の甲斐性」などと言われていますが、既婚者の不倫はここ数年で増加傾向にあるようです。女性の社会進出や、昨今のマッチングアプリの流行などを考えると、それも仕方のないことなのでしょう。一昔前なら不可能な「世界線の異なる異性との出会い」をアプリが可能なものとしたのですから浮気のチャンスも増加して当然ですよね。たとえ周囲に異性の少ない環境で生活していても、アプリを使えば簡単に好奇心旺盛な異性と知り合えてしまうのです。その結果、既婚者にとって不倫は他人事ではなくなり、身近な現象となってしまったのではないでしょうか?
となれば、平穏な家庭生活を送る既婚女性も「夫の不倫」に対して危機感を持たなければなりません。幸いにも不倫をする既婚者が増えているわけですから、経験者からその理由や経緯を聞き出すことはできますよね。そこで今回は、既婚者にも関わらず不倫をしてしまった男性達の体験談を紐解いてみました。すると、そこからは不倫をする男の心理が見えてきたのです。それを参考に、夫の不倫を防ぐ対策について考えてみましょう。
一体どのくらいの人が不倫を経験しているの?
内閣府男女共同参画局が結婚と家族をめぐる基礎データについて公表したところによると、1960年以降から離婚件数は大幅に増加し、近年では年間60万件の婚姻件数に対して離婚件数は年間21万件となっています。さらに、司法統計で離婚の申し立て理由をみると男女ともに、異性問題が上位にランクインしていることがわかります。このことから、男女に関わらず既婚者で不倫をしている人は多いと考えられるのです。つまり、既婚者の不倫は芸能人や有名人の家庭だけに起こる問題ではなく、一般家庭にも起こりうる身近な問題なのだと言えるでしょう。
不倫に対する男女の意識の違い
不倫をする既婚者が年々増加していることは事実ですが、だからと言って家庭を持つ全ての人が不倫を肯定しているわけではありません。一般論では「浮気をしない男性など居ない」と言われているため、男性側は男の浮気に関して当然のことだと考える人も多いです。しかし、女性側は「男は浮気をする生き物」だと理解しつつも夫の浮気を許せる人は少ないでしょう。やはり女性の思考としては、家庭を守りたいという気持ちが強く働くため、家庭崩壊の原因となる不倫に対して寛容ではいられませんよね。
一方、女性が浮気をすることに関しての男女の意識にはあまり差が見られません。女性はそもそも不倫行為そのものに対して否定的ですし、男性は女性の不倫を許さない傾向が強いです。つまり、男は都合の良い時だけ不倫を肯定する身勝手な人が多いと言えるでしょう。
不倫の定義とは?
不倫に対する男女の意識の違いがわかったところで、そもそも不倫の定義とは一体どんな物なのでしょうか? 一般的に、不倫とは既婚者が他の異性に恋心を抱くことだと考える人も多いと思います。確かに、夫や妻が自分以外の異性を好きになってしまったら、それは間違いなく「不倫」だと感じますよね。しかし、恋心は本人にしか分からないため、何を持ってして「不倫」と判断するのかは非常に難しいです。そのため、不倫を判断するには他人の目から見ても明らかな境界線があると解りやすいですよね。ここでは、不倫を定義する境界線について、男女の基準と法的な基準の違いを解説します。
男性の考える不倫の定義
世の男性達が考える不倫の境界線は、「妻以外の異性と肉体関係を持つ」ことを基本としながらも相手との関係性によって変化するのが一般的な意見でしょう。具体的には、会社の同僚や学生時代の後輩などと関係を持った場合は「不倫」に該当し、性サービスやアプリで知り合った女性の場合は不倫に該当しないというものです。その根拠は、目的が性欲解消ならセーフとする都合の良い思考からきています。
ただし、妻が自分以外の異性と肉体関係を持った場合は、相手との関係性を問わず「不倫」に該当すると言うのだから驚きです。つまり、女性の性的なストレス発散には否定的な考えを示していることになりますよね。自分の行為に対しては寛容になる、恐ろしくも身勝手な「不倫の定義」だと言えるでしょう。
女性の考える不倫の定義
男性の不倫に対する定義が「自己都合型」なのに対して女性の考える不倫の定義は「妻や夫以外の異性と親密な関係になる」ことで一貫しているのが特徴です。また、その境界線は、肉体関係はもとより、キスをする手をつなぐ、頻繁に連絡を取り合うなど親密さを窺わせる行為全てがアウトだと判断されています。女性は、男女の間に精神的な繋がりができることを嫌がる傾向が強いため、肉体関係はなくても親しげな間柄であれば不倫だと捉える人も多いようです。
確かに、夫が自分以外の異性に信頼を寄せている様子などは見たくないものですよね。女性の考える不倫の境界線は「精神的なつながりの有無」と言えるでしょう。
法的な不倫の定義
男女の不倫に対する定義は同じようで大きく異なる部分もありました。また、その中でも、人それぞれ考え方は違うため一概に定義づけるのは難しいという意見もあるでしょう。しかし、法的な不倫の定義は極めてシンプルです。実は法的には「不倫」と言う言葉自体が存在しません。その代わり、既婚者が配偶者以外の異性と自由な意思で肉体関係を持つことを「不貞行為」と呼び、この行為には民法上の責任が問われます。
夫婦には、平和的に過ごすため互いに協力し合うという義務があり、「不貞行為」はそれを犯す行為に該当すると判断されるのです。したがって、もしも夫が他の異性とキスをしていても法的には「不倫」に該当しません。ただし、夫が他の異性と肉体関係を持っていれば不法行為として慰謝料請求の対象になるのです。
どうして男は不倫をするの?
既婚者が不倫をする理由は、人によって様々です。日本は他国と比べてセックスレス夫婦が多いと言われていますから、性欲解消のために不倫をする人も珍しくありません。また、夫婦の不仲が原因で、他の異性に走ってしまう人もいるでしょう。さらには、平凡な生活に物足りなさを感じて、刺激を求める人も多いと聞いています。
つまり、不倫の理由は、する人の数だけあると言うことです。しかし、その全てを調べることはできないので、今回は既婚男性が不倫をする心理について、特徴的なものをいくつかご紹介します。
性欲解消のため
かねてより夫婦間のセックスレスが問題となっている日本において、既婚男性が不倫をするのは満たされぬ性欲の解消が目的であるケースも多いでしょう。そもそも男性は、女性と比べて性への衝動が強い生き物です。そして、倫理に基づけば、家庭を持つ男性は妻と性行為をする以外ありませんよね。にも関わらず、日常生活の中で性欲が満たされなければ、ストレスを発散するため不倫に走るのも仕方がないのかもしれません。つまり、家族への愛情はあっても、妻から性行為を拒否されてしまえば、他の異性との間で性欲を解消する以外に方法がないのです。そのため、夫婦仲は良好でも、セックスレスが災いとなって不倫に走ってしまう男性はたくさんいます。
刺激が欲しい
不倫をする既婚男性によく見られるのが、現状の幸せだけでは満足できない欲張り型の人です。本来ならば、家族との安定した生活は、心に平穏をもたらし満足感を得られるはずですよね。しかし、あれこれ欲しがる欲張りなタイプの男性は、それだけでは物足りずに刺激を求めて他の異性との恋愛に走ってしまうのです。つまり、他の異性と恋愛をすることで、安定とは反対の高揚感を得たいと考えているのでしょう。家族と過ごす穏やかな日々を楽しむ一方で、スリル溢れる不倫相手との関係も満喫したいと言うわけです。
確かに、マンネリ化した妻とのデートよりも、不倫相手とのデートの方が楽しいのは無理もありません。しかし、恋愛の醍醐味である心のときめきは月日と共に色褪せていくのも事実です。最初は楽しかった不倫相手との恋も、やがてはマンネリ化を迎えてしまいます。したがって、刺激を求めて不倫をするタイプの男性は、常習犯になりやすいと言えるでしょう。
寂しさを紛らわしたい
常に平穏を好む家庭的なタイプの既婚男性でも、状況次第では不倫に走ってしまうこともあります。例えば、家庭に居場所がなく心に隙間が生じてしまった状態では、どんなに家庭的な男性でも穏やかではいられません。家族が自分に対して無関心な状況は、誰の心にも虚しさをもたらします。その結果、寂しさを紛らわすため他の異性との間でパートナーシップを築こうと考えるのです。
孤独による存在意義の喪失は、人の心を弱くするばかりでなく、体調にまで悪影響を及ぼします。しかし、自分を愛し肯定してくれる人物がいれば、孤独に苛まれることもありませんよね。つまり、家庭に居場所のない既婚男性は、不倫をすることで自分の存在意義を確認しているのです。
自尊心を満たしたい
夫を尻にしく「鬼嫁」タイプの妻を持つ男性に多いのが、自尊心を満たすために不倫に走るケースです。例えば、お小遣い制度や門限設定、またスマホチェックなど、妻に行動を管理され、自尊心を失いかけている既婚男性は少なからず存在しています。しかし、本来、男性は家族に頼られ凛々しい存在でいたいと言う願望を持っている生き物です。その結果、失った自尊心を取り戻そうと、自分を認めてくれる異性と不倫関係になってしまう男性も少なくありません。
世の中には、男性の持つ自尊心をくすぐるのが上手な女性はたくさんいます。そうした女性と出会うことで、欠けた心が満たされるのでしょう。家庭では妻に子供扱いされていても、不倫相手の前では男らしい理想の自分でいられると言うわけです。
癒しが欲しい
既婚男性の多くは、家族を養うと言う義務感に駆られ日々の仕事を全うしています。また、その重圧は、男性にとって大きなストレスでもあるのです。そのため、家庭では羽を休めて穏やかに過ごしたいと願っている男性も少なくありません。しかし、夫婦共稼ぎが当たり前となった現代において、平穏な家庭を築くのは簡単なことではなくなってしまいました。やはり、女性も外で働く以上は、家庭のことばかりに気を配ってはいられません。その結果、家庭が癒しを求める場ではなくなってしまうこともあるでしょう。そして、日々の重圧で溜まったストレスを発散するために他の異性に癒しを求めてしまう男性が増えたのです。
不倫経験者の体験談とは?
既婚男性が不倫をしてしまう行動心理について、ご理解いただけましたか? 不倫は許し難い行為に他なりませんが、男性の心情を思うと同情せざるを得ないこともありますよね。とは言え、不倫の被害に遭うのが自分だと考えたら、不倫をする夫に同情の余地はないでしょう。たとえ既婚男性の満たされぬ心理状態が理解できても、夫の不倫は心配の種でしかありませんよね。やはり不倫を防ぐためには、キッカケとなる異性との出会いを阻止する以外にないのかもしれません。
そこで、実際に不倫に至ってしまう経緯について既婚男性の体験談を調べてみました。その中から、身近に起こりうるケースをいくつかご紹介します。
会社の後輩との不倫
現在50代の既婚男性が、10年ほど前に社内不倫を経験したケースです。
当時40代の働き盛りだったAさんは、結婚10周年を迎える妻との間に2人の子供がいました。その頃は子供達も小さく、妻は日々の育児と家事に追われて疲れ果て、とても夫婦2人の時間を取れるような状況ではなかったそうです。そのことを仕方ないと諦めつつも、Aさんの心には僅かながら寂しさが芽生えていました。そんな時、Aさんの職場に部署移動となったB子が現れます。彼女は既婚者でしたが子供がおらず、夫との業務的な妊活に嫌気がさし侘しさを感じていました。
互いに孤独感を抱える2人の出会いは、すぐに不倫へと発展します。その年の社内納涼会で、帰る方向が同じだった2人は一緒にタクシーへ乗り込んだのです。お酒の勢いもあってか、車中では互いの身の上話で盛り上がり、どちらも似たような心情であることに気づきます。既に酔いは冷めかけていましたが、B子の温かい指先がAさんの太ももに触れた途端、衝動的にタクシーの進路を変えてしまったのだそうです。行き先はもちろん、家ではなくホテル……そこで2人は肉体関係に及びます。その後、B子との関係は1年半ほど続きましたが、やがてB子の妊娠をきっかけに終焉を迎えたのだそうです。
妻のママ友との不倫
30代の既婚男性が妻のママ友と不倫をしたケースです。
Cさんは同じ歳の妻を持ち、2人の間には活発な小学生の男の子がいます。子煩悩なCさんは、週末になると子供の習い事であるサッカークラブへ出向き、子供たちの活動を応援していました。そこで知り合ったのが、同じサッカークラブに子供を通わせているシングルマザーのD子です。聞けば彼女は妻のママ友でしたが、若くして子供を産んだため妻とは異なり若さ溢れるギャルママだったといいます。Cさんとは10も歳が離れていましたが、ギャル気質のD子は敬語も使わず馴れ馴れしい素振りでCさんに話しかけてきました。その様子に「図々しい女性」と言う印象を受けたものの、妻には無い若さを持つD子の魅力にCさんはノックアウトされてしまいます。
ちょうどその頃、Cさん夫妻の間では、セックスレスとなっていました。そのせいか、いつしかCさんの頭には、D子の若い肌に触れてみたいと言う願望ばかりが渦巻くようになってしまったのです。そんな折、ついにチャンスは到来しました。ある日、クラブ活動の最中にD子の子供が転んで怪我をしてしまったのです。幸いにも救急車を呼ぶほどの状態ではなかったため、D子は子供を自分で病院まで連れて行くと言い出しました。そこでCさんはD子とその子供を車で病院まで運ぶため、自ら運転手を買って出たのです。病院に向かう車中、Cさんの心が踊ったのは言うまでもありません。それ以来、D子はCさんを頼るようになり、2人が不倫関係になるまでそう時間は掛からなかったそうです。
キャバクラ嬢との不倫
40代の既婚男性がキャバ嬢と不倫をしたケースです。
サラリーマンのEさんは愛妻家でしたが、取引先を接待するため、会社の経費を使って日頃からキャバクラを利用していたそうです。通う店はいくつかありますが、中でもお気に入りは話し上手のF子が在籍している店でした。美女揃いのクラブの中で、F子の魅力は他のキャストよりもサービス精神旺盛なところです。モデルばりの美女が日々の売り上げを競うクラブにおいて、美女とは言えないF子が指名を取るのは大変なことだったのでしょう。
ある日、EさんはF子からノルマ達成のために「今後は自分の店だけを利用してほしい」と懇願されます。Eさんにとって店に通う目的は、接待でしか無いため、一箇所に限定することは特に難しいことでもありません。そのため、快く返事をすると、その見返りとしてF子からホテルへのお誘いがあったのです。その申し出に驚いたEさんは、妻がいるからと一度はF子の誘いを断ったと言います。しかし、「たまには仕事のストレス発散をした方がいい」というF子の口車に乗せられ、肉体関係を持ってしまいました。それ以降はF子との性行為がストレスの捌け口となり、今でも関係は続いていると言います。
同級生との不倫
40代の既婚男性が同級生と不倫をしたケースです。
40代のGさんには、結婚して十数年の妻がいます。2人の間には高校生になる子供もいますが、夫婦の仲は冷めきって子供は妻としか会話をせず家庭にはGさんの居場所がありません。ある日、Gさんのもとに中学時代の同級生から同窓会の知らせが届きます。その同級生の話では、参加するメンバーの中に、学生時代Gさんに恋心を寄せていた女性がいるという話でした。そこで、Gさんは会に参加することにしました。
同窓会当日、その女性を見ると、Gさんの心は一気に高揚してしまいます。その女性とは、Gさんも学生時代に好意を持っていたH子だったのです。しかも、彼女は現在も独身で、出会いを求めて同窓会にやってきたと言います。つまり、家庭に居場所のないGさんと恋人募集中のH子が再会してしまったのです。妻子ある身分にもかかわらず不謹慎かもしれませんが、こうした状況においてGさんとH子が不倫関係になるのは無理もありません。その結果、GさんはH子と不倫関係になり、現在は妻との離婚を検討中だそうです。
マッチングアプリでの不倫
最近流行りのマッチングアプリでの出会いによる不倫のケースです。
Iさんには、飲み会のネタになるほど有名な鬼嫁がいます。常に話題を提供してくれる妻には感謝しているものの「尻に敷かれる男」として笑われるIさんの自尊心はズタズタになっていました。そんなIさんの望みは、妻に褒められることです。しかし恐妻家であるIさんにとって、その願いは叶いそうもありません。ある日、Iさんは日頃の不満を発散しようとマッチングアプリを始めてしまいます。すると、そこで知り合ったのは「褒め上手」なJ子でした。
J子は外見こそ普通でしたが、男を立てるのが得意なのか些細なことでもIさんを褒めるのです。もちろん、それはIさんにご馳走してもらうためのリップサービスでしかありません。しかし、彼女の話す言葉にIさんの自尊心はくすぐられ、ついつい財布の紐が緩んでしまうのです。その結果、IさんはJ子のお財布がわりとなり、その見返りとして肉体関係に及んだのだと言います。
夫の不倫を防ぐ方法とは?
実際に不倫を経験した既婚男性たちの体験談は、やはりリアルですよね。どの体験談も、一般家庭の男性にありがちなシチュエーションで始まったことを考えると、不倫は他人事ではありません。たとえ平穏な家庭生活を送っていても、不倫の被害に遭ってしまう可能性はゼロとは言えないでしょう。ご紹介した体験談をもとに考えてみると、不倫を回避するためには男性の心理状態を安定させることが重要だと言えそうです。ここでは、夫が穏やかな心理状態で居られるよう、家庭で気を付けるべきポイントについてご紹介します。
居心地の良い環境を作る
居心地の良い家庭環境の実現には、家族それぞれの協力が欠かせません。お互いを思いやり支え合うことで家族の絆は深まり、穏やかな家庭が育まれて行くのです。家庭環境が整っていれば、自宅に帰るのが苦痛だと感じる男性はいないでしょう。ましてや、家族から孤立しているという寂しさを抱くこともありません。したがって、家庭を心の安らぐ空間にすることは浮気防止にも繋がるのです。
夫婦のコミュニケーションをとる
夫婦間のセクシャルティな問題は、無理に解決することはできません。しかし、たとえセックスレスの夫婦でも、互いにコミュニケーションを欠かさなければ、関係性を良好に保つことはできるのです。妻との仲が安定していれば、性サービスを利用することはあっても不倫に走ってしまう可能性は低いでしょう。したがって、夫とのコミュニケーションをとることが不倫を妨げる対策にもなるのです。
時には夫を褒める
男性の自尊心を高く保ち自信を与えるためには、相手の承認欲求を満たすことが大切です。時には、夫を褒めて相手のことを尊重しましょう。妻に褒められる男性は、自尊心が満たされるため安定した心理状態を保てるのです。また、夫を褒めることは、夫婦円満の鍵でもあります。上手に夫を立てて賢い妻に徹することが不倫防止の対策にも繋がるでしょう。
女性らしさを失わない
家族になったからとはいえ、夫の前で太々しい態度を取ったり、みすぼらしい格好をしたりするのは厳禁です。妻に女性らしさを感じなくなった男性は、刺激を求めて他の異性へと走ってしまう傾向にあります。したがって、夫の心を自分に向けさせるためには自分磨きも欠かせないのです。常に女性らしく魅力的な妻が家庭にいれば、他の異性に心を奪われることもなくなるのではないでしょうか。
不倫のリスクについて夫婦で話し合う
不倫は一歩間違えば社会的信用や家庭を失うほどリスキーな行為です。ついつい出来心で不倫に走ってしまう人も多いですが、それがどれほどに大きな過ちであるか夫婦で話し合うのも不倫回避の対策になると考えられています。夫と共に不倫について話し合うことが不倫回避の対策にもつながるのです。
もしも不倫が発覚したら?
夫の不倫を回避する対策を試みても、人によっては効果が見られないこともあるでしょう。その結果、不倫が発覚してしまった時は、ショックを受けずにはいられませんよね。しかし、起きてしまった異性問題を放置しておくのは、さらに事態が悪化する可能性が高いです。その問題を解決するためには、早急に対応する必要があります。ここでは、夫の不倫が発覚した場合の、適切な対応についてご紹介しましょう。
慌てず冷静に
夫の不倫が発覚したら、動揺すると同時に本人に事実を追求したくなるものです。しかし、証拠がない状態で、不倫を問い詰めても全てを白状する人はいないでしょう。恐らく、ほとんどの男性が妻の怒りを収めるベく嘘をつくはずです。そのため、不倫に気づいたときは、慌てずに冷静さを取り戻しましょう。夫を追求するのは、不倫の証拠が揃ってからです。言い逃れができないほどの確証があれば、夫も事実を認めざるを得ないでしょう。そのため、まずは冷静になることが大切なのです。
証拠を探す
夫の不倫に気づいたら、事実を明らかにするための証拠を探しましょう。具体的には、夫と浮気相手が一緒にラブホテルに入退室する画像があれば最適です。そのほかには、クレジットカードの利用明細やレシートなども良いでしょう。怪しいと感じるものは、全てスマホで撮影し証拠として保存するのがおすすめです。のちに法的手段を取る際には、これらの証拠が不倫の裏付けになる可能性もあります。
今後の夫婦の関係性について考える
夫の不倫を受けて、今後の夫婦関係をどうしたいのか考えておく必要があります。選択肢は離婚か関係継続の2つしかありませんが、問題を解決した後に自分がどうしたいか答えが決まっていれば対策の幅も広がるのです。
慰謝料請求を検討する
浮気相手の女性に対して、慰謝料請求を検討しましょう。不倫の慰謝料は、精神的被害を被ったことへの損害賠償です。不倫は周りを不幸にするだけでなく、家庭崩壊の危機をもたらす行為に他なりません。その責任は、不倫をした夫にあると同時に、浮気相手の女性にもあるのです。身勝手な行為で多くの人を苦しめた浮気相手の女性には、社会的制裁が必要だと考えるのが妥当でしょう。その手段として、慰謝料請求が適しているのです。
証拠が確保できない時の対処法
浮気相手の女性に慰謝料請求をするのなら法的に有効な不倫の証拠が必要です。しかし、不倫を裏付ける確証を素人が確保するのは極めて難しいでしょう。もしも証拠の確保に困ったら、調査の専門家である探偵事務所に相談するのもおすすめです。専門家の行う調査は、尾行や張り込みなど、一般人では真似できない方法を駆使しています。そのため、効率的に不倫の事実を暴くことができるのです。探偵事務所では、無料カウンセリングを受け付けている事業所も多いので、迷ったときは無料相談から始めてみましょう。
困った時の頼れる専門家をご紹介
慰謝料請求や離婚請求で困ったときは、法律の専門家である弁護士事務所への相談をおすすめします。特に、相手が素直に事実を認めない場合や、慰謝料の支払いに従わない場合は弁護士を通じて交渉を行った方が、有利な条件で問題を解決できるでしょう。また、自分で交渉をするよりも精神的な負担が軽くなることも専門家を頼るメリットだと言えます。
夫と2人で話し合いを重ねても夫婦の溝がなかなか縮まらずに困ったときは、夫婦問題の専門家である夫婦カウンセラーに相談してみましょう。夫婦カウンセラーは夫婦の抱えるあらゆる悩みに対して解決に導くために相談を受け付けている専門家です。第三者のアドバイスを受けて夫と向き合うことで、夫婦の問題が解決することもあります。迷ったときは、1人で抱え込まずに専門家を頼ってみてください。
まとめ
不倫を経験した既婚者の体験談や、不倫に走る男性の心理を知ると尚更「夫の不倫」に対する危機感は増すのではないでしょうか? 不倫を「配偶者以外の異性と肉体関係を持つこと」と定義するならば、性サービスを利用する行為も不倫に該当しますから、実際には既婚男性の多くが不倫の経験者かもしれません。もしも夫をその枠から外したいのなら、やはり大切なのは夫婦間のコミュニケーションではないでしょうか? それでも夫が不倫に走ってしまった時は、その事実に目を背けず、原因と経緯を調査しましょう。起きた事実を明らかにすることは、問題解決の糸口となるのですから。証拠探しで困った場合は、ぜひ当サイトの探偵社紹介をご活用ください。