父親の浮気で人生を台無しに?子供ができる対策とは
もしも父親の浮気を知ってしまったら、誰だって動揺してしまうものです。たとえいくつになっていようと、子どもにとって親の浮気は耐え難い衝撃に違いありません。幼い頃から信頼し尊敬していた人物が、倫理に反する行いをしていたとなれば、裏切られた気持ちになるのは無理もないことです。これまで平穏だと信じていた家庭環境が、その事実一つで見事に崩れ去るのですから。父親のとった軽率な行動が、自分や家庭にどのような影響を及ぼすのか、不安に駆られることもあるでしょう。
そのような状況では、当然ながら父親との関係は穏やかではいられません。また、浮気の事実を母親に知らせるべきか頭を悩ませる人もいるのではないでしょうか? 今回は、父親の浮気が子供や家庭に及ぼす影響について解説するとともに、子供がとれる浮気への対処法についてご紹介します。
親の浮気が子供に及ぼす影響とは
親の浮気に気づくという出来事は、その年齢に関わらず子供の心を深く傷つけます。特に、思春期に知る父親の浮気は、衝撃が大きすぎてトラウマとなるケースも珍しくありません。多感な成長期に経験した信頼する人物からの裏切りは、人間不信という後遺症となり、子供の人生に大きく影響する可能性があるのです。
また、父親の浮気が及ぼす子供への影響は、精神的な被害だけではありません。浮気が原因で両親が離婚してしまった場合、生活環境の変化も余儀なくされてしまいます。それと同時に、経済的な不利益を被る可能性もあるでしょう。つまり、子供にとって親の浮気は、その後の人生にも大きな悪影響を与えかねない出来事なのです。では、もう少し具体的な内容について確認してみましょう。
離婚への危機感からストレスが募る
日本では、浮気を原因に離婚をする夫婦が毎年続出しています。そのことからも推測できるように、子供にとって親の浮気は「離婚の危機」を連想させる出来事です。そのため、父親の浮気を知ってしまった子供の多くは、両親の離婚に対する不安を募らせます。もしも、離婚へと進展した場合は容赦無く家族が解体され、これまでの日常を失う結果となりかねません。住み慣れた街や通い慣れた学校、さらには仲良くしている友達、その全てが崩れ去るかもしれないのです。
そうした不穏な変化に、動揺しない子供はいません。突如として日常が奪われる不安に、ストレスを感じるはずです。そして何よりも、離婚で片親と離れてしまうことに対し、子供は寂しさを覚えるのではないでしょうか?
また、これらの不安な気持ちを、本来受け止めてくれるはずの両親に相談することができない、という点も更なるストレスに繋がります。離婚への危機感という深刻な悩みを、うかうかと他人に打ち明けることもできません。発散できないストレスが連鎖のように続くと、危機体験としてトラウマになる可能性も考えられます。
父親との信頼関係が崩壊する
一般的に、子どもは母親から人との繋がりを学び、父親からは社会の秩序について学ぶと言われています。つまり、子どもにとって父親の存在は、一家の大黒柱のみならず社会との接点でもあるのです。父親の働く姿や人と接する姿を見て社会の規範を学び、就きたい職業を決める人も多いでしょう。このことから、子どもの自立を促すには父親との関わりが重要な役割を果たすと考えられます。したがって、父親との信頼関係は、子どもにとって欠かせないものであることが分かりますよね。
それにも関わらず、父親が家族を裏切り浮気をしていたとしたら、どうでしょうか? まず、母以外の異性と関係を持った父親に対し、嫌悪感を抱くのは明らかです。さらに、社会的に恥ずべき行為をとったことに対し、軽蔑の念を抱くかもしれません。その結果、平穏だった親子の関係性に亀裂が生じてしまいます。そして、子どもの社会性を育むために必要な親子関係の悪化は、その後の自立に悪影響する可能性があるのです。
人間不信に陥ってしまう
父親の浮気によって「信頼していた人物からの裏切り」を経験した子どもは、人間不信になる可能性があります。頼るべき相手を信用できなくなるという現象がトラウマとなり、その後の人間関係においても不信感を募らせてしまうのです。もちろん、周りのサポートや本人の性格によって、トラウマを克服する人もいます。しかし、中には人を信用できずに苦しんでしまう人も多いのです。人間不信は、軽く扱われがちですが、人間関係を構築するにあたって深刻な問題となります。
たとえば、友人や恋人を信じられなければ、どうなるでしょうか? 常に人を疑い、必要以上の警戒心を抱く結果となってしまいます。信頼する人物がいないのですから、悩むや胸の内を明かすこともできません。苦楽を分かち合う存在がいなければ、孤独を抱えてしまうでしょう。さらに、愛する人を信頼できないという困難も待ち構えています。つまり、父親の裏切りは子どもの人生に大きな影を落とすでしょう。
自信を喪失してしまう
信頼していた父親の浮気は、子どもにとって裏切り行為です。たとえ我が子への愛は変わらないとしても、母に対して不誠実な行いをした父親に失望しない子どもはいないでしょう。そして、本来なら無償の愛を与えてくれる人物の裏切り行為は、子どもの自信喪失に繋がりかねないのです。子どもは、「親は自分を悲しませるようなことはしない」という信念のもとに生きています。それが覆されてしまうのは、自分を愛していないからだと考えてしまうのです。
その結果、自分自身を「親に愛される価値のない存在」と捉えてしまいます。すると、自信を失くし、自己肯定感が低下する可能性も考えられるのです。自己肯定感とは、自らを積極的に評価できる感情を指します。そのような感情が低下すると、物事をネガティブに捉えてしまいがちです。たとえば、何事もやる前から怖気付いて辞めてしまったり、他人の評価ばかりを気にしてしまったりする傾向が見られます。自信の喪失は危険なのです。
生活環境が奪われる可能性がある
父親の浮気によって両親が離婚してしまった場合、子どもはこれまでの生活環境を奪われてしまいます。仮に、転居や転校が必要となれば、慣れ親しんだ場所や人々と離れることになってしまいます。また、両親のどちらに着いて行っても、親は働きに出るため1人で過ごす時間が増えてしまう可能性が高いです。そして何よりも、片親と離れて暮らすことを余儀なくされてしまいます。そのような生活の変化に馴染めず、戸惑ってしまう子どもも多いです。
もちろん、生活スタイルの変化は、必ずしも悪影響ということではありません。引っ越し先では、新しい出会いが待っていますし、生活リズムが変わることで自立心が芽生えるなど、良い面もあるかもしれません。
経済的に困窮する可能性がある
父親の浮気が必ずしも両親の離婚に繋がるわけではありません。しかし、そのような結果となった場合、子どもは経済的な困窮を強いられる可能性があります。厚生労働省が2020年に発表した「ひとり親世帯の平均年収」は、父子家庭で606万円、母子家庭で373万円でした。この数字を、子どもがいる世帯全体の平均年収約814万円と比較した場合、父子家庭では4/3程度ですが、母子家庭では半分にも満たないことが分かります。
この数字を見る限りでは、ひとり親世帯は収入が低い傾向にあると言えます。一般的には、両親の離婚で子どもは経済的な被害を受けるというわけです。家計への負担を考え、進学そのものを諦める子どもも少なからずいます。そのような状況は、子どもの将来に大きく影響するでしょう。もちろん、我が子にそうした被害が及ばぬよう、浮気くらいでは離婚をしないという女性も多いです。
浮気に気づいたときのNG行動
本来、手本となるべき人物の浮気を知ってしまったら冷静でいられるはずがありません。堪えられない怒りや悲しみから、不安に駆られることもあるでしょう。その結果、感情的になってしまい父親に対して怒りを爆発させるケースも珍しくありません。しかし、怒りに突き動かされて衝動的に行動すると、事態は思わぬ方向へと進んでしまいます。その結果、浮気問題が直ちに家庭崩壊へと向かってしまう可能性もあるのです。
そのため、まずはやり場のない感情を抑え、衝動的な行動は控えましょう。事態を好転させるためには冷静さが欠かせないのです。ここでは、父親の浮気に気づいた時にやってしまいがちなNG行動を紹介します。
怒りに任せて父親を問い詰める
父親の浮気という衝撃的な出来事を知った後は、当然のように怒りが込み上げてくるものです。平穏だった家庭を壊した父親の身勝手な行為を、許せるはずがありませんよね。そのような状況で、人は感情的になってしまいますが、怒りに任せて父親を問い詰めるのは避けた方が良いでしょう。なぜなら、浮気は証拠がなければ責任追及することができないからです。証拠がない状態で、父親を責めても恐らく事実を認めることはありません。上手く言い逃れをして誤魔化そうとするのが関の山でしょう。
また、感情が昂ったまま父親を責めると、相手も触発されて激しい口論に発展する可能性があります。さらにエスカレーとすれば、愛する我が子と言えども、手を挙げないとは限りません。そのような事態は問題解決への道を遠ざけるだけです。根本的な解決を目指すのであれば、過激な行動は避けて冷静に対処しましょう。
真実を暴こうと自分で浮気調査をする
父親の浮気を知ってしまったら、その真相を暴きたくなるのは無理もありません。しかし、そのために自分で浮気調査をするのは絶対に止めましょう。問題解決にあたって、事実を明らかにする必要があるのは確かです。しかし、浮気調査はターゲットにバレないよう、綿密な計画を立てた上で、慎重に行わなければ成功しません。調査のプロである探偵事務所でも、事実を探るためには数名のチームを組んで作業を行います。そのような計画を、素人が立案し、決行するのは容易なことではないでしょう。
下手に動けば調べていることを察知されてしまいます。すると、相手の警戒心が高まり事実を探ることが困難となってしまうのです。さらに、浮気調査を自分で行うデメリットはそれだけではありません。真実を暴く作業は、自分の知らない父親の姿を探ることです。家族の思わぬ一面を目撃すれば、精神的な苦痛を感じるでしょう。ただでさえ傷ついている心に、追い討ちをかけることになりかねないのです。したがって、真実を暴くなら専門家に相談するのが得策だと言えます。
浮気相手の女性に会いに行く
浮気の被害者になると、父親だけでなく浮気相手の女性に対しても憎しみを抱くようになります。家族から父親を奪った相手ですから、怒りの矛先がそちらへ向かうのは当然のことでしょう。直接会って、相手に文句を言いたい衝動に駆られるのは無理もありません。しかし、どんなに相手の女性を恨んでも、接触は避けるべきです。一般的に、浮気をした人物が素直に事実を認めることはありません。そのため、相手に責任を追及しても言い逃れをするか、言い争いになるのが関の山なのです。
また、対面すれば、女性を憎む気持ちが前面に出てしまい、事態が思わぬ方向へと向かう可能性もあります。たとえば、相手の対応にカッとして手が出てしまうと「暴行罪」行き過ぎた言葉を放てば「脅迫罪」に該当するかもしれません。そのほか、ネットなどに相手の誹謗中傷を書き込むことは「名誉毀損罪」や「侮辱罪」に問われる恐れもあります。さらに、相手の女性が父親を既婚者と知らずに付き合っていた場合は、逆に責任を追求されることになるでしょう。このように、新たなトラブルが発生すると浮気問題の解決が遠のきますので注意が必要です。
家族の前で全てをバラす
子どもが親の浮気を知ってしまうと、堪えきれずに家族全員の前で父の裏切りを打ち明けてしまうことがあります。自分1人が事実に気づくという状況は、耐え難い苦痛に違いありません。その苦しみを1人で抱え込むのは困難だと言えるでしょう。しかし、浮気の真相が明らかとなっていない状態で、父を含む家族に事実を告げるのは得策とは言えません。いきなり浮気をバラされた父親は、原因が自分にあるにも関わらず、あなたを恨む可能性があるからです。
また、母親も浮気に気づいていた場合、何らかの対策をとっている可能性もあるでしょう。そうなると、対策の妨害に繋がるかもしれません。仮に、何も知らなかった場合は、浮気をした張本人を前にして事実が明かされても動揺してしまうだけです。したがって、家族の問題という抱えきれない悩みは、母親にだけそっと告げると良いでしょう。
友達に相談する
家族に相談できない父親の浮気を、安易に友達に相談するのは危険なので避けたほうが良いでしょう。浮気問題は家族のプライバシーであり、他人には伏せるべき事態です。どんなに仲の良い間柄でも、その問題を口外されないとは言い切れません。もしも誰かの耳に入ってしまえば、中傷されてあなたが傷つく可能性もあるのです。また、心配した友達が、周りの大人に相談すれば、問題が大きくなってしまう恐れもあります。
父親の浮気という重大な出来事は、子どもにとって受け止めきれない問題です。その悩みを同じ世代の友達に打ち明けても、問題が解決する可能性は低いでしょう。どうしても家族以外の誰かに打ち明けたい時は、都道府県が運営する「こころの健康相談統一ダイヤル」などの秘密を守ってくれる機関や、自治体の相談窓口に話してみることをおすすめします。
親の浮気を知った時の適切な対処法
父親の浮気に気づいても、本人を問い詰めることができなければ納得いかないと考えてしまいませんか? しかし、下手に動けば事態が悪化する恐れもあるので、浮気問題は冷静に対処しなければならないのです。そのため、まずは混乱する心を落ち着かせて、起きた出来事を整理して考えてみましょう。そして辛い目にあった事実を、信頼する人物に相談することも忘れてはいけません。
父親の裏切り行為に対する怒りや悲しみを1人で抱え込むことは精神的な苦痛を伴います。「親の浮気」という、抗えない出来事に、あなた自身が潰されてしまわぬよう適切に対処することが肝心なのです。
信頼できる大人に相談する
もしも父親の浮気を自分だけが知ってしまったら、1人で悩まずに信頼できる大人に相談することが大切です。深刻な問題だからと、誰にも言えず思い悩んでしまうと、心身に強いストレスがかかります。一般的にストレス=うつ病のイメージですが、実はストレスが引き起こす病はそれだけではありません。時には強いストレスが原因で、突然強い動悸やめまいに襲われる「パニック障害」や、過食または拒食といった「摂食障害」などの病にかかることもあるのです。
家族の問題を誰かに打ち明けるのは、勇気が必要なことですが、1人で悩んでいても解決にはつながりません。問題解決とあなたの心を軽くするためにも、信頼できる人物に悩みを話してみましょう。
自分はどうしたいのか考えてみる
父親の裏切り行為に気づいたことで動揺した心を沈静化するには、頭の中を整理すると良いでしょう。起きてしまった出来事について、自分はどうしたいのかを考えてみるのです。例えば、父親に浮気をやめてもらいたい。また、母親はこの事を知っているだろうか? 知っているとしたら、母はどうしたいのだろう。離婚だけはして欲しくない、など思いつくままに考えることで徐々に冷静さを取り戻せるでしょう。
母親に事実を打ち明ける
父親の浮気で傷つくのは、あなただけではありません。母親もまた同じように悲しみ、失望するでしょう。しかし、浮気問題を解決するには、母親に事実を知らせる必要があります。もちろん、すでに母親も気づいているかもしれません。そんな時は、傷ついている母親の心に寄り添い味方である事を伝えると良いでしょう。そして、今後について自分の意見を伝えることも重要です。
知っておくと頼りになる専門家
浮気問題を解決するには、さまざまな障害が立ちはだかることもあります。素人では解決できない事案が発生したときは、専門家に相談するのも得策です。ここでは、浮気問題で起こりうる、それぞれの悩みに対して適切な専門家をご紹介します。
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心理カウンセラー
父、または夫の浮気にショックを受け、思い悩んだ末に心の病を患う人は少なからずいます。もしも浮気問題で、どうにもならない不安を抱えてしまった時は、1人で悩まず心理カウンセラーに相談しましょう。心理カウンセラーとは、心に不安や悩みを抱えてしまった人や、過度のストレスに耐えきれなくなった人の気持ちに寄り添い、回復をサポートする専門家です。カウンセラーは心理学の専門知識を活かして、相談者の心の悩みに耳を傾けます。
カウンセリングは、具体的なアドバイスを受けるものではありません。しかし、専門家に悩みを打ち明けることで、気持ちや問題点が整理できたり、立ち直るキッカケが掴めたりするのです。困ったときは、専門家のカウンセリングを受けて解決の糸口を見つけましょう。
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探偵事務所
浮気問題を解決するにあたって必要となるのが「浮気の証拠」です。例えば、浮気をした本人に事実を問いただすときや、浮気相手に対して慰謝料請求を行うときは、この証拠が欠かせません。特に、相手が事実を認めず慰謝料請求に応じないときは、証拠があれば交渉も有利に進みます。しかし、浮気を裏付ける証拠を素人が探すのは簡単なことではありません。もしも証拠の確保や、浮気の事実調査に困ってしまったときは、探偵事務所に相談すると良いでしょう。
探偵事務所は、さまざまな調査の専門家です。依頼者の相談内容に合わせて、調査員が調査活動を行います。浮気調査の具体的な内容は、主に尾行や、張り込み、証拠写真の撮影、聞き込み、情報収集などです。これらの活動を、経験豊富な調査員がチームとなって、専門の機材やノウハウを利用して行います。そのため、素人では真似のできない事実を暴くことができるのです。また、調査の結果、明らかとなった事柄は、調査報告書として作成します。
この報告書は、証拠資料としてそのまま裁判で活用することができるのです。探偵事務所の行う浮気調査は、証拠の確保に留まらず、浮気相手の人物特定にも対応しています。浮気の真相を確かめるなら迷わずに専門家の力を借りましょう。
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弁護士
浮気の被害にあった場合、精神的苦痛を受けた代償として父親と浮気相手に対し慰謝料を請求することができます。ただし、夫婦が離婚しない場合は、父親への慰謝料請求は行わないのが一般的です。その代わりに、二度と浮気を繰り返さないための保証として誓約書を作成すると良いでしょう。しかし、これらの手続きは、法的な知識が必要となるので、不安な時は自分で対処せず弁護士に相談するのが得策です。特に、慰謝料請求はトラブルに発展する可能性も高いので、相手が支払いに応じない場合は、専門家に任せた方が安心できます。
浮気をやめさせるには?
浮気をした父親に対し、子供が感じる失望は計り知れないものでしょう。家族を裏切った父親を、許せないと思うのは当然の成り行きです。しかし、両親の離婚を回避するなら夫婦の関係性を修復する必要があります。また、そのためには浮気をやめさせなくてはならないのです。ここでは、父親の浮気をやめさせるためのポイントを紹介します。
自分の気持ちを伝える
現在の日本において既婚者の浮気は珍しいことではありません。また、浮気が原因で離婚をする夫婦が多いのも事実です。しかし、家族がありながら浮気をしてしまう既婚者の全てが、離婚を望んでいるわけではありません。妻や子どもへの愛情がないから他の異性に走るというケースはむしろ少ないでしょう。そのため、父親の浮気を辞めさせたい時は、そう願う自分の気持ちを素直に伝えるのが効果的です。
また、父親に気持ちを伝える際は、浮気の責任を追求したり、恨み言を述べたりするのではなく冷静に話し合いましょう。あまり感情的になってしまうと、相手は責め立てられていると感じてしまいます。その結果、話し合いが拗れる可能性もありますので注意が必要です。
居心地の良い家庭環境を心がける
既婚者にも関わらず浮気をしてしまう男性の中には、家庭環境への不満を抱いている人が多いです。例えば、仕事を終えて家に帰っても、家族の愛想が悪かったり、すでに就寝済みで顔を合わせようとしなかったりしていたら、どうでしょう? 1日の労働を終えて家に戻るのですから、家族の暖かい出迎えがなければ、帰宅がいやになるのも無理はありませんよね。父親が穏やかな気持ちで過ごせるよう、居心地の良い家庭環境を作るのも浮気防止の対策になるのです。
浮気をする父親の心理
父親の浮気をやめさせて問題を解決するには、法的な手続きが必要となるケースも多いです。しかし、それはパートナーのやるべきことですので、母親に任せるのが一番でしょう。ただ、浮気が起きてしまった原因について知らないままでは納得ができませんよね。単なる性欲解消が目的だった可能性も高いですが、浮気の原因はそれだけではありません。ここでは既婚男性が浮気をする心理について、いくつか紹介します。これを読んで父親が浮気に走った理由を考えてみると、親子関係を修復する手がかりになるかもしれませんよ。
家庭に居場所がなくて寂しい
既婚男性の中には、家庭に居場所がないと感じている人が沢山います。特に、友達親子のような母子の結びつきが強い家庭では、その傾向にあるようです。妻と子どもの会話に入れず、疎外感を抱いてしまうのでしょう。その結果、寂しさを紛らわすために浮気をしてしまう男性は多いです。家庭を持つ男性は、仕事と家族を守るプレッシャーを抱えています。そのため、家庭ではできるだけ和やかに過ごせるよう家族の協力も大切です。
夫婦の関係が希薄
夫婦で共に過ごす時間が少なく、会話もない家庭では、夫婦の関係性が希薄になってしまいます。すると、お互いへの関心がなくなり、パートナーがいるのに寂しさを抱えるようになってしまうのです。その心の隙間を埋めるため、妻以外の異性に関心を抱いてしまうのだとか。一般的に、夫婦の仲が良好な家庭では浮気が起こりにくいと言われていますから、やはり穏やかな夫婦関係を保つのが浮気防止の対策だと言えそうです。
男としての自信を取り戻したい
既婚男性は、日頃から夫や父親として過ごしているため男としての存在意義を失いかけてしまう人が多いです。そのことを受け入れて納得できれば問題ありませんが、中には不満を感じている人もいます。その結果、男としての自信を取り戻そうと、妻以外の女性を口説き浮気に走ってしまうのです。
癒しが欲しい
家庭を持つ男性は、常に家族を養う責任を背負って生活しています。そのため、時には誰かに甘えたいと感じてしまうこともあるのだとか。しかし、家族の前で自分の弱さを見せると、心配を掛けて妻を不安にさせてしまう可能性があります。そのような事態を避けつつ、誰かに甘えるには他の異性との浮気が手頃で都合が良いと感じる人も多いのです。
まとめ
信頼する家族の裏切り行為によって、あなたは今とても辛い思いをされていることでしょう。そのような心境にあっては、感情が上手くコントロールできずに心身ともに衰弱してしまうことも珍しくありません。家族の浮気は、重大な問題だけに、他人に相談できず思い悩んでしまう人も多いと言われています。しかし苦しい胸のうちを1人で抱え込んでしまうと、疲弊する一方で解決には結びつきません。まずは、信頼できる人物に話を聞いてもらい、心の中を整理してみてください。そして、浮気の被害を最小限に食い止めるため、専門家にも協力を求めるといいでしょう。浮気の証拠をつかみたい場合は、当サイトの探偵社紹介をご利用ください。