既婚男性の浮気率と、浮気をする心理とは
既婚者の浮気が増加傾向にある現在では、どんなに夫婦仲の良い家庭でも異性問題のトラブルが起きないとは言い切れません。ところが、既婚女性のなかには、夫の浮気に対して警戒心を持たない人もいるようです。恐らく、夫婦の絆に絶対的な自信を持っているからなのでしょう。しかし、相手の気持ちを測る術がない以上は、夫が同じように夫婦の絆を信じているかどうかは分からないのです。世の中には同時に2人の人間を愛せる人もいますし、愛とは別に性欲だけで浮気をする人もいます。そのため、たとえ夫婦仲が円満な場合でも、多少の用心は必要です。
とは言え、常に夫の浮気を疑いながら生活するのでは気苦労が絶えません。そこで今回は、既婚男性が浮気をしたくなる心理や、浮気率について調べてみました。浮気をする男性心理を学べば、夫の浮気も防げるかもしれませんよね。また、万が一浮気問題が起きてしまった場合の対処法も併せてご紹介します。
既婚者の浮気率とは?
日本には、「浮気は男の甲斐性」などのように、不倫を正当化する格言がいくつかあります。最近だと「不倫は文化」あたりでしょうか? 浮気は文化的な活動だから、悪気はないと弁解しているわけですよね。つまり「皆やってる事なんだから、やって当然だ」と言うことです。これは既婚女性にとっては、許し難い発言に違いありません。とは言え、実際に家庭を持つ既婚者のなかには、パートナー以外の異性と関係を持つ人が少なくないのです。そこで、ここでは既婚者の浮気率について、男女別にご紹介します。
既婚男性の浮気率とは?
とある企業が行った、独身女性を対象にしたアンケートでは、結婚相手に求める条件の第一が誠実さ、次いで経済力となったそうです。確かに、一生を共にする相手には、常に誠実でいてもらいたいものですよね。これは既婚未婚に関わらず女性の総意ではないでしょうか? しかし、その女性の願いとは裏腹に、家庭を持っても浮気をする既婚男性はたくさんいます。それを裏付けるかのように、世の中にはパパ活サイトや既婚者合コンアプリが溢れかえっているのです。
実際に、某避妊具メーカーが既婚男性に行った調査では、浮気率が30%と残念な結果になりました。つまり、誠実さのカケラもない既婚男性が、3割程度もいると言うことですよね。これでは、独身女性も結婚生活に不安を覚えるし、既婚女性だって安心していられません。万が一の夫の浮気に備えて対策しておく必要がありそうです。ちなみに、この日本人男性の浮気率は、世界的にみると若干少ないそうで、ヨーロッパの既婚男性は40%以上が浮気をしていると言われています。
既婚女性の浮気率とは?
既婚男性の浮気率が30%と聞いて、男性に対して不信感を抱いてしまう人もいるでしょう。しかし、愛する家族がいながらも他の異性と浮気をしてしまうのは男性だけではありません。実は、既婚者に行った浮気に関する調査は、男性と同じように女性にも行われています。その結果、女性の浮気率は15%程度ということが分かりました。男性と比べると少ない割合ではありますが、既婚女性のなかにも、浮気をしている人はいるのです。その背景には、女性の社会進出があるようで、経済的に自立した女性が増えた分だけ浮気率も上がったのではないかと考えられています。さらに、スマホとSNSの普及によって異性と知り合う機会が増えたことも浮気の可能性を高めた原因だと言えるでしょう。
そうはいっても、女性の浮気は男性のように性的欲求を満たすことが目的というケースは少ないようです。女性の場合は、精神的な寂しさを埋めるために浮気に走る人が多く、その分、浮気相手に依存してしまう可能性も高いと考えられます。その結果、浮気ではなく本気になってしまう人も多いと言われていますから、既婚女性は甘い罠に気をつけなければならないでしょう。
浮気をする男性心理
既婚男性の浮気率を見ると、どうやら全ての人が浮気をしているわけではなさそうです。女性の社会進出が進んだ現代では、パートナー以外の異性と知り合うチャンスに男女差はないものと考えられます。それを踏まると、女性よりも男性の浮気率の方が高いのは、やはり性的な欲求の差にあると言えるのではないでしょうか? さらには、男性の方が女性よりも家庭に不満を持っている人が多いのだとも考えられそうです。
そこで、ここでは浮気をする既婚男性たちの心理についてお調べしました。すると、意外にも男性が浮気をする心理とは、繊細であることが分かったのです。では、既婚男性の持つ繊細な浮気の心理について確認してみましょう。
家に居場所がない
既婚男性が浮気をする理由の一つは、家庭のなかに自分の居場所が見当たらないと感じることです。これは、家のなかに自分の部屋がないとか、リビングに自分の寛ぐ場所がないと言うことではありません。既婚男性は、1日のうち多くの時間を職場で過ごしているため、家族と過ごす時間が短くなってしまいます。もちろん、仕事をしなければ家族を養うことはできませんので、仕方のない事ではあるでしょう。
しかし、仕事が忙しすぎると家族とのコミュニケーションが疎かになってしまい、結果的に家族の話題についていけない既婚男性が増えているのだそうです。そのため、妻と子供たちが楽しそうに話している姿を見て、疎外感を抱いてしまうのだとか。同じ空間にいるのに、見えない壁が邪魔をして輪の中に入れないと言うことでしょうか。このような心情になった時、既婚男性たちは癒しを求めて他の異性との出会いを求めてしまうのです。
刺激が欲しい
家族に恵まれて過ごす平穏な日々は、文字通り家庭円満で、幸せと呼ぶに相応しい状態だと言えませんか? しかし、その日々が当たり前のものとなってしまうと、退屈で物足りないと感じてしまうこともあるようです。愛する家族との日常は、心に癒しをもたらしても快楽とまでは言えないのでしょう。その結果、刺激を求めて浮気をするという現象は、多くの既婚男性に見られます。家族の信頼を裏切り、他の異性と性行為に及ぶことは、背徳感を覚えるだけでなくスリルや快楽も味わえる刺激的な体験になるでしょう。
つまり、浮気というリスキーな体験が、日常にはないアドレナリンを放出させるわけです。そして、この感覚を一度でも味わってしまうと、忘れることができずに何度も浮気を繰り返すのだとか。まるで麻薬のようですよね。
性欲を満たしたい
既婚男性が浮気をする最大の理由と言えば、性的欲求を満たすことに他なりません。セックスレスの夫婦の場合は、とくに性欲の解消を目的として浮気に走るケースが多いです。それ以外でも、夫婦の性生活に不満があって他の異性と浮気をする人もいます。たとえば、性の独特な嗜好を持っていても、妻にそのことを言えず、満たされない欲求を解消するために浮気をするのは珍しいことではありません。
夫婦の性生活がマンネリ化していることに不満を覚えて浮気に走る男性もいます。基本的に、男性は女性よりも性欲に対して忠実です。本能的に性欲を満たしたいと考える生き物ですから、性的不満を抱えてしまうと浮気の原因になってしまうのでしょう。
承認欲求を満たしたい
家庭がありながらも浮気をする既婚男性の心理として、承認欲求を満たすために他の異性に走ることもあります。他者から頼られることで、自分自身の価値を確認するのでしょう。このケースは、家族とのコミュニケーションが不足している既婚男性に多く見られます。家庭内での自分の存在価値がわからず、自尊心が低下してしまい、それを補うために浮気をするのです。そのほかに、他の男性と競うために浮気をするケースもあります。男性にはもともと強い競争心が備わっているので、他人と比較して自分がどれだけ魅力的かを確認するために妻以外の彼女を作ろうと考える人もいるのです。
仕事が上手くいかないときに、自尊心を高めようと浮気をするケースもあります。つまり、男性は常に自尊心が満たされていないと生きていけない生き物なのです。
現実逃避したい
既婚男性は、家族や職場に対して責任を果たすというプレッシャーを背負って日々生活しています。その苦労は計り知れないものがあります。そのため、時には全てを忘れて現実逃避をする時間が欲しくなるようです。しかし、忙しい既婚男性には、そんな時間はありません。その代わりに、他の異性との浮気で現実逃避をする人もいます。浮気相手と過ごす間は、日常生活を忘れて羽根を伸ばせると言うわけです。確かに、一時的な関係なら、責任を負う必要もないので気軽な恋人関係を楽しめますよね。つまり、プレッシャーにさらされた日々のなかでは、浮気がエスケープになるのです。
寂しさを紛らわしたい
家庭を持つ既婚男性のなかには、家族があるのに孤独を抱えてしまう人もいます。その理由は、コミュニケーション不足や、家族の自分に対する関心の薄さなどがありますが、その寂しさを解消するために浮気に走る人も多いです。家族では得られない安心感を他の異性に求めることで、心の隙間を埋めるのでしょう。
昨今では、共働き世帯が増えて夫婦で会話をする時間もとれないと言う家庭も多いです。しかし、忙しさのあまり相手を思いやる気持ちが不足してしまうと、夫婦の絆は徐々に脆くなります。気づいた時には、相手の愛情が冷めていた、なんてことも珍しいことではありません。そのため、どんなに忙しくても夫婦のコミュニケーションを欠かさないのが浮気を防ぐ鍵だと言えそうです。
浮気相手との出会いのきっかけは?
独身の頃なら、彼女や彼氏がいても常に新しい異性と出会うチャンスはたくさんありましたよね。しかし、既婚者になると、独身の頃よりは圧倒的に出会いが少なくなっているはずです。にも関わらず、既婚男性の浮気は増え続けているのですから驚きますよね。いっそ、新たな出会いさえなければ、浮気も起きないのに、と思ってしまいませんか?
そこで、浮気をする既婚男性が浮気相手と出会ったきっかけについて調べてみました。日々仕事で忙しいはずの男性陣は、一体どこで浮気相手と知り合っているのでしょうか。 確認してみましょう。
職場
既婚男性が浮気相手と知り合うきっかけとして最も多いのが職場での出会いでした。1日の大半を職場で過ごす既婚男性にとって、仕事仲間は家族に次いで多くの時間を共に過ごす相手です。そのぶん、お互いを知る機会も多く、理解度の高い関係を築いていけるのでしょう。さらに、仕事に励む真摯な姿は女性の目に頼もしく映るため、普段の姿よりも魅力的に見えるという効果があるようです。とくに、同じ部署や、チームで仕事をしている関係性では、共通の目的を持って働いているため連帯感が生まれて恋人関係に発展しやすいと考えられます。
職場での出会いが浮気につながりやすいのは、職場関連の飲み会で親近感が増すことも理由の1つです。ここで、社内不倫をしている既婚男性のリアルな声をご紹介します。
“チームの慰労会があり、同じ業務にあたっていた既婚の同僚女性と家族の話で意気投合しました。彼女のお子さんも、僕の息子と同じ習い事をしていたんです。飲み会が終わったあと、話し足りない彼女から近くのバーで軽く1杯だけ飲まないかと提案されて……1杯のつもりが、気づけば終電がなくなっていました。その後はお察しのとおり、勢いのままに2人でホテルへ向かいましたよ。それが僕の浮気初体験ですが、2人の関係は彼女の退職を境に解消しました。(40代既婚男性Aさん)”
アプリ
職場内不倫の次に多いのが、マッチングアプリで出会ったケースです。そもそも、昨今の既婚男性の浮気率を上げているのは、このアプリが原因だと考えられています。現在では男女の出会いを目的としたアプリは数えきれないほどありますが、なかには、既婚者専用のものもあるようです。そのため、アプリを使えば簡単に異性と知り合うことができてしまいます。相手も同じ目的でアプリを利用しているので、恋人関係に発展するのは当然のことでしょう。また、アプリを通じて出会う男女は、性行為へのハードルが低いことも浮気を加速させる要因の1つです。
さらに、互いに素性を明かす必要もないので、気軽に不倫関係を楽しめてしまいます。なかには、既婚者であることを明かさずに、恋人募集をする既婚男性も多いのだとか。面倒なことは伏せた状態で異性と知り合えるので、既婚男性には好都合と言うわけです。それでは、アプリで不倫を楽しむ男性の話をご紹介します。
“友達がアプリで可愛い彼女と知り合った話を聞き、興味を抱きました。妻に不満はなかったですが、アプリで出会うという体験が面白そうで興味が湧いたんです。軽い気持ちで使ってみると、すぐに1人の女性とマッチングしました。しかも、送られた写真を見たら案外綺麗な女性で……ダマされたつもりで彼女とLINEの交換をしたんです。しばらくやり取りしているうちに、会ったこともない彼女のことが好きになってしまいました。そのせいか、実際に会った彼女は写真と少々違ったけど、やっと会えた嬉しさから一気に盛り上がってホテルへ直行です。ただ、半年ほど付き合ったところで彼女からの連絡が途絶えてしまいましたね……(30代既婚男性Bさん)”
学生時代の友達
学生時代の友達とは、当時築いた信頼関係が基盤にあるので幾つになっても親近感は失われません。そのため、同窓会などで久しぶりに再会しても、直ぐに当時の記憶が蘇り、意気投合する男女は多いです。この同窓会での再会をキッカケに浮気に走る既婚男性は多いと言われています。新たな異性と出会って浮気をするよりも、既に信頼関係のある相手ならリスクも少ないと言うわけです。
学生時代を共に過ごした間柄ですから、互いの人間性を理解しているという安心感があります。そのせいで、性行為への抵抗感も低く、不倫関係に陥るスピードは早いです。では、学生時代の同級生と不倫関係になった男性の話をご紹介します。
“中学の同窓会で20年ぶりにクラスメイト達と再会しました。その中に、当時苗字が同じで皆んなからからかわれていた女の子がいたんです。久しぶりに会った彼女は、当時と変わらない苗字のまま外見だけが洗礼された女性になっていました。ただ、話しかけてみると昔と同じように気取らない雰囲気だったので、当時の話で盛り上がってしまって。そのまま2次会、3次会へと流れて最後は彼女と2人で帰ることになったんです。駅へ向かう道中で、酔っ払っていた彼女があまりに可愛くて、ついキスをしてしまって……彼女とは今も良い関係を築いていますよ。妻にバレるまでは、このままでいいかなって思っています。(30代既婚男性Cさん)“
元カノ
「焼けぼっくいに火がつく」と言う言葉がありますが、既婚男性の浮気でも元カノとよりを戻すケースは多いようです。やはり、一度親密な間柄になった男女は、お互いに安心感を抱くのでしょう。一度は終わった関係なのに、何かのキッカケで再会すると再び親密な仲になってしまうのだとか。とくに、浮気願望のある既婚男性の場合、新たな異性と知り合うよりも、元カノとよりを戻す方が性行為へのハードルが低いと考えるのでしょう。ゼロから相手を口説く手間を考えれば、新鮮さは無くても楽で良いというわけです。それでは、元カノと不倫をする男性の話を聞いてみましょう。
“同じ業界で働く元カノとは、いつ再会してもおかしくない状態でした。だから展覧会で彼女と再会した時、とくに驚くことはなかったです。向こうも同じだったようで、普通にお互いの近況報告をしましたね。しかも、久しぶりに話をしたのに、違和感が一切なくてむしろ親近感が優っていたんです。それで話が盛り上がってしまって、妻には仕事のトラブルがあったと嘘をついて彼女の家に行ってしまいました。すると、付き合っていた当時に僕が買ったソファを、彼女はまだ使っていて驚きましたね。そのソファの座り心地が懐かしくて……つい彼女の肩に手を回してしまいました。彼女とはその後に復縁して一年ほど付き合ってましたが、彼女の結婚が決まったので関係解消したんです。でもまたいつ火がつくか分かりません……(40代既婚男性Dさん)”
SNS
現在ではほとんどの人が何らかのSNSを利用しています。SNSは浮気の温床で既婚男性が浮気相手と知り合うキッカケの一つになっているんです。SNSの特徴は、1人の人と知り合いになれば、次から次へと交流が広がり常に新たな出会いに恵まれる点にあるでしょう。その特徴を利用して、浮気相手を探す既婚男性が増加しているようです。では、実際にSNSで浮気相手と知り合った男性の話をご紹介します。
“最初は趣味のランニング仲間を探したくてSNSのランコミュニティに参加したところ、週末の練習会に誘われました。そこで、ランニングのイベントに初めて参加した女性と知り合ったんです。お互い、コミュニティの新参者ということで親しみが湧きました。また、僕の方は、ランニングに関しては経験があるので、彼女にシューズ選びのアドバイスをしたりしてすぐに意気投合しました。ある時、彼女がシューズを新調すると言うので買い物に付き合ったんです。その帰りに、食事がてらお酒を飲んでいたら、なんとなくそんな雰囲気になってしまって……ホテルに寄ってしまったんですよね。ところが、しばらくしたら妻も同じコミュニティに入会してきたんです!もちろん、彼女とは別れましたよ。妻にバレたらたまったもんじゃありませんから。(30代既婚男性Eさん)”
浮気を見抜く方法とは?
結婚をしても案外新しい異性との出会いはあるものだと言うことがわかりましたね。なかでも、マッチングアプリを活用した出会いは、一度に多くの女性と知り合えるため利用者も多いそうです。さながらファストフードのような手軽さで相手を探せるのですから、既婚者の浮気が増加するのも無理はないのかもしれません。もはや、いつ自分のパートナーが浮気をするか分からないと言った状況でしょうか。
浮気は早期に気づけば、不倫関係解消も難しくないと言われています。したがって、家庭を守るためには、パートナーの浮気にいち早く気づくことが大切です。ここでは、浮気を見抜くためのポイントについて解説します。
スマホの扱いが変わる
既婚男性が浮気をすると真っ先に訪れる変化がスマホの扱い方です。付き合いたての浮気相手とは、四六時中連絡を取り合うので常にスマホを持ち歩くようになります。また、その内容を家族に見られないよう警戒して、スマホを手放さなくなるのです。したがって、夫がスマホを肌身離さず持ち歩くようになったら、浮気をしている可能性が高いと言えるでしょう。
残業や休日出勤が増える
1日のうち、多くの時間を仕事に費やす既婚男性にとって、浮気相手と会う時間を作るのは簡単なことではありません。家族には本当のことを言えないのですから、密会の時は嘘をつくしかありません。そのため浮気をする既婚男性の多くは、残業や休日出勤と偽って浮気相手と会っているのだとか。もしも、夫の予定が急に忙しくなり、残業や休日出勤で家を開ける機会が増えたら浮気を疑った方が良さそうです。
外見に変化が現れる
浮気をする既婚男性は、女性の視線を意識するため外見を整えると言われています。そのため、夫が急にダイエットや筋トレを始めたり、服装に拘る様子があれば、浮気をしている可能性が高いと言えるでしょう。
お金使いが荒くなる
既婚男性が浮気をするとき、浮気相手とのデート代は男性が払うケースが多いです。具体的には、食事代やホテル代など2人分となれば相応の金額を払うことになります。そのため、夫のお金遣いが荒くなったと感じた時は浮気を疑った方が良いでしょう。
女性の好む話題に詳しい
浮気をする既婚男性は、浮気相手の影響を受けることから女性向けの情報通になると言われています。たとえば、夜景の綺麗なレストランの情報や、写真映えスポットなど、通常は既婚男性が関心を示さない類の話題に詳しくなるそうです。したがって、夫の口から映え情報が飛び出し始めたら、浮気をしている可能性が高いと言えるでしょう。
性行為の回数が減った
一般的に、妻以外の異性と性行為を楽しむ余裕がある男性は、夫婦の性生活をおざなりにしがちです。そのため、夫が夫婦の性生活に対して消極的になり始めたら、浮気を疑った方が良いでしょう。
浮気が発覚したときの対処法とは
もしもパートナーの振る舞いに怪しげな点があり、浮気を見抜いてしまったら、慌てずに落ち着いて行動しましょう。既婚女性のなかには、パートナーの浮気が発覚すると同時に相手を問い詰めてしまう人も珍しくありません。しかし、証拠のない状態で相手を問い詰めるのは、却って事実が分からなくなる可能性があり危険です。浮気問題を解決するには、証拠が必要です。そのため、まずは証拠探しから始めるのがベストです。それでは、浮気を見抜いた時の対処法について確認してみましょう。
相手を問い詰めない
浮気に気づいた時は、誰でも感情的になってしまうため本人に事実を確認したくなるものです。しかし、明らかな証拠がない状態で問い詰めても、素直に事実を認めることはないでしょう。そして、妻が浮気に気づいていると分かれば、証拠隠滅を急ぐはずです。そのような状況になると、確証を得るのが難しくなります。したがって、浮気が発覚したときは、冷静になり夫の様子を観察することから初めてください。
証拠を探す
浮気問題を解決するには、当事者である2人に事実を認めさせることが肝心です。そのために必要なのが浮気の証拠となります。浮気の証拠を探すと聞いて、夫と浮気相手のLINEを連想する人も多いでしょう。しかし、LINEのやり取りが浮気の証拠になる確率はそう高くありません。なぜなら、浮気の法的な定義は、配偶者以外の異性と自由に肉体関係を持つこと(不貞行為)と定められているからです。
つまり、浮気の証拠とは、2人の肉体関係を明らかにするものに他なりません。したがって、LINEで「愛してる」などと伝えあっていても肉体関係にあるとまでは言えないのです。では、法的に浮気と認められる証拠とはどのようなものでしょうか? 2人がラブホテルに出入りする画像や動画などが理想的です。
慰謝料請求を考える
浮気被害にあった場合、当事者である夫と浮気相手に対して慰謝料請求をする権利があります。慰謝料は、浮気によって傷つけられた被害者への損害賠償金です。そのため、謝罪だけで良いと思っても、問題解決の区切りとして慰謝料請求をおすすめします。ただし、夫婦関係を継続する場合には、浮気相手の女性にのみ請求をするのが一般的です。
相手も既婚者だった場合には、夫も慰謝料を請求させる可能性が高く結果的に相殺されることとなります。既婚者同士の不倫では、お互いに慰謝料を請求しないことも多いようです。
今後の夫婦生活について考える
浮気が発覚したあとは、その後の夫婦関係について自分の意向をまとめておきましょう。浮気問題の解決策は、不倫関係の解消と夫婦関係の継続か、離婚かのいずれかになるでしょう。どちらにするかで対応が異なるため、夫と話し合うまえにまずは、考えをまとめておくことが大切です。
証拠の確保は専門家にまかせる
浮気問題の解決に欠かせない「浮気の証拠」ですが、当事者の肉体関係を示す画像となると、1人で確保するのは難しいでしょう。もしも証拠の確保に困ったときは、浮気の事実確認を行う意味も含めて探偵事務所や興信所などの専門家に依頼するのがおすすめです。探偵事務所の調査なら、ターゲットを尾行しながら1日の行動を探るため、浮気の事実を明らかにすることができるはずです。調査員は専門的なスキルを持っているので、安心して調査を依頼することができます。
事実を知るために、夫の行動を探るという行為を自分で行うのは精神的なダメージが大きいです。しかし、専門家に調査を依頼すれば、そのようなリスクを避けたうえで、証拠の確保もできるのです。したがって、証拠の確保に困ったときは、迷わずに探偵事務所に相談してみましょう。当サイトでも実績豊富な探偵社を紹介していますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
既婚男性の浮気率は3割と言われる現在ですが、マッチングアプリやSNSの普及がさらに進めば、浮気率も上昇するのではないでしょうか。たとえ、パートナーとの関係が良好でも、今後も永遠にその関係が維持できるとは限りません。ある日ふと気づいたら、パートナーがスマホばかり見ていたなんて事にならないよう、用心は必要です。もしもパートナーに怪しげな振る舞いがあれば、浮気のサインが出ていないかチェックしましょう。そして、浮気を見抜いた時は、慌てずに行動することをお忘れなく。また、証拠の確保に困ったときは、1人で悩まずに専門家に相談しましょう。