浮気されても即離婚せずに、後悔のない対策を!
パートナーの浮気が発覚した時、離婚の2文字を考えない女性はいないでしょう。そして感情のままに、別れを決断する人も少なくないと言われています。信じていた相手に裏切られたのですから、無理もない決断かもしれません。しかし、その結果、離婚後に後悔する女性もまた、少なからずいます。良くも悪くも、多くの女性にとって、離婚はその後の人生に大きな影響をもたらす選択です。特に夫婦の間に子供がいた場合は、その余波を逃れることはできないでしょう。
もちろん、離婚が間違いだと言うわけではありません。ただ、どのような選択肢を選んだとしても、できれば後悔はしたく無いものですよね。そこで今回は、パートナーに浮気をされた時、離婚を決断する前に注意すべきポイントをご紹介します。
これを読めば、浮気を原因に離婚を検討する際の判断基準になるはずです。ご自身の決断に後悔しないためにも、対策について学びましょう。
浮気をする既婚男性の心理とは?
夫に浮気をされた時、多くの女性は離婚と同時に浮気を招いた原因について考えると言われています。そして、浮気をした当事者である夫に、理由を問い詰めるまでがセットになっているようです。しかし、なぜ自分が妻を裏切ってしまったのか、包み隠さずに打ち明ける男性はそうそう居ないでしょう。そのため、浮気の原因が分からないまま離婚を決断してしまう女性も多いのだとか。しかしそれでは釈然とせずに後悔が残ってしまいそうです。そこで、離婚の決断をする前に、まずは既婚男性の男心について学んでみるのはどうでしょう? ここでは既婚男性が浮気をしてしまう心理について解説します。
性欲の解消
性欲の強弱に関わらず、既婚男性が浮気をする一番の理由は「満たされぬ性欲の解消」だと言えます。うちの旦那は淡白だからと、危機感ゼロの女性も多いですよね。しかし、男にとって妻との性行為と他の異性との性行為は全くの別物です。例えたら、吉野家の牛丼と松坂牛の牛丼ぐらいの差があるでしょうか。つまり、妻以外の女性とする性行為は、既婚男性にはご褒美ディナーのような物なのです。チャンスが巡って来れば、その席に着かない男性などいません。空腹を満たすだけの食事とは違う極上の食卓、既婚男性の誰もが飢えている物ではないでしょうか。その飢えを満たそうと、世の旦那勢は浮気に走るのです。
したがって、たとえセックスレスに該当しない夫婦でも性欲解消のために夫が浮気をするケースは珍しくありません。さらに、妻には言えない性癖を持つ男性も多く、彼らもまたマイノリティである自らの性欲を満たすために浮気に走ると言われています。滅多に在り付けないご褒美のはずが、味を占めて何度も通い詰めてしまうと言うわけです。
寂しいから
家族の待つ暖かい家庭があっても、寂しさから浮気をしてしまう既婚男性もいます。特に、夫婦の間に子供がいる家庭では、夫が寂しさを抱える傾向にあるようです。一般的に、どの家庭でも子供が産まれると、その子を中心とした生活を送ることになりますよね。その中で、女性は、仕事、家事、育児とマルチタスクを熟さなければなりません。すると、処理作業に追われるあまり、夫への関心が薄れてしまうのです。育児は二人羽織のようなもの、母親の役目は子供に手を差し伸べることに他なりません。
つまり、夫をケアする余裕なんてなくて当然なのです。だって、夫は誰の手も借りずに生活できるのですから。しかし、妻の意識が完全に子供へ向けられると、男性は拗ねてしまいます。その結果、寂しさをまぎらすために、他の異性と浮気をしてしまうのです。誰かに構ってもらうことで、心の隙間を埋めているのでしょう。家族の大黒柱である男性は、意外にも繊細な心を持ち合わせているようですね。
現実逃避がしたい
既婚男性の多くは、家族を守り養って行くという責任を背負っています。それが生きる糧になる男性もいれば、逆にプレッシャーとなる男性もいます。そして責任の重さに耐えかね、時には放棄したくなることもあるのだとか。特に夫婦の間に子供がいた場合、その責任はさらに加重されます。しかし、どんなに背中の荷物が重くなっても、捨ててしまうわけにはいきません。そのような重い現実から、ほんのひと時でも逃れようと浮気をしてしまう男性も多いと言われています。
つまり、妻以外の異性との性行為が日常からのエスケープになるわけです。こうした男性心理は、女性には理解できないかもしれません。それだけに、プレッシャーを抱える辛さを妻に打ち明けられないことも多いようです。夫婦にとって、互いの心境を思いやることが大切だと言えそうですね。
刺激が欲しい
一般的な理想の家庭像として「円満な家庭」を掲げる人は少なくありません。具体的には、夫婦仲が良く経済的にも安定した家庭がそれに該当するでしょう。しかし、誰もが羨むほどの円満な家庭を築いていても、浮気をする既婚男性はいます。彼らは、一見何の不満も無さそうな状況にあっても、平和な日常に退屈してしまうんだとか。その結果、刺激を求めて妻以外の異性との性行為に走ってしまうのだそうです。確かに、信頼する妻を欺き、浮気相手との密会を企てるのは刺激的な行為でしょう。また、家族団欒の最中にあって浮気相手と交わすLINEはスリルそのものに違いありません。つまり、彼らは恵まれた環境にいても尚、刺激を求めて欲張っているわけです。
恋愛を楽しみたい
既婚男性が浮気をする理由の中で、性欲の解消に次いで多いのが心のときめきを求める心理です。自他ともに認める愛妻家でも、妻に対して恋愛感情を持ち続ける男性はいません。自分の良き理解者として妻を愛していても、交際当時のような心の高揚を維持するのは難しいからです。もちろん、これは男性に限ったことではありません。結婚を経て家族になれば、自然体で過ごすため恋人同士のような関係で居られないのは当然です。その代わり、お互いを尊重し合う掛け替えのない存在へと関係性が変化していきます。しかし、既婚男性の中には、それだけでは満足できずに心の高揚を求めて浮気に走ってしまうのです。
浮気を原因に離婚して後悔するケース
一時の衝動に突き動かされて大胆な行動に出る、と言う体験は誰の身にも起こり得ることです。それを考えれば、夫の浮気を知った女性が、怒りに任せて離婚をするのも極端な反応とは言えないでしょう。しかし、そのようなケースでは、怒りの炎が冷めた後、後悔することも珍しくないのだとか。離婚は、その後の人生に大きく影響する選択となるため、決断するのであれば冷静に考えることが大切ですよね。ただ、離婚後の生活のネガティブな部分を知らなければ、判断は難しいところでしょう。そこで、夫の浮気を原因に離婚をした女性達が、後悔した理由について探ってみました。彼女達は、なぜ自らの決断を悔んでしまったのでしょうか? 確認してみましょう。
十分な慰謝料をもらえなかった
夫の浮気が原因となり離婚をするケースでも、感情的に行動してしまうと十分な慰謝料をもらえなくなる可能性があります。慰謝料の定義は、浮気をした夫から受けた精神的苦痛に対する損害賠償金です。そのため、基本的には浮気をされた側が慰謝料を要求すれば浮気をした当事者は応じなければならないでしょう。しかし、浮気が原因であっても、そのことを証明できなければ慰謝料の請求は認められません。
浮気発覚に激昂し、確証もない状態で慰謝料請求や離婚の手続きを進めてしまうと、本来もらえるはずの慰謝料を受け取れない恐れがあるのです。実際に、早まった判断で離婚を後悔している女性の中には、夫の浮気を証明できずに慰謝料をもらえなかった人も少なくありません。
経済的な余裕がなくなる
浮気を原因に離婚を決断した女性が後悔するケースで多いのは、離婚後に生活が困窮することです。特に、婚姻期間を専業主婦として過ごしていた女性の場合は、こうした傾向が強く見られます。離婚後は、夫の収入に頼れないため、経済的に自立しなければなりませんよね。しかし、生活の目処も付かないまま離婚をしてしまうと、経済的に苦しい状況へと追い込まれてしまうのです。
また、夫婦の間に子供がいる場合は、仕事がなかなか見つからずに困窮する可能性もあります。たとえ婚姻中から仕事を継続していた場合でも、家庭内の労働力が1人になれば収入が減ることは避けられないでしょう。したがって、離婚後は、それ以前と同じような生活を過ごせる可能性は低いです。
子供への影響が出る
離婚の大きなデメリットと言えば、子供への悪影響を及ぼす可能性が挙げられます。子供にとって、両親の離婚は衝撃的な出来事です。父か母、どちらか一方との生活を余儀なくされる事は、平穏な家庭で過ごしてきた子供には、人生最大のピンチとなるでしょう。特に金銭的な問題では、離婚によって生活が苦しくなるケースも多いです。その結果、希望の進学先に進めないなどの事態に発展する可能性もあります。また、住環境が変わることで、精神的なストレスを与えるケースも珍しくありません。何より、父か母のどちらかと会えなくなることを悲しまない子供はいないでしょう。
子供と過ごす時間が減る
離婚をすると親権の行方によっては子供と一緒に生活できなくなる可能性もあります。その場合は、明らかに子供と過ごす時間が減ってしまうのは避けられない事実でしょう。また、親権を得たとしても、安定した経済力を確保するためには大黒柱となって働かなくてはなりません。その結果、仕事に追われて子供と過ごす時間が減ってしまうことも覚悟する必要があるのです。そのような状況は、親子にとって苦しいものとなるでしょう。特に小さな子供では、寂しさを募らせるため親が罪悪感を抱えてしまうケースも珍しくないです。
まだ夫への愛情がある
夫の浮気が原因で離婚をする場合の精神的なデメリットは、元夫への未練でしょう。夫の裏切り行為が許せずに離婚をしても、気持ちの整理がついていなければ問題が解決したとは言えません。まだ夫を愛しているにも関わらず、別れを選んでしまった場合には、未練が残り後悔してしまうケースも多いです。離婚を問題解決の手段にするのであれば、夫への愛情は断ち切ることが肝心だと言えるでしょう。
夫と浮気相手の再婚に嫉妬する
離婚の前に夫への愛情は冷めきったとしても、それだけで安心できるわけではありません。浮気を原因に離婚をした場合は、当然ながら浮気相手がいるわけです。夫婦の離婚は浮気相手の女性にとって大きなメリットとなる可能性があります。そのため、離婚後に夫と相手の女性が再婚をするケースも珍しくないのです。つまり、離婚という選択が、元夫と相手女性の再婚に結びついてしまうわけですよね。そのため、夫との離婚には納得しても、元夫の再婚を悔やむ女性は少なくないです。結果的に、浮気相手の願望が果たされたわけですから、悔しい思いをするのは無理もないでしょう。
浮気のショックから立ち直れなくなる
浮気がもたらす精神的な悪影響の中には、人間不信に陥るケースも珍しくありません。信頼していた相手に裏切られたショックから立ち直れなくなってしまうのです。このような精神的ショックは、離婚の有無に関わらず起こり得ることでしょう。しかし、夫の異性問題を乗り越え夫婦の関係性を修復できた場合には、そのショックも和らぐ傾向があります。それに対して、離婚をした場合は、信頼関係が修復されないため浮気のショックが長引く可能性が高いです。
離婚することのメリットとは?
夫の浮気を許せず、勢いで離婚してしまった女性達の後悔するポイントはご理解いただけましたか? やはり人生を左右する大きな決断は、じっくりと考えてから判断したい物ですよね。もう一度、元夫と夫婦になりたいと思っても「覆水盆に返らず」ということわざがあるように、1度離婚をした相手と再び再婚するのは難しいものです。もちろん、同じような状況で離婚を決断しても、新たな人生を謳歌する女性もたくさんいるでしょう。そのため、離婚が必ずしもネガティブなことばかりではないことも理解しておきたいですね。ここでは、離婚によるメリットについてご紹介します。
浮気をされる心配から解放される
浮気をする夫との離婚で最大のメリットとなるのは、裏切られる心配から解放されることでしょう。1度浮気をした人間は同じことを繰り返す確率が高いため、浮気をされると常にその心配をしなくてはなりません。つまり、夫と夫婦関係を続けている以上、いつまで経っても状況は変わらず安心できない日々になるのです。たとえ夫婦の関係性が修復できたとしても、浮気の心配がなくなるわけではありませんよね。しかし、離婚をしてしまえば、その心配からは逃れることができるのです。
浮気による不穏な雰囲気が一掃される
夫の浮気が発覚してしまうと、絶望や悲しみ、また怒りなど負の感情が連鎖して押し寄せます。そのため、夫の浮気によって負のオーラを発してしまう女性は少なくないです。すると、当然ながら、家庭内は妻の発した負のオーラで充満します。その結果、家庭内の雰囲気が不穏になり居心地の悪い空間となってしまうのです。もちろん、悪いのはオーラを発する妻にあらず、原因を作った夫にあります。しかし、そのような環境で生活すると、家族の誰もが精神的ストレスを感じてしまうのです。離婚は、そのような環境を一変するには、最適な手段だと考えられます。
自立心が鍛えられる
現在は夫婦共稼ぎの世帯が一般的となりましたが、それでも妻の収入が夫の収入を超えるのは珍しいケースだと言えます。そのため、一般家庭では家族の生活費を賄うのは夫であることが多いです。また、妻の収入は世帯の貯蓄に回すことも少なくないと言われています。つまり、互いに協力し合って一家の生活を支えているわけですよね。しかし、離婚をしてしまうと全てを1人で賄わなければなりません。そのため、否応無しに、自立心が鍛えられる結果となるわけです。夫の経済力に頼らず、1人で生活を支えることは、より大きな自信を得ることにつながるでしょう。
新たな出会いが訪れる
何かとネガティブなイメージの付き纏う離婚ですが、人生の再出発と考えれば暗いことばかりではありません。夫とは別れることになっても、新たな出会いが訪れる可能性は大いにあるのですから。元夫との結婚生活で培った経験を糧に、新たな伴侶とより良いスタートを切るチャンスがあるのも離婚の醍醐味だと言えるでしょう。離婚を通して、これまでは見えなかった夫婦という形のあるべき姿が見えることもあります。臆することなく進めば、自然と新たな道が開けてくるのではないでしょうか。
離婚する前にやっておくべき事とは?
もしも夫の浮気を原因に離婚を決断するのであれば、事前の準備は怠らずに行いましょう。
勢い余って決断した結果、浮気の証拠が掴めなかったなんてケースは珍しくありません。その場合、もらえるはずの慰謝料が最悪ゼロになる可能性も生じてしまいます。そのような事態に見舞われれば、誰だって後悔せずにはいられません。悩んだ末に出した決断を後悔しないためには、離婚に向けて上手に手続きを進めることが肝心です。それでは、離婚を検討した場合、具体的に行うべき項目について解説します。
感情に任せて夫を問い詰めない
夫の浮気が発覚した時、動揺もせずに落ち着いていられる女性は少ないです。信じていた相手の裏切り行為に、計り知れないほどの衝撃を受けるのですから無理もありません。そして、その驚きの後には、怒りや悲しみなどの感情が津波のように押し寄せるでしょう。その結果、感情に任せて、浮気の当事者である夫に事実を問い詰める女性も多いと言われています。しかし、証拠のない状態では言い逃れをされる可能性が高いので、追求は避けるべきです。また、妻に浮気がバレたと判れば男性は証拠隠滅を図るでしょう。
そのような事態になると、浮気の責任を追求することが困難になってしまいます。異性問題の解決には、浮気の証拠が欠かせません。まずは確実な証拠を掴むことが先決というわけです。したがって、夫の浮気に気づいても、証拠が見つかるまでは平静を装って夫を観察しましょう。
浮気の証拠を探す
浮気の被害にあった場合、離婚や慰謝料請求するには相手の自白もしくは浮気の証拠が必要となります。そのため、浮気が発覚したら、まずは証拠を探すことから始めましょう。しかし、浮気の証拠を集めると言っても、素人にはなかなか難しいものですよね。自宅で簡単にできる証拠探しと言えば、レシートのチェックやクレジットカードの明細確認です。どちらも利用した日付や時間、また店名などが記載されているので、利用目的が推測できます。例えば、記念日レストランの利用明細なら浮気相手とのデートで使った可能性が高いですよね。
また、一見浮気とは関連のなさそうなコンビニのレシートなども実は侮れません。店名から場所を調べるとラブホテルの隣にある店舗だったなんてケースも珍しくないのです。このように、支払い明細から密会の行われた日付が判明することは多いので、怪しいと感じたら写真に撮って記録しておきましょう。
浮気相手を特定する
浮気の責任は、夫だけでなく浮気相手の女性にもあるため、慰謝料は夫と浮気相手のどちらにも請求することができます。しかし、夫の浮気相手がどんな人物なのか、何も分からない状態では相手女性への慰謝料請求はできませんよね。そのため、浮気が発覚した時は、証拠集めと同時に浮気相手を探ることも大切です。
もしも相手の女性が既婚者だった場合には、相手の配偶者から慰謝料を請求される可能性もあります。異性問題は相手によって、思わぬ方向へ進む恐れもあるため、早い段階で浮気相手の人物を特定した方が良いでしょう。
夫婦仲が良好であった証拠を残しておく
浮気を原因として慰謝料を請求する場合、基本的には浮気の証拠があれば慰謝料請求は認められています。しかし、浮気の事実があっても、夫婦の状況によっては慰謝料請求が無効となる場合もあるのです。具体的には、夫婦の関係性が既に破綻しているケースでは、浮気があっても慰謝料請求の対象にならない可能性があります。
例えば、長年にわたって別居をしていた場合や、同居していても夫婦の会話が全くなかった場合などは関係が破綻していると判断されるのです。そのような事態を防ぐためには、夫婦の関係性が良好であったことをアピールできるように証拠を残しておくと良いでしょう。
財産を把握しておく
離婚をするのであれば、婚姻生活中に夫婦で築いた財産は分配することになります。これを「財産分与」と言うわけですが、離婚を急いでしまうと本来貰えるはずの財産を貰わずに別れてしまうことも多いです。そのような事態に陥らないよう、離婚前は財産について取り決めをしておくのが良いでしょう。また、話し合いで揉めることのないように、夫婦の財産の内訳は事前に把握しておくことをおすすめします。
離婚後の生活設計を立てておく
離婚後は、路頭に迷うことのないように、離婚前から生活設計を立てておくことが大切です。
特に夫婦の間に子供がいる場合は、養育費や教育費など何かと出費が絶えません。安定した生活を送るためには、仕事の確保、住居の確保は欠かさずに行いましょう。そして子供の親権を取った場合は、自治体からの補助なども利用できないか確認しておくと便利です。
浮気にまつわる豆知識
浮気を理由に離婚を決断しても、問題がすぐに解決するわけではありません。離婚の前には、浮気の証拠集めや、浮気相手の人物特定など様々な段取りをこなさなくてはならないのです。そこで、離婚をする・しないに関わらず、知っていると便利な浮気問題の豆知識についてご紹介します。問題を解決するためには、重要なポイントが幾つかありますので確認してみましょう。
法的に有効な浮気の証拠とは?
夫の浮気を理由として慰謝料や離婚の請求をする場合、事実を明らかにする証拠が必要となります。ここで気をつけたいのが、法的に有効な証拠を確保することです。一般論とは異なり、浮気の法的な定義は、既婚者が配偶者以外の異性と自由に肉体関係を持つことと決められています。そのため、法的な手続きに則って夫の浮気を証明するには、相手女性との間に肉体関係があることを示さなければならないのです。
具体的には、ラブホテルや相手の自宅などに2人が同時に入る/出る写真などは浮気の証拠として有効だと考えられます。また、夫と浮気相手が2人でベッドに横たわる写真なども、性行為があると判断できるので有効性が高いでしょう。それに反して、夫と浮気相手のLINEで「好き」や「愛してる」などの言葉を囁き合っていても、それだけでは肉体関係があるとは言い切れないので証拠としての有効性は低くなります。また、2人が服を着た状態で抱き合っていたり、キスしたりしている写真なども、肉体関係があるとは判断されにくいです。
慰謝料の相場とは?
夫が浮気をした場合、基本的な慰謝料の相場は50万から300万とあまり多くはありません。また、慰謝料額は、夫婦が離婚した場合と夫婦関係を継続する場合で、大きく差が生じます。離婚の場合は高くなる傾向にあり、夫婦関係継続の場合は、低くなる傾向にあります。
さらに、浮気相手と肉体関係にあった期間の長さや、夫婦の婚姻期間なども慰謝料額の増減に作用するようです。
浮気相手との示談で解決
浮気問題を解決する方法として、離婚をせずに浮気相手の女性と縁を切るのも得策です。
相手が浮気を認め、不倫関係を解消すれば、異性問題は解決したと考えて再び夫婦の関係性を良好にしましょう。
証拠が見つからない時の対処法
一般的に、夫の浮気問題を解決する方法は、相手女性との関係を解消させるか、離婚をするかのどちらかになるでしょう。どちらを選ぶかは人それぞれですが、いずれの選択肢にも解決のためには「浮気の証拠」が欠かせません。しかし、法的に有効な証拠を掴むとなると、素人の浮気調査では難しいとことでしょう。そこで、もしも証拠が掴めず困った時の対処法として便利なのが「探偵事務所」への調査依頼です。
探偵事務所は、依頼主からの情報をもとに、ターゲットの行動を探りつつ証拠を確保します。その際、状況に応じて尾行や張り込み、また聞き込みなどを駆使するため、ターゲットに起きた事実を明らかにすることができるのです。そのような調査を素人が真似することはできませんよね。したがって、証拠の確保に困った場合は、潔く調査の専門家の力を借りましょう。
実績豊富な探偵事務所なら、浮気調査の経験も多いため依頼主の不安に対して的確なアドバイスが期待できます。浮気問題における精神的なストレスを少しでも軽減するため、時には専門家の力を頼ることも大切です。
法的な手続きは弁護士にお任せ
慰謝料問題や離婚請求などは、難しい法手続きが必要になるケースも多いです。夫の浮気問題に悩まされている間は、手続きや浮気相手との慰謝料交渉などが負担に感じてしまうでしょう。また、浮気被害にあった側が、できるだけ有利な状態で交渉を進めるには法的な専門知識も必要とします。浮気被害という精神的なストレスを抱えた状態で、それらの作業をこなすには相当な時間や労力を要するでしょう。したがって、慰謝料や離婚の請求問題で悩んでいる場合は、躊躇わずに弁護士へ相談してみましょう。
まとめ
信頼していたパートナーの浮気が発覚したら、失望して結論を急いでしまう女性は少なくありません。しかし、夫婦の間に起きた異性問題を解決するのであれば、浮気が起きてしまった原因を突き止めることも大切です。相手の話も聞かずに離婚を決めてしまうのは、早急すぎて後悔の元となる可能性もあります。また、離婚をする場合には、浮気被害にあった側が不利な立場とならないよう事前の準備を整える必要があるでしょう。いずれにしても、自らの決断を後悔しないためには、状況をしっかりと把握し、冷静に考えることが賢明だと言えます。証拠集めに困ったら、当サイトの探偵社紹介サービスをご活用ください。